92kmもあった“暫定2車線”どこまで解消? 3県をまたぐ「圏央道の4車線化」で“工事が遅れている”2区間とは
- 乗りものニュース |

「坂東IC~つくば西SIC」間などで工事に遅れ
関東地方整備局とNEXCO東日本は2026年1月16日、圏央道「久喜白岡JCT~大栄JCT」間で進めている4車線化事業について会議を開き、工事の進捗状況などを共有しました。事業は2026年度内での全区間の工事完了・開通を見込んでいますが、一部区間で工事が遅れていることが明らかになりました。
湧水が発生した圏央道「坂東IC~つくば西SIC」間(画像:関東地方整備局)
本事業は、圏央道の埼玉・茨城・千葉エリアを走る、総延長92.2kmを4車線化するものです。2026年2月27日には新たな4車線区間として、つくば中央IC~つくばJCT(4.3km)が開通を迎える見込みです。
また、残る区間の五霞IC~境古河IC(6.9km)、坂東IC~つくば中央IC(19.4km)、牛久阿見IC~阿見東IC(5.9km)、稲敷IC~大栄JCT(20.3km)でも、2026年度内の4車線化を目指して、工事が進められています。
ところが、このうち坂東IC~つくば西SIC間の15.9kmの工区において、路面の掘削面から湧水が発生。また、茨城県内では本事業を含めて、大規模な建設工事が集中していることから、資機材の調達が難しくなっていると公表されました。
加えて稲敷IC~稲敷東ICの6.0kmでは、2023年6月に発生した台風2号による豪雨災害を受け、橋梁の仮設工事の一部工程を見直しました。このため、工事の進捗に遅れが出ている状況です。
関東地方整備局は、上記の2区間について「新たな課題等が工程に及ぼす影響を確認しながら工事を進めていく」と発表しており、状況によっては当初予定の2026年度内から、4車線化が後ろ倒しとなる可能性があります。なお、それ以外の区間については、予定通り2026年内の開通を目指すとしています。
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