「日本最北の実用空港」に“革命的な除雪車両”が君臨 幹部も「大きな一歩」…何があった? 実用化なら未来変わる
- 乗りものニュース |

定期便が就航する空港のなかで”日本最北”に位置する北海道の稚内空港。ここに「国内初」となる先進的な実証実験が始まっています。それは「自動運転による空港除雪車」をテストするというものです。
「よちよち歩きだけど、大きな一歩」
定期便が就航する空港のなかで日本最北に位置する北海道・稚内空港。その立地ゆえに、毎冬“豪雪との戦い”が繰り広げられます。一方で現代社会では、深刻な「人手不足」が大きな課題となっています。そうしたなか、同空港では2025年11月から「国内初」となる先進的な実証実験が始まりました。それは、自動運転による空港除雪車のテストです。
稚内空港「除雪車両の自動化実証実験」の様子(乗りものニュース編集部撮影)。
この実証実験は、稚内空港のほか新千歳や旭川など7つの道内空港を運営する北海道エアポート、NTTドコモビジネス、パーソルAVCテクノロジーなど6社が共同で展開するものです。空港除雪車両の走行自動化の実証、遠隔監視システムおよび通信環境の構築・検証、運用体制の検討などが行われ、実験車両は既存の除雪車を改造して新機能を追加する「レトロフィット方式」で開発されています。
自動運転化が実用化されれば、働き手不足の解消による安定した空港運営に加え、視界が悪い状況でも速度を落とさず除雪できるため、旅客機の定時性向上にもつながり、乗客にも恩恵があります。今回の実証では、直線走行やUターンによる転回、さらに地面から突出していることが多い航空灯火を避ける「スラローム走行」などもテスト項目に含まれました。
この高精度走行を支えるのが、誤差2~3cmの衛星測位装置「GNSS」です。車両はあらかじめ設定された経路データに沿って自らの位置を把握し、正確な自動走行を実現します。
北海道エアポートによると、まずは資格を持つものの、技術がまだ精錬していない「非熟練者」によるワンマン運転化を目指し、将来的には2030年以降、完全無人運転と遠隔監視・操作による除雪システムを道内の降雪空港へ展開する計画としています。北海道エアポートの友定聖二常務は「よちよち歩きですが、大きな一歩です」と話しています。
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