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中古ミニバン“型落ち”でもいいよね!? 一世代前の“ミニバン御三家”お買い得モデルはどれ? ノアヴォク/セレナ/ステップワゴン徹底比較

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  • 乗りものニュース
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3列シートミニバンの人気"御三家"といえるトヨタ「ノア」「ヴォクシー」、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」。先代モデルを中古で買う場合、一番"お買い得"なのはどのモデルなのでしょうか。

値ごろな“先代モデル”で選ぶ「人気ミニバン御三家」

 3列シートを備えるミニバンのなかでも人気“御三家”といえるのが、トヨタ「ノア」と「ヴォクシー」、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」です。

Large figure1 gallery12先代トヨタ「ノア」のフロント周り(画像:トヨタ)

 最新モデルはいずれも2021年以降のもので、中古価格も高めです。では、先代モデルで考えると、“お買い得”と呼べるものはあるのでしょうか(データは2025年7月上旬現在)。

先代トヨタ「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」(2014~2021年)

 先代となる3代目トヨタノア/ヴォクシーは2014年1月にフルモデルチェンジして登場しました。エクステリアは2代目までのイメージを一新。ファミリー層向けのノアと、よりスポーティな装いのヴォクシーという棲み分けは残しつつ、“ハコっぽさ”を強調したスクエアなフォルムに変貌しました。

また、ボディ骨格もダッシュパネルより後方を新設計。2代目に比べて室内高を60mm高くした一方、全高は25mm低くなり、低重心化にも寄与しました。さらに、3代目からは2リッターのガソリンモデルに加え、1.8リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデルも登場。燃費が大幅に向上しました。

 さらに2014年10月、2車に遅れる形で3つめのバリエーションの「エスクァイア」も登場。ノア/ヴォクシーよりも高い価格帯のグレードを展開し、高級感を売りにしていました。

 発売後の主なモデル改良は、ノア/ヴォクシー/エスクァイアとも足並みをそろえて進められました。まず2016年1月に予防安全システムである「トヨタ・セーフティ・センスC」が採用され、ほとんどのグレードに標準装備されました。また、ボディ塗装も小さな擦り傷を自己修復する「セルフリストアリングコート」が全カラーに適用されました。

 2017年にはマイナーチェンジを実施し、内外装のスタイルをリファインしたほか、クルーズコントロールシステムを全車標準装備化しています。2019年にはトヨタ・セーフティ・センスも改良され、昼間の歩行者検知機能が追加となりました。

●先代ノア/ヴォクシー/エスクァイアの中古車事情

 先代ノア・ヴォクシーは2021年まで7年間販売されましたが、中古車情報サイトによると、中古物件はノアが約2000台、ヴォクシーは約4000台、エスクァイアについては約1500台が流通しています。ノア/エスクァイアよりヴォクシーのほうが物件数は多いですが、平均価格はノアとエスクァイアが210万円台、ヴォクシーが220万円台と、相場もヴォクシーのほうが高めです。

 年式ごとの相場ですが、マイナーチェンジが行われた2017年式以降のモデルが高め。最も多い価格帯はおおむね200~300万円台で、全物件数の半分以上を占めています。

それ以前のモデルはいくらか価格帯も低いものの、そのぶん程度がいい物件も減少傾向。2017年以降の後期型に照準を絞って探すのが手堅いようです。

先代日産「セレナ」(2016~2022年)

 5世代目となる先代の日産セレナは2016年にデビューしました。プラットフォームは3代目以来の「Cプラットフォーム」を踏襲していますが、ルーフとロアボディを明確に分断した「フローティングルーフ」スタイルとすることで、よりロー&ワイドさを感じるフォルムに進化。また、フロントマスクは日産のファミリーフェイスである「Vモーショングリル」を基調としたデザインになりました。

Large figure2 gallery13「プロパイロット」初搭載の先代日産「セレナ」(画像:日産)

 実用性もさらに向上し、室内長は先代比で180mm伸びたほか、世界初となる「ハンズフリーオートスライドドア」を採用。さらに、リアゲートはウィンドウ部分のみでも開け閉め可能な「デュアルバックドア」となり、狭い駐車場などでの利便性がアップしました。

 また、先代セレナで最も大きなトピックのひとつだったのが「プロパイロット」の初採用。これは高速道路などでの同一車線において、前を走るクルマとの車間距離の保持やレーンキープを自動で補助する運転操作支援システムで、ドライバーにとっては心強い装備でした。

 もうひとつトピックだったのが、2018年の「セレナe-POWER」追加です。e-POWERは発電専用のエンジンを搭載し、走行はモーターでまかなう「シリーズ方式」のハイブリッドシステムで、モーター駆動特有のリニアな加速感や、走行モードによってはアクセルのみで速度調整が可能なことを売りにしていました。

●先代セレナの中古車事情

 先代セレナの販売期間は2016年~2022年までの6年間。中古車は6000台ほどが流通していますが、大半が2020年以降のモデルとなっています。平均価格は210万円台。特に流通量が多いのは2020年式ですが、先代セレナはその前年、2019年にマイナーチェンジを実施しているほか、2020年8月には一部改良も行っています。

相場はこちらも200~300万円台に集中しています。セレナは標準モデルのほか、エアログレードの「ハイウェイスター」、ドレスアップモデルの「オーテック」、スポーツモデルの「NISMO」などバリエーションも豊富なので、自分の好みに合ったモデルを検討したうえで、物件探しを進めていくのがスムーズでしょう。

先代ホンダ「ステップワゴン」(2015~2022年)

 2015年に登場した先代ステップワゴンは、メインのパワーユニットを従来の2リッターガソリンエンジンから1.5リッターのダウンサイジングターボに変更したほか、タテ方向に2分割して開くことができる「わくわくゲート」が採用されたことが大きなポイントです。

Large figure3 gallery14「わくわくゲート」搭載の先代ホンダ「ステップワゴン」(画像:ホンダ)

グレード体系はこれまで通り、通常モデルとエアログレードの「スパーダ」に大きく分けられますが、このうちスパーダは2017年9月のマイナーチェンジでフロントマスクなどのデザインが大きく変更されています。

 また、このマイナーチェンジの際には2モーターハイブリッドの「スポーツハイブリッド i-MMD」を採用したモデルが追加登場。エンジンで発電してモーターで駆動するモードを基本としつつ、高速域ではエンジン直結となることで、燃費を稼ぐのが目的でした。

●先代ステップワゴンの中古車事情
 2022年にモデルチェンジするまで、7年間生産された先代ステップワゴンですが、中古車物件数は約1600台程度。ノア/ヴォクシー、セレナに比べると少なめで、その多くが2017年のマイナーチェンジ後のスパーダとなっています。平均価格も240万円台と、ほかの2社のモデルより高めです。

 エクステリアは好みが分かれるところですが、外観の印象はマイナーチェンジ後のスパーダ以外、モデルライフ通して比較的変化が少ないといえます。「後期スパーダが絶対いい」というコダワリがなければ選択肢はやや広がりますが、絶対的な流通数が少ないため、物件は根気よく探したほうがよさそうです。

“先代モデルお買い得王”に名乗りを上げた、思わぬ伏兵

 ここまでの内容を整理すると、まずノア/ヴォクシーはヴォクシーのほうが高めの相場で、年式や物件ごとの極端なバラツキが少ない印象でした。続いてセレナは2020年式を中心に、2019年のマイナーチェンジ後モデルの流通が大半。

ステップワゴンも2017年以降の後期型の物件がほとんどですが、流通量はほかの2メーカーのモデルに比べると極端に少なく、相場も若干高めです。

 相場感と流通量のバランスから考えると、ノアまたはセレナの後期モデルの2車が選びやすい傾向にあると考えられます。

 ところで、先代セレナを探す場合には、上記モデル以外の“第4の選択肢”が存在します。それがOEMモデルのスズキ「ランディ(先代)」。相場も最も高い物件(2025年7月現在)で210万円台と、セレナに比べてぐっとお手頃です。

 ただし、マイナーなモデルでもあるため流通数は全国で10数台規模と超希少。またハイウェイスターに相当するモデルがなかったほか、プロパイロットの設定もありませんでした。もしこれらを必須としない条件で探すのであれば、ランディも選択肢のひとつにカウントしてもいいでしょう。

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