楽天カードは外国人も申し込み可能!必要なものや手順、注意点、審査についてを解説
楽天カードは、外国人でも問題なく申し込めるクレジットカードですが、申込手順や審査など不安を感じる人もいるでしょう。この記事では、外国人が楽天カードに申し込む手順や注意点、審査などについて解説します。
- 楽天カードは外国人・留学生でも申し込み可能
- 外国人が楽天カードに申し込むために必要なもの
- 楽天カードにオンラインで申し込む手順
- 楽天カードの申し込みで外国人の名前の入力方法・注意点
- 外国人も楽天カードの審査に通過した実績多数!意識するポイント
- 楽天カードは外国人にもおすすめのクレジットカード!
楽天カードは外国人・留学生でも申し込み可能
公式Webサイト上で確認できる楽天カードの申込条件は、「18歳以上」のみ(高校生不可、ただし5年制一貫高校を除く)です。
また「在留カード」「特別永住者証明書」で本人確認ができるなど、外国人からの申し込みを特に制限していません。在留カードが交付される3か月以上の中長期滞者であれば、外国人でも申し込めます。
楽天カードは外国人におすすめのクレジットカード
楽天カードは、18歳以上かつ在留カードや特別永住者証明書などの必要書類を準備すれば外国人でも簡単に申し込めるだけでなく、実際に外国人利用者が多いことも魅力の一つ。
国内トップクラスのポイント還元率もさることながら、VisaやMasterCardなど、世界中で使える国際ブランドが選べるため、海外での利便性が高い点もポイントです。
外国人が楽天カードに申し込むために必要なもの
外国人が楽天カードに申し込むためには、次の4点を準備しましょう。それぞれについて解説します。
- 日本の住所
- 日本の銀行口座
- 携帯電話番号または固定電話番号
- 身分証明書
1. 日本の住所
楽天カードを申し込めるのは日本在住の人のみのため、日本の住所を取得する必要があります。
新たに来日した場合は、出入国港で交付される在留カード、または後日交付する旨の記載がある旅券を持って、14日以内に市区町村へ届け出て住所を確定させましょう。
すでに日本に住んでいる人の注意点
すでに日本国内に居住している場合でも、在留カードや特別永住者証明書に記載されている住所と現住所が異なる場合は申請が必要です。
楽天カードの申し込み時に住民票の写し、もしくは住民票記載事項証明書が必要になる可能性があるため、住所を申請する際にいずれかの書類も作成しておくとよいでしょう。
2. 日本の銀行口座
楽天カードの支払いは銀行口座振替のため、本人名義の引き落とし口座が必要です。引き落とし口座に指定できるのは日本国内の銀行や信用金庫などの金融機関だけなので、事前に対象金融機関の口座を開設しておきましょう。
新規で口座を開設する場合は、滞在期間が残り3カ月未満だと断られる可能性があるため注意が必要です。楽天カードの引き落とし先に登録できる金融機関の一覧は、公式サイトで確認しましょう。
3. 携帯電話番号または固定電話番号
楽天カードは、申し込みにあたり本人と連絡が取れる本人名義の連絡先が必須です。
万が一、支払いが遅れたときの連絡先としても必要なため、自分名義の携帯電話もしくは固定電話を契約しておきましょう。
4. 身分証明書(本人確認書)
楽天カードの申し込みで使える本人確認書類は、以下のとおりです。
外国人の方でも使える書類は制限されますが、在留カードや特別永住者証明書以外にも使える書類があります。
- 住民票の写し、もしくは住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 運転免許証
- 個人番号カード
- 在留カード
- 健康保険証
- パスポート(日本政府発行)
在留カードや特別永住者証明書が最も確実ですが、準備しやすいものを利用しましょう。
楽天カードにオンラインで申し込む手順
楽天カードの大まかな申し込み手順は以下のとおりで、すべてオンラインで完結します。
- カード入会後の利用目的は買い物を選択
- 自動リボ払いはおすすめしない
- ETCカードの発行
- 必要提出書類を準備
入力項目はすべて事実を登録する必要があるため、項目ごとのポイントや注意点を確認しておきましょう。
1. カード入会後の利用目的は買い物を選択
必要事項にある「カードご入会後のご利用目的」は、「普段のお買い物等に利用」を選択するとよいでしょう。「現金のお借り入れ等に利用」を選択すると審査の難易度が上がると言われているため、選択しないほうが賢明です。
お金を借りたい場合(キャッシング)は、別途カードローンに申し込んだ方が、借入限度額や金利などのメリットが大きいと期待できます。
2. 自動リボ払いはおすすめしない
楽天カードには、1回払いで購入した商品を自動でリボ払いに変更する機能「自動でリボ払い」がありますが、この機能は申し込まない(設定しない)方がよいでしょう。
リボ払いは「支払いを分割して少しずつ支払う方法」で、高額な商品を毎月少ない負担で購入できるのがメリットです。一方で、金利や手数料がかかるために総額が多くなってしまう他、審査基準も高くなるなどのデメリットもあります。
3. ETCカードの発行
楽天カードの申し込みに併せて、ETCカードの同時発行も申し込めます。高速道路をよく利用する場合は便利ですが、年会費が550円かかるため必要に応じて判断してください。自動車を持っていない、乗らないようであれば必要ないでしょう。
楽天ETCカードの年会費は、ゴールドランク以上のカードを持つか、楽天ポイントクラブ会員ランクがプラチナ以上で無料になります。ETCカードはいつでも追加で申し込めるので、カードの利用頻度や金額に応じて検討するとよいでしょう。
4. 必要提出書類を準備
楽天カードの申し込みでは、先述したとおり本人確認書類が必要です。在留カード、住民票、運転免許証などの書類を用意しておきましょう。
また、必要に応じて補足書類の提出を求められる場合もあります。公共料金の領収書、納税証明書、源泉徴収票や給与明細なども手元に用意しておくのがおすすめです。住民票や納税証明書などの書類は市区町村役所で発行してもらえます。
楽天カードの申し込みで外国人の名前の入力方法・注意点
楽天カードの申し込みでは「漢字」「ひらがな」「ローマ字」の3通りで姓名を入力します。外国人の方は入力方法が特殊なので、注意しましょう。例えばパスポートの名前が「John Fitzgerald Kennedy」の場合は、以下のように入力します。
文字数が多く入力できない場合は、一部をイニシャルにするなどして対応しましょう。
ミドルネームがある人の対応
楽天カードの申し込みフォームには、ミドルネームを入力する場所がありません。姓名の「名」欄にファーストネーム、ミドルネームの順で入力し、文字数が足りない場合などはイニシャル表記や省略をしましょう。
不安な方は、具体的な対処方法を楽天カードに問い合わせしてください。
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電話番号:0570-66-6910(有料)
※つながらない場合は 092-303-7188 または 092-474-6287(いずれも有料) -
営業時間:9:30~17:30
外国人も楽天カードの審査に通過した実績多数!意識するポイント
楽天カードは外国人利用者も多くいますが、誰でも無条件に契約できるわけではありません。
審査がある以上は否決されることもあるため、審査を通過する可能性を上げるポイントを覚えることも大切です。ここでは3つのポイントを紹介します。
- 安定した収入がある
- 日本の在留期間が長い
- いくつものクレジットカードに申し込まない
1. 安定した収入がある
一般的なクレジットカードの審査では、返済能力が評価されます。収入が多く返済に充てる余力が多い人はもちろんですが、収入が少なくても、毎月安定していることも高評価につながりやすい要因です。
在籍期間が長い、アルバイトなどで副収入があるなど収入の安定性を上げる要因は評価アップにつながるため、忘れずに申告しましょう。
2. 日本の在留期間が長い
日本にいる期間(すでに住んでいた期間、今後いるであろう期間)が長いほど、楽天カードの審査で有利になる可能性が高まります。仮にすぐ帰国する可能性があったとしても、在留期間の残りが長いほうが有利です。
特に残りの在留期間が1年未満、交換留学生や短期留学生など、短期滞在の可能性が高い人は審査で不利になりやすいため注意が必要です。楽天カードに申し込むなら、なるべく早い時期に検討するとよいでしょう。
3. いくつものクレジットカードに申し込まない
楽天カードに限らず、クレジットカードの審査では、信用情報機関で申込者に関する過去の利用状況や「申込履歴(情報を照会した履歴)」などが調べられます。
申込履歴は半年間ほど履歴が残るため、短期間に何度も申し込んでいると、カード会社は不審に思い、ネガティブなイメージを持たれる原因に。仮に審査に落ちた場合、再度申し込むまでに半年間は空けた方がよいでしょう。
楽天カードは外国人にもおすすめのクレジットカード!
楽天カードは、国内でもトップクラスの利用者数を誇るクレジットカードです。その理由は関連サービス利用を含めた高いポイント還元率はもちろん、審査のハードルが比較的低いことも挙げられます。
楽天カードは外国人でも審査に通過した実績が多いため、クレジットカードを作るときの強い味方になるでしょう。この記事を参考に、少しでも可能性を高めながら申し込んでください。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。