ANA VISAワイドカード3つのメリット|他のANAカードとの違いを解説!
ANA VISAワイドカードについて気になっていますね?この記事では、ANA VISAワイドカードのメリットや他のANAカードの違いを解説していきます。年会費を抑えたいけど、ANAマイルもしっかり貯めたい人は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
- ANA VISAワイドカードは年会費とフライトマイルを両立したい人にオススメ
- ANA VISAワイドカードの3つのメリット
- ANA JCBワイドカードとの違いは2つのみ
- ANA VISAワイドカードと比較するオススメANAカード3選
- ANA VISAワイドカードの申し込み方法
- ANA VISAワイドカードで年会費を抑えつつマイルを沢山貯めよう
ANA VISAワイドカードは年会費とフライトマイルを両立したい人にオススメ
ANA VISAワイドカードは、年会費を抑えつつマイルをお得に貯めたい人におすすめのANAカードです。年会費が7,975円(税込)と少し高めですが、その分ボーナスマイルは25%アップ。
ANAカードは全て年会費が発生します。しかし、年会費とボーナスマイルの割合を見比べると、以下のようにANA VISAワイドカードのコストパフォーマンスが良いことが分かります。
ANAマイルは、ANA航空券の予約で最も多く貯まり、その際に重要なのがボーナスマイルの割合です。年会費を抑えたいけどマイルも貯めたいという方は、ANA VISAワイドカードがおすすめですよ。
ANA VISAワイドカードの3つのメリット
ANA VISAワイドカードには、3つのメリットがあります。
- フライトマイルが25%アップ
- 入会・継続で2,000マイルプレゼント
- 海外旅行傷害保険が最大5,000万円補償
それぞれ、最もベーシックなANAカードであるANA VISAカードと比較しながら解説していきます。
①フライトマイルが25%アップ
ANA VISAワイドカードは持っているだけで、ANA航空機の予約でもらえるボーナスマイルが25%アップ。年会費2,200円(税込)のANA VISAカードのボーナスマイルが10%なので、15%も差があります。
例えば、6月の成田-ニューヨーク便をエコノミークラスで予約する場合、ANA VISAワイドカードを持っていれば以下のようにマイルが貯まります。
- フライトマイル:6,723マイル
- ボーナスマイル:1,680マイル
ANA VISAカードの場合、ボーナスマイルは672マイルと半分以下。ANAカード自体を持っていないと、ボーナスマイルは0です。
ANAマイルは航空券予約に利用する場合1マイル=10円以上の価値で活用できるので、年会費を払ってでもボーナスマイルの割合を上げる意義はありますよ。
②入会・継続で2,000マイルプレゼント
各ANAカードは入会・継続でマイルがもらえる特典があり、ANA VISAワイドカードは2,000マイルとなっています。一方、ANA VISAカードの場合は1,000マイルです。
また、ワンランク上のANA VISAワイドゴールドカードは年会費15,400円(税込)で、同じ2,000マイルです。ANA VISAワイドカードの年会費は7,975円(税込)なので、年会費の差が2倍近くあるにもかかわず、入会・継続特典が同じマイル数なのはお得ですね。
③海外旅行傷害保険が最大5,000万円補償
ANA VISAワイドカードの海外旅行傷害保険は、最大5,000万円補償。ANA VISAカードは最大1,000万円なので、海外旅行保険でも大きな差があります。
さらに、旅行先で怪我や病気になった際に適用される傷害・疫病治療も、最大150万円補償されます。一方ANA VISAカードは、傷害・疫病治療が付帯されていません。傷害・疫病治療は利用する可能性が最も高い補償なので、ANAカードを持つなら必須でしょう。
また、国内航空便に搭乗中に発生した事故に対して補償を受けられる国内航空傷害保険も付いています。こちらも、ANA VISAカードには付帯されていません。
ANA JCBワイドカードとの違いは2つのみ
ANA VISAワイドカードとANA JCBワイドカードには2つの違いがあります。
- 1ポイントで交換できるマイル数が異なる
- Visaなら「タッチ決済」が使える
ANAカードの国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCBの3つから選べますが、MastercardはVisaと全く同じ特典内容です。
①1ポイントで交換できるマイル数が異なる
ANA VISAワイドカードは200円につき1ポイントの「Vポイント」が貯まりますが、ANA JCBワイドカードは1,000円につき1ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まります。マイルと交換するには、Vポイントは1ポイント1マイル、Oki Dokiポイントは1ポイント5マイルで交換可能です。
もし交換レートを上げたい場合は、Vポイントは「2倍コース(6,600円/年)」で1ポイント2マイル、Oki Dokiポイントは「10マイルコース(5,500円/年)」で1ポイント10マイルとなります。
どちらも実質的なマイル還元率は0.5%と変わりませんが、Visaは少額決済でもポイントが貯められ、JCBは交換レートを上げる手数料が安いという違いがあります。
②VISAなら「タッチ決済」が使える
ANA VISAワイドカードには、一般的なカード決済と電子マネー決済に加えて「タッチ決済」というお支払い方法が使えます。以下のようなマークがあるお店では、専用端末にカードをかざすだけで1秒とかからずお支払いが完了します。
一方、ANA JCBワイドカードにはタッチ決済が搭載されていません。カード決済と電子マネー決済の2種類のみ使えます。
ANA VISAワイドカードと比較するオススメANAカード3選
ANAカードにはいくつも種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこで、ANA VISAワイドカードと比較したいおすすめANAカードを紹介します。
- ANA Visa Suicaカード
- ANAカード(ワイドゴールドカード)
- ANA Visaプラチナプレミアムカード
一つずつ、詳しく解説していきますね。
①ANA VISA Suicaカード
ANA Visa Suicaカードは、最もベーシックなANA VISAカードにSuica機能が搭載されたクレジットカードです。改札機やSuica対応店舗での利用でき、マイルを貯めたいけどあまり飛行機に乗らない人におすすめ。
クレジットカードでSuicaチャージが可能で、チャージ金額に対してVポイントも還元されます。さらに、残高が不足している状態で改札機を通過すると、自動でチャージされるオートチャージ機能も利用可能です。
カード特典はANA VISAカードと変わらず、年会費も同じです。Suica機能が追加で搭載されているので、ANA VISAカードよりもおすすめできるクレジットカードと言えます。
②ANAカード(ワイドゴールドカード)
ANAカード(ワイドゴールドカード)は、ANA VISAワイドカードをワンランクアップさせたANAのゴールドカードです。フライトボーナスマイルはANA VISAワイドカードと同じ25%ですが、マイル交換レートが最初から2倍コースとなっており、移行手数料(6,600円/年)も無料。
さらに、国内の主要空港やハワイ空港のラウンジが同伴者1名まで無料で、国内旅行傷害保険も付帯指定。ショッピング保険も年間最高300万円まで補償されます。
もし、ANA VISAワイドカードでマイル交換レートを2倍コースに選択した場合、年間費用が合計14,575円です。一方、ANAカード(ワイドゴールドカード)の年会費は15,400円(税込)。交換レートを上げたい方は、旅行特典が充実したANA VISAワイドゴールドカードの方が使い勝手が良いと言えます。
③ANA VISAプラチナ プレミアムカード
ANA Visaプラチナ プレミアムカードは、ANAカードで最上級のクレジットカードです。フライトボーナスマイルは50%と、ANA VISAワイドカードの2倍(25%)。マイル交換レートも1ポイント3マイルと、ANA VISAワイドカードの3倍(1ポイント1マイル)です。
マイルの貯まりやすさに留まらず、最上級の特典が数多く用意されています。
- 全世界のVIPラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」無料付帯
- 旅行傷害保険は海外・国内共に最大1億円補償
- 飛行機の遅延によって発生した宿泊費等を補償する「航空遅延保険」
- お店探しや旅行の予約を電話一般で対応できる「コンシェルジュサービス」
- 1流レストランのコース料理が1名分無料になる「プラチナグルメクーポン」
- プラチナ会員限定の特別オファー
年会費は88,000円(税込)ですが、同等の特典を他のカードで受けると10万円を超えることが多くあります。マイルを貯めつつ割安でプレミアムカードを持ちたい方は、ANA Visaプラチナ プレミアムカードがおすすめですよ。
ANA VISAワイドカードの申し込み方法
ANA VISAワイドカードの申し込み手順は、以下の流れとなっています。
- 必要事項の記入
- 本人確認書類のアップロード
- 申込完了後、3営業日以内に発行
順番に解説していきますね。
①必要事項の記入
公式サイトへアクセスし、規約の確認と同意をした後、以下の情報を入力していきます。
- 本人情報
- 勤務先情報
- 各種カードサービスの申し込み
3つ目の各種カードサービスの申し込みでは、主に以下の項目があります。
- 国際ブランドの選択
- リボ払い、キャッシングの申し込み
- PiTaPaの発行
とくに国際ブランドの選択では、Visaを選ぶようにしましょう。もしMastercardにしたい場合でも、特典内容に変更はありませんので安心してください。
②本人確認書類のアップロード
必要事項の記入が完了したら、本人確認書類の提出を行います。以下の2種類の書類を用意しましょう。
- 運転免許証
- 銀行の通帳もしくはキャッシュカード
もし運転免許証をお持ちでない人は、保険証やパスポート等でも手続き可能です。
③申込完了後、3営業日以内に発行
申し込み手続きが完了すると審査へ移ります。申込日から3営業日以内に審査が完了し、申込日から最短1週間で登録した住所へ届きます。
カードがお手元に届いたら、以下のスマホアプリをダウンロードしておきましょう。
- 「Vpassアプリ」:お支払い金額やポイント数の確認、各種手続きがスマホで完結
- 「ANAマイレージクラブアプリ」:マイルデジタルカードの提示やマイル数の確認が可能
スマホアプリを活用すれば、より便利にANA VISAワイドカードが使えますよ。
ANA VISAワイドカードで年会費を抑えつつマイルを沢山貯めよう
ANA VISAワイドカードは、年会費を抑えつつお得にANAマイルを貯めたい人におすすめのANAカード。フライトボーナスマイルが25%アップし、海外旅行傷害保険が最大5000万円補償され、入会・継続特典で2,000マイルもらえます。
ANAカードを持っておきたいけど、マイルと年会費の安さを両立させたい人は、ぜひANA VISAワイドカードをご検討ください。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。