29歳以下はANA JCBカード ZEROがコスパ最高!メリット・デメリット解説
ANA JCBカード ZEROのメリットデメリットを徹底的に解説しています。評判が気になっている人もこの記事を読めば、どんな人におすすめなのか理解できるはずです。ぜひ参考にしてください。
- 「ANA JCBカード ZERO」は29歳以下が無料で持てるクレジットカード!
- 「ANA JCBカード ZERO」の大きな6つのメリット
- 「ANA JCBカード ZERO」が抱える3つのデメリット
- 他にも!マイルが貯まる年会費無料のクレジットカード3選
- 「ANA JCBカード ZERO」はこんな人におすすめ!
- 「ANA JCBカード ZERO」のよくある3つの質問
- 「ANA JCBカード ZERO」は初めてのクレジットカードに最適
「ANA JCBカード ZERO」は29歳以下が無料で持てるクレジットカード!
ANA JCBカード ZEROは、18歳以上、29歳以下の人が5年間年会費無料で利用できるカードです。5年間利用したあとは、自動的にANA JCB一般カードに移行されます。
基本情報を以下にまとめました。
ANA便に搭乗すると通常のマイルにプラスしてボーナスマイルがもらえるので、効率的にマイルを貯めたい人におすすめです。
「ANA JCBカード ZERO」の大きな6つのメリット
ANA JCBカード ZEROの大きなメリットは以下の6つです。
- ANAカードが年会費無料で持てる
- フライトでボーナスマイルが10%付与
- マイル移行手数料が無料
- ANAカードマイルプラス加盟店ではポイントとマイルが両方貯まる
- Edy機能が搭載している
- 若者専用カードなので審査が比較的ゆるい
順番に説明していきます。
①ANAカードが年会費無料で持てる
ANA JCBカード ZEROは、5年間年会費無料のカードです。ANA JCB一般カードやANA JCBワイドカードなど他のANAカードは通常年会費が2,200円以上かかってしまいます。5年間限定ですが、年会費無料で持てるANAカードはANA JCB カードZEROだけなので、お得ですよね。
対象年齢であっても、残念ながら学生は持つことができません。しかし、学生の場合は学生用のANA JCBカードがあるので、そちらを検討しましょう。
18歳以上、29歳以下の社会人であれば、ANA JCBカード ZEROをおすすめします。
②フライトでボーナスマイルが10%付与
ANA JCBカード ZEROを保有している人がANA便に搭乗すると、区間ごとに与えられる基本マイルにプラスして、ボーナスマイルが10%付与されます。年会費無料で、ボーナスマイルが付与されるのは非常にお得ですよね。
ボーナスマイルは、「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%」で計算することができ、長距離のフライトになればなるほど多く貯まります。ただし入会ボーナスや毎年継続ボーナスなどはなく、ANA JCBカード ZEROに付与されるボーナスマイルはフライトボーナスだけです。
とはいえ、一般的なANAカードと同じ10%のフライトボーナスがもらえるので、効率的にマイルを貯めることができますよ。
③マイル移行手数料が無料
ANA JCBカード ZEROを買い物などで利用すると、Okidokiポイントが毎月の利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まります。貯まったOkidokiポイントは、ANAマイルへ変えることができ、その際の手数料は一切かかりません。
ANA JCBカード ZEROの場合は、「1ポイント=5マイル」というレートで自動的にマイルに交換されます。手続きなども一切必要ないため、手間なくポイントをマイルに移行できますよ。
④ANAカードマイルプラス加盟店ではポイントとマイルが両方貯まる
ANAカードマイルマイルプラス加盟店でANA JCBカード ZEROを利用すると、Okidokiポイントとは別に、100円または200円(税込)つき1マイルを獲得することができます。ANAの航空券や空港内のショップはもちろん、コンビニや百貨店など加盟店は全国各地にありますよ。
加盟店はANA公式ページのANAカードマイルプラス加盟店から確認してください。オンラインショップの場合は、ANAマイレージモールを利用すると便利です。
ポイントが貯まる支払い方法なども加盟店ごとに変わってきますので、よく利用するお店は確認しておくようにしましょう。
⑤Edy機能が搭載している
ANA JCBカード ZEROはEdy機能も搭載しています。Edy機能を利用して支払いをした場合にも、ANAカードマイルプラス加盟店の場合であればマイルを貯めることできます。
ただしANA JCBカード ZEROからEdyにチャージをした場合は、ポイントもマイルも付与されません。マイルを貯めることができる加盟店も限定されますので、Edy機能を利用した場合もマイルが貯まるかは確認しておきましょう。
⑥若者専用カードなので審査が比較的ゆるい
ANA JCBカード ZEROは18歳以上、29歳以下の働いている人限定で持つことができるカードです。そのため作るときの審査も比較的ゆるい傾向にあります。
他のクレジットカードを作ろうとしたけど、審査に通らなかったという人も一度トライしてみてもいいでしょう。
「ANA JCBカード ZERO」が抱える3つのデメリット
ANA JCBカード ZEROが抱えるデメリットは以下の3つです。
- 旅行保険が付帯していない
- 国際ブランドJCBは海外には弱め
- 5マイルコースの自動移行のみ
順番に紹介していきます。
①旅行保険が付帯していない
ANA JCBカード ZEROには旅行保険が付帯していません。ですので旅行の際はカードとは別で保険に入る必要があります。国内も海外も保険は一切適用されませんので、頻繁に旅行する人にとっては残念ですよね。
ANA JCB一般カードであれば、海外のみ最高1,000万円の保険がつきます。国内も含めた保険が必要な人は、ANA JCBワイドゴールドカードかANA JCBカードプレミアムを検討してみてもいいでしょう。
②国際ブランドJCBは海外には弱め
JCBのカードは国際ブランドではありますが、日本発のブランドのため海外では使える場所が限られてきます。ヨーロッパやアメリカなど行く場合には、使えない場所が多く、使いづらく感じるかもしれません。
VisaやMasterCardなどのブランドも持っておくと安心です。
日本人旅行者の多いアジアやハワイなどであれば、それほど困ることはないでしょう。
③5マイルコースの自動移行のみ
ANA JCBカード ZEROは、Okidokiポイントを「1ポイント=5マイル」というレートで自動的に交換する5マイルコースしか利用できません。ANA JCB一般カードなどであれば、「1ポイント=10マイル」のレートで交換できる「10マイルコース」も選べるようになります。
ANA JCB一般カードは年会費が2,200円(税込)かかりますが、ポイントのレートが倍違ってきます。カードをよく利用する人であれば、上位のカードを選ぶ方が結果的にお得になるでしょう。
他にも!マイルが貯まる年会費無料のクレジットカード3選
ANA JCBカード ZEROの他にもマイルが貯まる年会費無料のクレジットカードはあります。
ここでは代表的な3つのカードをピックアップしてお伝えします。
- 楽天カード
- JCB CARD W
- ソラチカカード
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①楽天カード
楽天グループが発行していて、年齢制限なしで、年会費無料でずっと使い続けることができるカードです。利用用途にかかわらず、毎月の利用合計金額100円ごとに1ポイントが楽天ポイントとして加算されます。
楽天ポイントは、2ポイントで1マイルに還元することができ、移行手数料も必要ありません。ポイントアップのキャンペーンもよく実施しているので、ポイントが貯めやすく、マイルにどんどん交換していくことができますよ。
②JCB CARD W
JCBが発行していて、39歳までに申し込みすれば永年年会費無料で利用できるカードです。通常のJCBカードは、1,000円につきOkidokiポイントが1ポイント貯まりますが、JCB CARD Wは1,000円につき通常の倍の2ポイント貯まります。
マイルへの移行は「1ポイント=3マイル」のレートで、手数料も必要ありません。入会特典や優待サイトの利用で、よりポイントも貯めやすくなりますよ。
③ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
ANAと東京メトロ(PASMO)とJCBが連携して作った、初年度のみ無料で使えるカードです。Okidokiポイント、ANAマイル、メトロポイントの3つのポイントをもらうことができます。
Okidokiポイントは「1ポイント=5マイル」、メトロポイントは「1ポイント=9マイル」のレートです。東京メトロをよく利用して、ANAマイルを効率的に貯めたい人におすすめと言えるでしょう。
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「ANA JCBカード ZERO」はこんな人におすすめ!
ANA JCBカード ZEROはこんな人におすすめです。
- 年会費無料にこだわりたい人
- 29歳以下で、初めてのクレジットカードを探している人
- 海外旅行より国内旅行に行く機会が多い人
- ANAマイルをもっと貯めるため、サブのクレカを探している人
5年間は年会費無料で利用できるため、初めてクレジットカードを作りたい29歳以下の人は検討してみてもいいでしょう。旅行保険がないので、海外旅行に行く分には不安ですが、国内だけであればそれほど問題ないです。
また他のカードも持っていて、ANAマイルも貯めたい人はサブとして利用するのもいいですよ。
「ANA JCBカード ZERO」のよくある3つの質問
ANA JCBカード ZEROについてよくある質問をまとめておきます。
- 「ANA JCBカード ZERO」は、発行から5年経つとどうなる?
- もし28歳で「ANA JCBカード ZERO」を作ったら、5年間持ち続けられる?
- 旅行保険って実際必要?
順番に見ていきましょう。
Q1.「ANA JCBカード ZERO」は、発行から5年経つとどうなる?
A. ANA JCB一般カードに自動で切り替わる
ANA JCBカード ZEROは発行から5年経つと、審査の上、ANA JCB一般カードに自動切り替えになります。ANA JCB一般カードは年会費は初年度は無料ですが、2年目から2,200円(税込)かかりますので、必要のない人は解約の申し込みを連絡するようにしましょう。
Q2.もし28歳で「ANA JCBカード ZERO」を作ったら、5年間持ち続けられる?
A. 5年間持ち続けられる
33歳までの5年間利用することができます。年齢制限は申し込み時のみです。
Q3.旅行保険って実際必要?
A. 必ず必要な訳ではないが、あった方が安心!
必ず必要ではありませんが、海外旅行に行くならあった方が安心できるでしょう。ただしクレジットカードに付帯している保険は補償内容がそれほど手厚くありません。クレジットカードに旅行保険が付帯していても、保険会社の保険に入られる人も多いです。
海外旅行に行く際は、補償内容を充分確認した上で、自分にあった保険に入るといいでしょう。
「ANA JCBカード ZERO」は初めてのクレジットカードに最適
ANA JCBカード ZEROは18歳から29歳までなら年会費無料で申し込むことができるカードです。はじめてクレジットカードを作る人であれば、申し込みをしても損をすることはないでしょう。
一方で、ANAマイルを効率的に貯めたいという人であれば、年会費を払ってでも上位のANA JCBカードを申し込むといいでしょう。
ANA JCBカード ZEROではじめてのクレジットカードデビューを果たしましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。