【徹底解説】ゴールドカード7つのメリット|9枚のおすすめカード&デメリットも紹介
ゴールドカードにはメリットがたくさんあります。この記事ではゴールドカードを作る7つのメリットを解説します。さらにゴールドカードのデメリットに加え、おすすめのゴールドカードを8枚ご紹介。ぜひ参考にしてください。
ゴールドカードの6大メリット!利用者250人にアンケート調査
ゴールドカードのインビテーション(招待)が届いた方や、申し込みを検討している方の中には、「実際どんなメリットがあるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
利用者250人以上にアンケート!
▲Hapitasさんにご協力頂き、独自調査を行いました。
編集部では、ゴールドカードを実際に利用している男女250人以上を対象にアンケートを実施。その結果、利用者が感じているメリット6つ・デメリット2つが明らかになりました。
利用者が実感しているメリット6選
実際の利用者が語るゴールドカードのメリットは、以下の6つです。
- ステータスが高い
- 空港ラウンジが無料で利用できる
- ホテルやレストランで優待が受けられる
- 旅行時の特典が充実
- 付帯保険が手厚い
- 利用限度額が高い
口コミも踏まえて、順番に解説していきます。
メリット①ステータスが高い
1つめのメリットは、やはりステータスの高さ。多くの人は一般カードを使っているので、ゴールドカードは社会的ステータスを充分に示威できます。ステータスの高さは日常生活だけでなく、言葉の通じない海外に行った際などの自身の信頼性の証明にも役立つでしょう。
メリット②空港ラウンジが利用できる
ゴールドカードの空港ラウンジサービスも人気。対象の空港ラウンジでゴールドカードを提示すると、広くて静かな会員専用ラウンジを無料で利用可能です。ちなみに、カードの所有者だけでなく同伴者1名まで無料になることがほとんどなので、家族や友人とリラックスタイムを過ごせます。
③ホテルやレストランで優待が受けられる
ゴールドカードの会員は、提携ホテルやレストランを割引価格で利用できます。特にアメックス・ゴールドカードでは、対象の高級レストランを2人以上で利用した際に1名無料になる「ゴールドダイニングby招待日和」という豪華なサービスも。
④旅行時の特典が充実
ゴールドカードは、特に旅行時に真価を発揮します。旅行の手配、旅先ホテルの予約、手荷物の無料配送、遅延時や欠航時の補償など。天候不良で遅延や欠便になっても、ゴールドカードサポートデスクに連絡すれば、全て手配してくれます。
飛行機が天候不良で欠便してしまい、搭乗が1日遅れてしまったのですが、その日の食事代やホテル代が保障されました。その日まで補償の存在を知らずにいたのですが、すごく助かりました。
⑤付帯保険が手厚い
ゴールドカードは、付帯保険が手厚いのも魅力。国内では約5,000万円、海外では約1億円の旅行損害保険が付帯するので、慣れない旅先で病気や事故に遭ったときの強い味方になります。家族や子供がいる方は特に、持っておくと安心ですね。
⑥利用限度額が高い
ゴールドカードは還元率が一般カードよりも高く設定されていることがあります。カードの利用金額が高い人は、ポイント還元だけでゴールドカードの年会費の元が取れるかもしれません。
ゴールドカード利用者250人以上に利用限度額を尋ねたところ、50~200万円に設定されている人が最も多いことがわかりました。通常、クレジットカードの利用限度額は10~50万円程度ですから、十分高い金額であるとといえますね。
おすすめのゴールドカード8選
さて、ここからは、特にメリットの多いおすすめゴールドカードを8枚ご紹介します。
カード名 |
dカード GOLD |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
イオンゴールドカード |
JCBゴールド |
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD |
JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドカード |
ダイナースクラブカード |
三井住友カード ゴールド |
年会費 |
○ 11,000円(税込) |
○ 31,900円(税込) |
◎ 無料 |
○ 11,000円(税込) |
○ 1,986円(税込) |
○ 17,600(+2,200)円 |
○ 24,200円(税込) |
○ 11,000円(税込) |
基本ポイント還元率 |
◎ 1.0% |
○ 0.5% |
◎ 0.5% |
◎ 0.50%~10.00% |
◎ 1.0% |
◎ 1.0% |
○ 0.4%~1.0% |
◎ 0.5% |
カードの特徴 |
・dカードケータイ補償
|
・とにかく保険・補償が手厚い
|
・毎月10日は全ての店舗で還元率1.0%
|
条件達成で「JCBゴールド ザ・プレミア」へ招待がくる |
・入会後6ヶ月間は2.0%還元
|
・JAL搭乗時に25%のボーナスマイル
|
・よりすぐりのレストランでの会員限定おもてなし
|
・対象のコンビニ・飲食店で最大7%ポイント還元
|
国際
|
Visa・Mastercard |
Amex |
Visa・Mastercard・JCB |
JCB |
Mastercard・JCB |
Visa・Mastercard・JCB・Amex |
Diners |
Visa・Mastercard |
それぞれ詳しく説明していきます。
①dカード GOLD
ドコモユーザーにとってお得過ぎる1枚!
dカード GOLDの1番の特徴は、ドコモの携帯料金とドコモ光の利用料金の10%が還元されることです。例えば月々の携帯料金が1万円かかっている場合、年間12,000円分還元され、携帯料金の還元だけで年会費の元が取れます。
家族で複数台ドコモの携帯を利用しているなら、年会費分以上のポイントが簡単に回収できるでしょう。基本還元率も1%と高いため、ドコモユーザーなら選んで間違いなしの1枚です。
また、海外旅行保険の上限額は1億円、国内旅行保険は5,000万円と、補償の上限額もトップクラスです。空港ラウンジサービスも付帯しており、欠点のないゴールドカードです。
-
①dカード GOLD入会&利用&要Webエントリーで最大5,000dポイントプレゼント!
※dポイント(期間・用途限定)
②アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
豪華な特典を求める方におすすめ!
アメックスゴールドカードの会員は、通常だと年会費が1万円ほどかかる「プライオリティ・パス」会員に年会費無料でなれます。プライオリティ・パス会員は世界中の1,200以上の空港VIPラウンジが利用可能に。また手荷物無料配達サービスや手厚い旅行傷害保険も付帯しています。
急用で行けなくなった旅行やイベントのキャンセル料を負担してもらえるキャンセル・プロテクションや、2人以上で対象の高級レストランを利用した際に1名分の料金が全額無料になる「ゴールドダイニングby招待日和」など、独自特典が充実。
旅行の際は会員専用の旅行サイトで予約したり、電話一本で国内外の旅行の手配をしてもらえたりします。ゴールドカードならではの豪華な特典に憧れる方は、アメックス・ゴールド一択です。
③イオンゴールドカード
永年無料で持てる招待限定ゴールドカード!
イオンカードゴールドは、ゴールドカードでは珍しい年会費無料のカードです。イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトを利用し、年間利用額100万円以上などの条件を満たすとカード会社から招待が届きます。
旅行保険は海外で5,000万円、国内で3,000万円まで補償され、年会費無料のカードなのにも関わらず手厚い付帯サービスがついています。ラウンジサービスは空港だけでなく、イオンでの買い物の合間にくつろげるイオンラウンジもあり、ドリンクを無料で飲んだり雑誌や新聞を無料で読んだりできます。
イオンをよく利用する人は、空港ラウンジよりもイオンラウンジを利用することの方が多いのではないでしょうか。イオンカードをまだ持っていない人は、イオンカードを発行してイオンゴールドカードを手に入れましょう。
④JCBゴールド
オンライン入会なら初年度の年会費が無料!
JCBゴールドカードは、JCBの模様が特徴的なゴールドカードです。航空機が遅延した際に余分にかかる宿泊費や食事の代金を補償してもらえる航空機遅延保険が、国内外で自動付帯しています。ラウンジサービスも手厚く、世界1,100以上のラウンジを利用できます。
またゴルフの名門コースの予約手配やゴルフコンペの招待、全国220の対象店舗で飲食代金20%オフの優待、ゴールド会員専用デスクなどかなり豊富なサービスが受けられます。
JCBゴールドカードはオンライン入会すると初年度の年会費が無料になるので、発行するならオンラインで手続きしましょう。
⑤Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
提携店舗で割引優待が受けられる!
iDとQUICPayの機能が内蔵した高還元カードとして知られるオリコカード。ゴールドカードにグレードアップすると、電子マネー決済時とオリコモールでのショッピング時の還元率が上がり、海外旅行保険や優待サービスが付帯します。
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDの基本還元率は1.0%と高いですが、電子マネー決済時には1.5%、オリコモール利用時には2.5%にさらにアップ。どちらも一般カードより0.5%高い還元率になっています。
カード会員は全国40,000店以上の飲食店やスポーツジム、世界20万軒以上の宿泊施設、全国約1,000箇所以上の遊園地や映画館で最大90%オフの割引優待が受けられます。提携店舗は公式サイトで確認しましょう。
⑥JAL CLUB-Aゴールドカード
JALマイラーにおすすめのゴールドカード!
JAL CLUB-A ゴールドカードはJALマイルがかなり貯まりやすいゴールドカードです。JALマイルが還元率1.0%で貯まります。1マイルは2~10円の価値を持つので、かなり高い還元率です。
またJAL CLUB-A ゴールドカードはボーナスマイルもたくさんもらえます。入会搭乗ボーナスで5,000マイル、毎年初回の搭乗で2,000マイル、JAL便の搭乗時にはいつでもフライトマイルの25%がボーナスでもらえます。
海外旅行保険は上限1億円までが自動付帯。パッケージツアーや提携ホテル、空港店舗などは割引価格で利用できます。JALマイルをお得に貯めたいならCLUB-A ゴールドカードがおすすめです。
⑦ダイナースクラブカード
利用上限額が無制限!
ダイナースクラブカードは世界で初めて発行された、ステータスの高いクレジットカードです。旅行保険は国内海外ともに1億円まで手厚く補償。世界1,000か所以上のラウンジを無料で利用できることや、クレジットカードの利用上限額が無制限なことが特徴です。
ダイナースクラブカードで提携レストランを2名以上で予約すると1名分が無料に。レストランによっては1回で年会費の元が取れることも。予約が取りにくいお店もダイナースが予約してくれます。
カード会員はゴルフ場を優待価格で利用できたりプライベートレッスンが半額になったりなど、ゴルフ関連の様々な優待が受けられます。またカード会員限定のグルメやスポーツ、ミュージック、エンターテイメントなどのイベントも多数開催。有名人に会えるかもしれませんね。
⑧三井住友カード ゴールド
国内メガバンクが発行するゴールドカード
三井住友カード ゴールドはVisaを代表するゴールドカードの1つです。審査はかなり厳しいと言われており、その分ステータスも高くなっています。基本還元率は0.5%ですが、マイ・ペイすリボに登録すると1.0%になります。
セブン-イレブン・ローソンとマクドナルド等では還元率が2.0%アップします。これらの店舗をよく利用する人にはおすすめの1枚です。また三井住友カード専用のポイントアップモールを利用するとさらに高還元率でショッピングできます。
【注意】ゴールドカードの2つのデメリット
これだけ多くのメリットがあるゴールドカードですが、もちろんデメリットも存在します。
- 年会費が高い
- 還元率が上がらないことがある
それぞれ解説していきます。
①年会費が高い
ほとんどのゴールドカードは年会費がかかり、高いものだと3万円以上のものも。いくらメリットが多いとはいえ、決して安いとはいえませんね。
年会費無料のゴールドカードが欲しいなら、イオンカードなど、招待制のゴールドカードがおすすめ。インビテーション(招待)を待つ必要はあるものの、なんと永年無料で持てます。
また、以下の記事では招待制のゴールドカードを全種類ご紹介しています。年会費の高さがネックになっている方はぜひチェック。
②還元率が上がらないことがある
「ゴールドカードにして還元率を上げたい!」と考えている方も多いはず。しかし、編集部がゴールドカード利用者250人以上に「ゴールドカードにして還元率が上がったと感じるか?」を調査すると、還元率が上がったのはたった半数でした。
ゴールドカードは平均1~2万円の年会費がかかります。なのにポイント還元率が上がらなければ、「ゴールドカードにしたのにメリットがない!」と感じるのも当然ですね。
ポイント還元率の高さは、カード選びの段階で見極めるしかありません。今記事でご紹介したおすすめのゴールドカードを参考に、ライフスタイルに合ったカードを探してみてくださいね。
ゴールドカードで豊富な優待を受けよう
この記事ではゴールドカードのメリット・デメリットと、おすすめのゴールドカードを8枚を紹介しました。ゴールドカードにはステータスの高さ以外にも様々なメリットがあります。優待サービスはカードによって大きく異なるので、自分のライフスタイルにあった1枚を選びましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。
30代の頃、ゴールドカードに憧れて発行しました。支払い時にステータスを感じるのが最大のメリットだと感じます。ポイント還元率も上がったので満足です。