【徹底比較】ANAカード全32枚から厳選したおすすめカード9枚を大公開
ANAマイルを貯めたい方におすすめの「ANAカード」。クレジット機能のついたカード全32枚のうち、本当におすすめできるカードを9枚厳選してご紹介します。ANAカードを持つメリットも解説しているので、参考にしてみてくださいね。
- 【結論】ベストANAカードはソラチカカード!
- ANAカードを持つべき!2つの大きなメリット
- 【徹底比較】おすすめのANAカード9選
- ANA以外でマイルが貯まる2つのおすすめカード
- ANAカードに関するQ&A
- 自分に合ったANAカードを見つけよう
【結論】ベストANAカードはソラチカカード!
ANAが発行するカードの中で、万人におすすめできるカードは「ANA To Me CARD PASMO JCB」(通称ソラチカカード)です。電子マネーPASMOと一体型なので陸・空が1枚で完結する使いやすさが魅力で、還元率が1.0%であることや年会費が2,200円(税込)と比較的安いことも評価されます。
他にもおすすめのカードを9枚厳選したので、自分にぴったりのカードを見つけてみてくださいね!
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ANAカードを持つべき!2つの大きなメリット
ANAマイルをお得に貯めるなら、やはりANAが発行する「ANAカード」がおすすめです。
クレジットカードは国内発行のものだけでも1,000種類以上ありますが、その中からANAカードを選ぶメリットを見ていきましょう。
①フライトでボーナスマイルがもらえる
ANAグループの飛行機に搭乗すると貯まる「フライトマイル*」。実はチケットを購入する際、ANAカードで支払うと、さらに「フライトボーナスマイル」が追加されるんです。
※フライトマイル =【 搭乗の区間基本マイレージ × 運賃種別ごとの積算率】で計算できます。
東京ー沖縄のフライトマイルを比較!
フライトボーナスマイルがどれだけ貯まるか、東京発着路線で沖縄に行く場合を例に見てみましょう。
東京ー沖縄の区間基本マイレージは984(2021年2月現在)。ビジネスクラスの「C」を利用した場合、積算率は125%なので、フライトマイルは984×1.25=1,230になります。
ANAカードは、一般カードで+10%、ワイドカードやゴールドカードなら+25%、プレミアムカードなら+50%ものフライトボーナスマイルが加算されます。
東京ー沖縄のフライトで貯まるマイルは以下の表のとおり。一般カードでさえ片道123マイルも加算されるので、頻繁に飛行機を利用する方は早めにANAカードでの決済に切り替えましょう!
▼ANAカードのステータスとボーナスマイルの比率
また、今回は東京ー沖縄を例に見てみましたが、海外旅行になると、基本区間マイレージが5,000~10,000になることも。基本マイレージが上がるほどボーナスマイルも増えるので、留学や旅行などで海外に行く予定がある方は絶対に見逃せません。
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②貯まったポイントをマイルに交換できる
フライトで貯まるボーナスマイルについて解説してきましたが、「あまり飛行機に乗らない…」という方にも、ANAカードはおすすめです。日常生活の支払いで貯まったポイントをANAマイルに交換できるので、日常生活で貯めたマイルを使って海外旅行にいくのも夢ではありません!
ただし、注意してほしいことが1点。ANA発行のカードは、クレジットカードだけでも全32種類あり、ポイントの貯まり方や交換比率がそれぞれ違います。
より効率的にマイルを貯めるためには、自分の生活に合ったカードを選ぶ必要があるのです。
今回は特におすすめのANAカードを10枚厳選し、マイルの貯めやすさやカードの使いやすさなどを詳しく評価しました。
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【徹底比較】おすすめのANAカード9選
ANAが発行するクレジットカード全32枚の中から厳選したおすすめのANAカードは、以下の9枚。
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA JCB ZERO
- ANA JCBカード(学生用)
- ANA Visa Suicaカード
- ANA アメリカン・エキスプレス・カード
- ANA JCBワイドカード
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
- ANAスーパーフライヤーズカードゴールドカード Visa
カード名 |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) |
ANA JCBカード ZERO |
ANA JCBカード(学生用) |
ANA VISA Suicaカード |
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード |
ANA JCBワイドカード |
ANA JCBワイドゴールドカード |
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド) |
ANAスーパーフライヤーズカードゴールドJCB |
年会費 |
○ 2,200円(税込) |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
○ 2,200円 |
○ 7,700円 |
○ 7,975円 |
○ 15,400円 |
○ 15,400円(税込) |
○ 16,500円 |
基本ポイント還元率 |
○ 0.5% |
◎ 0.5% |
◎ 0.5% |
◎ 0.5% |
◎ 1.0% |
◎ 0.5% |
◎ 0.50%~2.00% |
◎ 1.0% |
◎ 1.00%~2.00% |
カードの特徴 |
・東京メトロ乗車・定期券のお支払いでメトロポイントがたまる
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・年会費無料で、運用コストゼロのANAカード
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・ANA搭乗時に10%のボーナスマイル
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・ポイントはマイル・Suicaに移行可能
|
・ANAグループでのカード利用でポイント1.5倍
|
・ANA搭乗時に25%のボーナスマイル
|
・旅行保険が充実
|
・ANA搭乗時に25%ボーナスマイル
|
・抜群のステータス性
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国際
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JCB |
JCB |
JCB |
Visa |
Amex |
JCB |
JCB |
JCB |
Visa |
一般カード、ゴールドカード、プレミアムカードだけでなく、学生専用のカードや交通系IC一体型のカードまで幅広いジャンルから厳選しています。それぞれの年会費や特典も見比べながら、自分にぴったりのカードを探してみましょう。
1.ANA To Me CARD PASMO JCB
【総評】陸マイラー必携の1枚!
PASMOとANAカードが1枚になったソラチカカードは、マイルの貯まりやすさ・使い勝手の良さがピカイチ。
飛行機に乗らずにマイルを貯めたい「陸マイラー」には圧倒的におすすめできるカードです。
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交通系IC「PASMO」と一体型で便利
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貯まるポイントが3種類
-
年会費分は返ってくるので実質無料
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①交通系IC「PASMO」と一体型
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、PASMOとANAカードの機能を兼ね備えたクレジットカード。陸も空も1枚で済むので、手持ちのカードを極力減らせます。
また、PASMOへのオートチャージ機能があるため、残高不足で改札を止められることが無くなります。もちろんオートチャージでもポイントは付与されますよ。
②貯まるポイントが3種類!
ソラチカカードは、東京メトロ乗車時に貯まる「メトロポイント」、ショッピングで貯まる「Oki Dokiポイント」、フライトで貯まる「ANAマイル」の3種類をゲットでき、それぞれ相互移行が可能です。
▼各ポイントは、以下の方法で貯められます。
特に、東京メトロ乗車でもらえるメトロポイントは、「100メトロポイント=90マイル」という高レートで交換できるので、日々の通勤で東京メトロを使う方は大チャンス。
また、JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由してネットショッピングをするだけで、ポイント還元率が最大20倍にアップするので、オンラインで買い物をする機会がある方もソラチカカードがおすすめです。
③年会費分は返ってくるので実質無料
ソラチカカードの年会費は2,000円。しかし、毎年1,000マイルもの「継続更新ボーナスマイル」が付与されるので、赤字になることは絶対にありません。
1マイルの価値は用途によって変動するものの、2~4円相当であることが多いため、年会費分は毎年バックされると考えてOKです。
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2.ANA JCB ZERO
【総評】29歳以下限定!年会費・手数料無料でハードルの低いクレカ
18〜29歳限定のお得なANAカード。年会費が無料で、ショッピングで貯まったポイントを手数料なしでマイルに移行できるので、気軽に発行できる1枚です。ANAクレジットカードの体験版として最適ですね。
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29歳以下の社会人は年会費無料
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Oki Dokiポイントをマイルに移行可能
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楽天Edyでもマイルが貯まる
①29歳以下の社会人は年会費無料
ANA JCBカード ZEROは、ANAカード初の入会金・年会費がどちらも0円のクレジットカード。18〜29歳の若い社会人を対象に発行しており、5年後の自動更新時にANA JCB 一般カードに切り替わる仕組みです。
②Oki Dokiポイントをマイルに移行可能
『マイル自動移行コース5マイル』を利用すると、買い物やオンラインショッピングで貯まったOki Dokiポイントが、自動でマイルに移行されます。レートは1ポイント=5マイルで、手数料がかからないのも嬉しいポイントです。
③楽天Edyでもマイルが貯まる
ANA JCBカード ZEROには、電子マネーの楽天Edyが搭載されており、200円の利用で1マイル貯まります。「スーパーやコンビニまでクレジットカードを使うのは面倒」と思う方は、即時決済できる楽天Edyを利用して手軽にマイルを貯めましょう!
楽天Edyはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど全国のコンビニや加盟店、さらにAmazonでも利用可能です。
▼ANA JCBカード ZEROについてはこちらをチェック
3.ANA JCBカード(学生用)
【総評】学生カードならコスパ最強のJCB
学生カードは『早いうちから若者を自社の顧客にしたい』というカード会社の考えのもと、宣伝費をかけて作られています。そのため、年会費無料なのに待遇が非常に良い!
正直、マイルを貯めたい学生にとっては作らない理由がないと言っていいほどお得です。
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利用額の1%がマイルになる
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マイル移行手数料が無料!
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マイルが貯まる特典が盛りだくさん
①利用額の1%がマイルになる
ANA JCBカード(学生用)は、JCBが発行している学生専用ANAカード。毎月1,000円の利用ごとに1ポイントが貯まり、1ポイント10マイル、つまり還元率1.0%で交換できます。
クレジットカードの還元率は平均0.5%程度なので、年会費が無料なのに還元率の高い、コスパに優れたクレジットカードと言えます。
②マイル移行手数料が無料!
実は、学生専用のANAカードは、JCB・Visa・マスターカードからそれぞれ発行されているんです。その中で、還元率が1.0%になるコースでマイルへの移行手数料が無料なのはJCBカードだけ。
他2社の学生専用ANAカードで、還元率が1.0%になるコースを選択すると、年間6,600円もの手数料が発生します。還元率を最重視するならJCBを選びましょう。
③マイルが貯まる特典が盛りだくさん
学生専用ANAカードはとにかく特典が多く、ボーナスマイルがもらえるチャンスが何度もあります。
年会費が無料なのに、カードを継続して保有するだけで毎年1,000マイルもらえるので、確実に黒字になります。まさに至れり尽くせりのカードなので、作って損はありませんよ!
4.ANA VISA Suicaカード
【総評】JR利用者には欠かせない1枚だが還元率は平均。サブカードとして持つべし!
通勤などでJRをよく利用する方は絶対に持っておきたいカード。2年目以降の年会費も2000円と比較的安く、すぐに元が取れます。
ただし還元率は0.5%と平均程度なので、ショッピング用には別のカードを持ち、併用するのがベストな選択です。
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Suicaチャージでポイントが貯まる
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ボーナスマイルが充実
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旅行損害補償が自動付帯
①Suicaチャージでポイントが貯まる
ANA Visa Suicaカードは、SuicaとANA VISAカードが一体化したクレジットカード。Suicaへのオートチャージ機能があり、残高が減ると自動でチャージしてくれます。改札で止められることが無いのは嬉しいですよね。
もちろん、オートチャージでもマイルは付与されます。貯まるマイルは以下の表の通りで、選ぶコースによって手数料の有無が決まります。
マイルの価値は用途によって大きく変動しますが、例えば1マイル3円で使うとすると、『年間で20万円以上チャージする方は10マイルコースの手数料の元が取れる』という計算になります。自分はどちらのコースがお得か、マイルの利用用途やチャージ頻度から選んでくださいね。
②ボーナスマイルが充実
ANA Visa Suicaカードは、Suicaの利用やショッピングで還元されるのはもちろん、ボーナスマイルが充実しているのも魅力です。
カードの入会で1,000マイル、継続するたびに毎年1,000マイル、飛行機の搭乗時にマイレージボーナスとして10%加算など。ANA Visa Suicaカードは2年目以降の年会費が2,000円になっていますが、ボーナスマイルだけで年会費分の元は取れますよ!
③旅行損害補償が自動付帯
国内外の旅行や出張で、大きな事故に見舞われたとき、損害補償が付いたカードを持っていると安心ですよね。
ANA Visa Suicaカードは、最高1,000万円までの補償が自動付帯。旅先でクレジットカードを使わなくても、持っているだけで保険が下りるんです。
▼ANA Visa Suicaカードについてはこちらをチェック
5.ANA アメリカン・エキスプレス・カード
【総評】一般カードの中では年会費が高いが、旅行好きに嬉しい特典がたくさん
年会費7,700円+マイル移行手数料が6,600円が必須と、かなりお金がかかります。しかし、マイルを無制限で貯められたり、空港ラウンジや無料宅配サービスが利用できたりと、トラベラーには嬉しい特典が充実しているのでコスパは◎。
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ステータスの高いアメックスブランド
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実質無制限でマイルが貯まる
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空港ラウンジが利用可能
①ステータス性の高いアメックスブランド
ks Officeが2019年8月に実施した「クレジットカードでステータス性を感じる国際ブランドのアンケート調査」によると、なんと対象1,000人のうち1/3が「アメリカン・エキスプレスに最もステータス性を感じる」と評価しました。
年会費7,700円のANAアメックスカードは、アメックスブランドの中では比較的敷居が低め。「人前で堂々と出せる、見栄えの良いカードを持ちたい」という方は、ぜひ検討してみましょう。
②実質無制限でマイルを貯められる!
ANA アメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントをANAマイルに移行するには、年6,600円の「ポイント移行コース」への登録が必須。コース登録期間中は、ポイントの有効期限がなくなるので、失効を気にせず無制限に貯められます。
ちなみに、ポイントの有効期限は3年です。年会費を抑えたい方は、3年に1回コースに加入し、3年分のマイルをまとめて移行するのがおすすめ。加入・解約の手間はありますが、コストを1/3に減らせます。
③空港ラウンジが利用可能
ANAアメックスカードは、一般ランクのカードにもかかわらず、無料で空港ラウンジが利用できます。同伴者1名まで利用できるので、旅の同伴者と一緒に搭乗までの時間をゆっくり過ごせますね。
他にも、最高3,000万円の旅行損害保険や、空港から自宅までの手荷物を無料で宅配してくれるサービスなど、旅行や出張で便利なサービスが充実。年に数回以上飛行機を利用する人は、年会費や維持費以上のリターンがあるはずです。
▼ANA アメリカン・エキスプレス・カードについてはこちらをチェック
6.ANA JCBワイドカード
【総評】一般カードよりお得に!しかし維持費はゴールドカード並み…
一般カードと比べて、特にボーナスマイルの充実度がアップしました。しかし、7,975円の年会費に加えて、還元率1.0%の「10マイルコース」を選択すると年間5000円の移行手数料がかかり、ゴールドカード並の維持費が必要になるのがネックですね。
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入会・継続で2,000マイルずつもらえる
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フライトボーナスマイルが25%加算
①入会・継続で2,000マイルずつもらえる
ワイドカードは、一般カードとゴールドカードの中間ランク。入会や毎年のカード更新時に付与されるボーナスマイルも、一般カードが1,000マイルだったのに対し、ワイドカードは2,000マイルにアップしました。
1,000マイルをショッピングで貯めるには、10万円分の支払いが必要です。1,000マイルが年会費5,000円で手に入ることを考えると、ワイドカードを選ぶ価値はありますね。
②フライトボーナスマイルが25%加算!
ワイドカードで航空券を購入したときにもらえる「フライトボーナスマイル」は、基本マイルの25%です。
ちなみに一般カード利用時の加算マイルは10%。15%分もの差があるので、年間1回以上飛行機を利用する方はワイドカード、飛行機よりも普段の生活でマイルを貯めたい方は一般カードを選ぶのがベストです。
7.ANA JCBワイドゴールドカード
【総評】基本還元率より旅行時の保険や補償、ゴールドならではの特典を重視する方へ
補償額や特典がランクアップし、ゴールドカードとしては申し分のないスペックを備えた1枚です。
口コミも非常に良く、利用者の満足度が高いカードなので、ゴールドカードに迷ったらこちらを選べば間違い無し。
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ゴールドの中では最安価格
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Oki Dokiポイントプログラムを利用可
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旅行時の保険が充実している
①ゴールドの中では最安価格!
ANA JCB ワイドゴールドは、年会費15,400円とANAが発行するゴールドカードの中では最安値です。ポイントをマイルに移行するときの手数料もかからないため、リーズナブルな価格でゴールドランクのカードを持ちたい方にぴったり。
②Oki Dokiポイントプログラムを利用可
「Oki Dokiランド」を経由してネットショッピングをすると、ポイント還元率を最大20倍までアップ。オンラインで買い物をする方ほど、効率良くマイルを貯められるでしょう。
ただし、スーパーやコンビニなどで利用する場合、マイル還元率は1.0~1.075%程度です。ゴールドカードにしては少し物足りない還元率といえます。
③旅行時の保険が充実している
ゴールドカードの大きなメリットとして、旅行時の損害保険額が大幅にアップしました。国内では最高5,000万円、海外では最高1億円が補償されるので、万が一の事故やトラブルに見舞われても安心です。
また、「エコノミー座席を利用する場合も、ビジネス専用カウンターでチェックインできる」などの特典も。短い待ち時間でスムーズに手続きができるので、ぜひ利用してみましょう。
8.ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
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【総評】東京メトロ利用者はソラチカゴールド一択
電子マネーPASMOとゴールドカードが一体化したソラチカゴールド。東京メトロを日常的に利用する方には圧倒的におすすめできるカードです。ゴールドカードとして十分な特典が付帯しているので、それ以外の方も検討する価値はアリ。
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ゴールドの中では最安価格
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メトロポイントがざくざく貯まる
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年間利用額に応じて還元率がアップ
①ゴールドの中では最安価格
「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」(通称ソラチカゴールドカード)は、年会費が税込み15,400円、ポイントからマイルへの移行手数料も無料。ひとつ前にご紹介した「ANA JCB ワイドゴールド」と並び、ANA発行のゴールドカードの中では最安レベルです。
②メトロポイントがざくざく貯まる
東京メトロ1乗車につき、平日は20pt、休日は40ptものメトロポイントが貯まります。100ポイント=90マイルとかなり高還元なので、通勤や通学で東京メトロを利用するなら、逃す手はありません。
また、メトロポイントPlus加盟店でPASMO電子マネーを利用すると、店舗なら200円あたり2pt、自販機なら100円あたり2ptもらえます。駅ナカの売店(METRO’S)やEchikaを利用するときも、忘れずにカードで支払いましょう。
③年間利用額に応じて還元率がアップ
ソラチカゴールドカードは、12月16日~翌年12月15日のカード利用額に応じて、翌年のマイル還元率がアップします。
他にも、自動リボ払いサービス「スマリボ」を活用すると、還元率を最大で1.5625%まで上げることは可能。しかし、ボーナス目的でリボ払いを利用すると、手数料の方が高くなってしまう場合もあるため、おすすめはできない選択です。
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9.ANAスーパーフライヤーズカードゴールドカード VISA
【総評】難易度は高いがコスパは最強、世界で働くビジネスマンにおすすめ
入会難易度が高いものの、コスパには非常に優れています。年会費割引を使えば11,500円という低価格で、通常のゴールドカードよりもワンランク上のサービスを受けられるので、条件を満たす方はぜひ入手してほしいカードです。
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ステータス性は抜群
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専用サービスが超充実
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海外出張・旅行でも安心のサポート
【注意】プラチナステータス会員限定のカード
まず初めにお断りしておきますが、誰でも申し込めるカードではありません。
「ANAカード各種を保有した上で、航空機の利用でもらえる『プレミアムポイント』を年間50,000pt以上貯める」という条件を満たした会員、いわゆる「プラチナステータス」以上の会員のみ、申し込む権利があります。
50,000ptを貯めるには、羽田(東京)ー那覇(沖縄)を1年間で17往復することになるので、一般人にはかなり厳しい条件ですね。
①ステータス性は抜群!
「ANA Visa スーパーフライヤーズゴールドカード(以下SFCカード)」は、申し込むハードルが高いため、ステータス性は抜群。所有しているだけで、世界を飛び回るビジネスパーソンの象徴といえるでしょう。
②プレミアムメンバー専用サービスが充実
SFCカードを持っていると、プレミアムメンバー専用のサービスデスクや、空港内の専用ラウンジが利用できます。また、座席指定の優先、国内線特典航空券・いっしょにマイル割の先行予約も可能になるなど、至れり尽くせりです。
アップグレードポイントを利用すれば、国内線はプレミアムクラスへ、国際線はビジネスクラスやファーストクラスへアップグレードすることも可能。快適な空の旅が送れます。
③海外出張・旅行でも安心のサポート
SFCカードでは、最高5,000万円の海外旅行保険(自動付帯)はもちろん、旅行中に比較的起こりすい傷害治療や疫病治療は最高150万円、携行品損害は最高50万円まで自動で補償してくれます。細やかなサポートが充実しているのは、安心できるポイントですね。
ちなみに、搭乗でもらえる「フライトボーナスマイル」もアップします。一般的なゴールドカードは25%であるのに対し、SFCゴールドなら40%も加算されます。
ANA以外でマイルが貯まる2つのおすすめカード
ANAカード以外にも、マイルを貯めやすいおすすめのカードがあります。
- アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
- アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
飛行機に乗らずにマイルを貯める「陸マイラー」にはいまひとつですが、頻繁に飛行機を利用する方にはぜひ検討してほしいカードです。
①アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
【総評】年会費1万円だがリターンも大きい。マイルの使いやすさはANAカード以上!
年会費は1万円かかるものの、確実にそれ以上のリターンが得られます。
ポイント(マイル)還元率が3倍、移行手数料が無料、ポイントの有効期限なし…など、使い勝手の良さはANAカードより上です。
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対象航空会社でポイント3倍
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ポイントの有効期限がない
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ポイントからマイルの交換先が17社
①対象航空会社でポイント3倍
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードを使って、ANAやJALを含む対象航空会社27社から直接航空券を購入すると、ポイントが3倍にアップ!
「100円利用=3ポイント付与=3マイルに交換」と、年会費1万円のカードでは類を見ないほど高還元です。ちなみに、ポイント3倍ボーナスの上限は合計60,000ポイント(カード利用額200万円相当)までで、それ以上は1ポイント(=1マイル)に戻ります。
②ポイントの有効期限なし!
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのポイントは、有効期限がありません。
「うっかり失効してしまった!」「マイルを使うタイミングがないまま期限が過ぎてしまった…」なんて、もったいないですよね。国内旅行で少しずつ使うも良し、何年か貯めて海外旅行にいくも良し、自由に使えます。
③ポイントからマイルの交換先が17社!
「スカイ・トラベラー・カード」と、9枚ご紹介してきたANAカードの大きな違いとして、ANA以外のマイルにも交換できることが挙げられます。
「JALとANA、どっちを利用するかわからない!」という方もいるはず。そんな方は、ANAカードで選択肢を絞ってしまうより、スカイ・トラベラー・カードでポイントのまま貯めておき、利用する航空会社が決まってからマイルに交換するのも賢い選択です。
▼アメックス・スカイトラベラー・カードについてはこちらをチェック
②アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
【総評】世界で働くビジネスマンに最適
年会費が3万8,500円と、少し勇気のいる金額なので、世界各国を飛び回るビジネスパーソン専用でしょう。
フライトで還元されるポイントは驚異の5%で、補償や保険も充実しているので、メリットを生かせる方にはぜひ検討してほしいカードです。
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対象航空でポイントが5倍にアップ
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ポイントから17種のマイルに移行可能
-
旅行時の保険や補償も充実
①対象航空でポイントが5倍にアップ
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードを使って、ANAやJALを含む対象航空会社27社から直接航空券を購入すると、ポイント還元率は5倍の5%にアップします。
こちらも上限は年間100,000ポイント(カード利用額200万円相当)で、以降は1%に戻ってしまうので要注意。
②ポイントから17種のマイルに移行可能
スカイ・トラベラー・プレミア・カードも、ポイントの有効期限はなし。無制限で好きなだけ貯めておけます。
ANAやJAL、デルタ航空、エミレーツ航空、シンガポール航空、など17の航空会社が提携しているので、貯めたポイントは世界中で使えるマイルに移行できるのも嬉しい点です。
③旅行時の保険や補償も充実
スカイ・トラベラー・プレミア・カードは、航空便の遅延・欠航に伴う食事代やホテル代を最高2万円、手荷物便の遅延に伴う生活必需品の費用を最高4万円まで補償してくれます。旅のお供にぜひ持っておきたいカードですね。
また、旅行損害補償は利用付帯で最高5,000万円。同価格帯のカードと比べると平均的な額ではありますが、旅行先でトラブルや事故に遭った時の強い味方になるでしょう。
マイルが貯まるクレジットカードは、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ANAカードに関するQ&A
気になるカードは見つかりましたか?最後に、ANAカードに関するよくある疑問をまとめました。
- ANAマイレージクラブカードとは?
- ANAカードで空港ラウンジが使える?
- マイルの口座は統一できる?
疑問点は今のうちに解決しておき、安心してカードを申し込みましょう!
Q1.ANAマイレージクラブカードとは?
A.「マイルを貯める機能」があるカード!
「マイレージクラブカード」とは、マイルを貯める機能が付いたカードの総称です。
楽天カードとANAマイレージクラブ機能が一体化した「楽天ANAマイレージクラブカード」や、みずほキャッシュカードとマイレージクラブ機能が一体化した「みずほマイレージクラブカード」など、様々なカードが発行されています。
クレジット機能の有無にかかわらず、ANAマイレージクラブのマイルが貯まるカードを「マイレージクラブカード」と呼びます。クレジット機能付きのカードが欲しい方は、必ず確認してから申し込みましょう!
Q2.ANAカードを持てば空港ラウンジが利用できる?
A.そうとは限らない!
空港ラウンジには「カード会社ラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の二種類がありますが、「カード会社ラウンジ」の場合は、ANAワイドゴールドやANAゴールド以上のカードを持っている方のみ利用できます。一般カードや学生カードでは利用できません。
ちなみに「航空会社ラウンジ」は、ダイヤモンドサービスやプラチナサービスなどの会員限定。一般人には非常にハードルが高いので、利用するなら「カード会社ラウンジ」になるでしょう。
カード会社ラウンジを利用できる一般カードは、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」だけ。空港ラウンジを利用したいけど年会費は極力抑えたい…という方は要チェックです。
Q3.カードを複数持つときマイル口座は統一できる?
A.統合できる!
「マイレージクラブカードを既に持っている」「2枚目のカードを作りたいけど、マイル口座は分けたくない」という方もいるかもしれません。同一名義のカードを2枚以上持っている場合、各カードのマイル口座は1つにまとめられます。
ANA公式サイトにある「マイル口座統合・パスワードの変更」の「マイル口座統合のお手続き 専用フォーム」から申し込めますよ。
家族とマイルを合算したいときは、「ANAカードファミリーマイル会員登録」から手続きできます。
自分に合ったANAカードを見つけよう
年会費や特典、マイル還元率などを比較し、自分に合ったANAカードを探してみましょう。ANAカードを使って、フライトや日々の生活でお得にマイルを貯めてくださいね。
現在、申し込みを停止しています
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。
他社のクレカで決済すると、東京ー沖縄間のフライトで片道1230マイル貯まるということです。さて、ここからが「ANAカード」の出番!