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実は多い…マイホームを「吹き抜け」にして後悔している人たち 住宅の専門家は「吹き抜け」をどう考えている?

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「吹き抜け」って実際どう? ※画像はイメージ
「吹き抜け」って実際どう? ※画像はイメージ

「マイホームは『吹き抜け』にしたい」「吹き抜けの家に住むのが憧れ」。そんな思いから、マイホームを建てるときに「吹き抜け」にしたという人もいると思います。見た目がおしゃれな上、開放感がある構造が人気の理由ですが、一方で「吹き抜けにして後悔しかない」「吹き抜け、不満だらけ」「失敗だった…」という声も少なからず聞かれます。

 実際のところ、吹き抜けのメリット/デメリットはどんな点にあるといえるのか……不動産鑑定士・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士の竹内英二さんに教えていただきました。

室内が広く感じられるけど…

Q.そもそも、住宅における「吹き抜け」とはどのような空間を指すのですか。

竹内さん「吹き抜けとは、複数階にまたがって上下方向に開放された建物内部にある空間のことです。例えば、住宅において1階のリビングが2階の天井までつながっている空間が吹き抜けに該当します。

吹き抜け部分は、柱や梁(はり:柱と柱をつなぐ横架材)が少なくなる点が基本的な構造です。そのため、吹き抜けを設ける場合には、吹き抜け周囲の柱や梁を太くすることで建物の荷重をしっかり支えていく必要があります」

Q.「吹き抜け」の空間におけるメリットは、どんな点にあると思われますか。

竹内さん「吹き抜けは、室内が広く感じられる点がメリットです。人間は天井が高いと、その空間を広く感じる傾向があります。吹き抜け部分は天井が2階まで開放されているため、他の部屋と比べて天井の位置が高いです。そのため、吹き抜け部分では開放感が演出され、実際の面積以上に広々とした印象を生むことができます。

また、2階の天井に窓を設け、1階の空間に自然光を取り入れることができる点も、吹き抜けならではのメリットです」

Q.一方で、「吹き抜け」のデメリットはどういった点だと考えられますか。

竹内さん「吹き抜けのよくあるデメリットは、空調効率が下がるという点です。吹き抜けは天井が高い大空間となるため、空調効率が下がり、光熱費が上がってしまいます。特に冬場は暖かい空気が上にたまることから、1階が寒くなりやすいです。

また、先述したように、吹き抜けを設けることで周囲の柱や梁を太くすることが必要となります。そのため、建築費も割高となりやすいです。空調効率を上げるために断熱性を高めようとすると、建築費もさらに上がる原因となります」

Q.マイホームで「吹き抜け」の構造にした人からは「後悔」の声も少なからず上がっているようです。「吹き抜け」を希望する際、なるべく後悔のないようにするために、最初に検討・チェックしておくべきポイントとは。

竹内さん「住宅の仕様はデザイン性と機能性が相反する傾向にあり、デザイン性を優先させると機能性が劣ることが多いです。吹き抜けも、デザイン性は優れていても機能性が劣る仕様の一つといえます。

そのため、吹き抜けのようなデザイン性に優れた仕様を取り入れる場合は、劣る機能について最初に考慮すべきです。吹き抜けは空調効率という機能性が劣るため、それでも開放感というデザイン性を優先するべきかを十分に検討すべきといえます。

可能であれば、設計者に対して吹き抜けを導入するケースと導入しないケースで、建築費や光熱費がどの程度違ってくるかをシミュレーションしてもらうことをおすすめします」

オトナンサー編集部

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