「人の塊が京王に吸い込まれる…」 首都圏”乗り換え不便駅”Sランク「稲田堤⇔京王稲田堤」 想像以上に難易度が高い!? そのワケとは
- 乗りものニュース |

「商店街を徒歩」だけじゃない難しさ
「なんとかなりませんか?」
京王稲田堤駅(乗りものニュース編集部撮影)
この文言とともに、離れた2駅間の地図の画像を添付したXの投稿が話題になっています。「稲田堤」駅と「京王稲田堤」駅が、乗換駅にもかかわらずあまりにも離れていることに、様々な意見が集まっています。
稲田堤はJR南武線、京王稲田堤は京王相模原線の駅です。いずれも川崎市北部に位置し、後者は「神奈川県最北端の駅」でもあります。両駅は、近いほうの乗り換え口である北口どうしでも、おおよそ300m離れており、徒歩で3~5分といったところです。
ただこの距離感、実際に歩くと想像以上かもしれません。
JRの稲田堤駅を出ると、そこは商店街で、目指す京王稲田堤駅の姿は全く見えません。分かりやすい案内もないので、「本当にコッチなのか…?」と思わせるのです。
「細い路地にみんな吸い込まれていくの見え半信半疑で突いていったら京王稲田堤駅についた。。。前についていかなかったせいで迷った経験ある」
「この細い道で合ってるんか?って思いながら歩いた」
「本当に人の塊がそのまんま京王に吸い込まれていって面白かった」
経験者からはこんな声が相次いでいます。
住民に聞くと、両駅とも北口・南口があるため、人によっても乗り換え経路が異なるといいます。「メインの乗り換え経路は商店街になっている南口でしょう。北口の乗り換えルートは商店もないので、あまり使いませんね」とのこと。
この北口のルートは、JRの駅を出て、カラオケ店の脇の幅1m未満ではないかという細い路地を進んでいくもの。半信半疑になるのも無理はないかもしれません。
難易度の高いこの乗り換えは、これでも近年、改善されたほうなのです。
JR稲田堤駅は上下線の外側にホームがある「相対式」で、上下線を行き来するには駅の外の「開かずの踏切」を渡らなければなりませんでした。2024年にようやく駅の橋上化とともに南北の自由通路が開通し、北口と南口どちらからも上下線ホームにアクセスできるようになったのです。
それまでは、京王稲田堤駅から乗り換える人も、メインの南口ルートを使って南武線の川崎方面(北口)に向かう場合は、踏切を渡る必要がありました。これが解消されたことで、北口の乗り換えルートをあまり使わなくなったという意見も見られます。
慣れた人には「別に大した事ないと思う」という声もある稲田堤の乗り換えですが、同じ京王と南武線でも、京王線の分倍河原駅(東京都府中市)のほうが乗り換えが容易なことから、なかには「歩きたくなさすぎてわざわざ分倍河原まで行って乗り換えてた」という声も見られます。
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