いまさら聞けない…刺し身に添えられている「菊の花」は食べてもOK?
- オトナンサー |

9月9日は「重陽の節句」で「菊の節句」ともいわれています。スーパーの刺し身や旅館で提供されるお造りには、黄色い菊の花が添えられていることがあり、不思議に思ったことがある人は多いと思います。
なぜ刺し身に菊の花が添えられているのでしょうか。また、この菊の花は食べても問題はないのでしょうか。オンライン料理教室やテレビ番組などで活躍する、料理インストラクターのいとえりさんに聞きました。
刺し身に添えられているのは食用菊
Q.刺し身に菊の花が添えられるようになったのは、なぜなのでしょうか。
いとえりさん「菊の花を刺し身に添えるようになったのは江戸時代の頃といわれています。当時からしょうゆをつけて生魚を食べる文化が庶民の間でも広まったのですが、生食による食中毒が後を絶たなかったそうですね。
そこで、古くから生薬として親しまれていて、食中毒が増える夏から秋にかけて花を咲かせる菊を添えてみたら、食中毒が減っていったということから、現代でも定番の組み合わせとなっているようです。また、お花を添えるということで、見栄えが良くなるというのも理由の一つでしょうね。菊の花と同じように、ワサビや大葉、穂じそなども同じ理由で、このころから刺し身の付け合わせとして親しまれていたそうです」
Q.刺し身に添えられた菊の花は食べても問題はないのでしょうか。
いとえりさん「現在、市販の刺し身に入っている菊の花は食用菊で、『秋月』と呼ばれる品種です。香りもよくそのまま薬味として食べられるのですが、食べ方としては花びらをちぎってしょうゆの中に落とした後、そのまま刺し身をつけると食べやすいと思います。
江戸時代の人たちがどこまで菊の花の効果を理解していたかは分かりませんが、菊の花のエキスに解毒作用があることや、菊の花には抗酸化作用があるビタミンEが多く含まれていることから、現代では免疫効果向上も期待できることが分かっています」
オトナンサー編集部
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