阪神高速、新社長は“生え抜き”に 国交省出身から交代 この道40年「阪高マン」の技術畑
- 乗りものニュース |

阪神高速に史上2人目の「生え抜き」社長が誕生します。中野国交相は「 経営トップとして適任であると判断された」と紹介しました。
阪高2人目の生え抜き社長
阪神高速の次期社長人事案が2025年5月27日、閣議了解されました。人事は6月に開催を予定する株主総会・取締役会で正式決定される予定です。
阪神高速道路の社長が交代する(画像:PIXTA)。
阪神高速道路公団を前身とする阪神高速道路株式会社は、国(50%)と地方が株式を所有する特殊法人で、国土交通省が担当する所管法人です。2000年代、小泉政権のもとではじまった構造改革で郵政をはじめとする民営化が進行し、道路公団にもその波が押し寄せ、高速道路各社が誕生しました。
新社長となる現・専務執行役員の上松英司氏は、1984年に阪神高速道路公団へ採用された“生え抜き”です。中野洋昌国土交通相は閣議後会見で、人事案をこう説明しました。
「実績や経験、手腕が評価されて経営トップとして適任であると判断された」
人事案通りに上松氏が社長に就任すると、同じく公団出身だった前社長の幸 和範氏に次ぐ阪神高速で2人目の生え抜き社長が誕生します。現社長の吉田光市氏は国土交通省の出身で、国交省経験者との交代人事が続いていることになります。
上松氏は2019年に参与として経営に参画しました。現在は、デジタル戦略統括、経営企画、監査を担当しています。
阪神高速の経営は、通行料金の値上げ後も交通量の減少は見られず、料金収入は前年同期を上回り好調に推移しています。課題は淀川左岸線(2期)、淀川左岸線延伸部、大阪湾岸道路西伸部、名神湾岸連絡線の整備推進による、いわゆるミッシングリンクの解消です。
また、阪神高速の構造物は、総延長258.1kmのうち約50%にあたる132.6kmが開通から40年を超えています。リニューアルプロジェクトは大阪・関西万博開催による渋滞への影響を考慮して休止中ですが、閉会後は交通の円滑化と両立させて、着実に進めていく必要があります。
●上松氏の主な経歴
1978年3月 大阪府立北野高校卒業
1984年3月 京都大学大学院工学研究科修了
1984年4月 阪神高速道路公団採用
2019年7月 阪神高速道路株式会社 参与
2020年4月 同 執行役員
2021年7月 同 常務執行役員
2022年6月 同 代表取締役 兼 専務執行役員
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