【漫画】「あなたの幸せが私の幸せ」 …娘にとって“呪いの言葉”だった 母が初めて知った娘の“本当の気持ち”とは<作者インタビュー>
- オトナンサー |

娘から衝撃的なことを告げられたエピソードを描いた漫画「母という呪縛」が、インスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。
ある日、高校生の娘が母に、「プレッシャーを感じるから、お母さんがいつも私に言っている言葉を取り消してほしい…」と、深刻な顔で告げました。母がよく口にする言葉とは…。読者から、「良いお母さん」「私も、母にこう言ってほしい!」などの声が上がっています。
愛情のつもりで伝えていた言葉が裏目に…
この漫画を描いたのは、漫画家のうつみさえさんです。『白泉社 kodomoe web』で「父の逝きざま~末期ガンの父を自宅で看取るまで~」「令和JKをわかりたい!」の2作品を連載中。また、2023年11月に、鏡を見るたびにテンションの下がる大人世代に向けた意識低い系美容本、『メイクもファッションも迷子になってない?40代からのキレイのつくりかた』(白泉社)を出版しました。Instagramではエッセー漫画を発表しています。うつみさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのはいつごろからですか。
うつみさん「小学2年ぐらいから描いていました。インスタグラムを始めたのは、2019年ごろからです。『漫画家になりたいなー』と思いながら何もしていなかったのですが、40歳手前にしてインスタグラムで漫画を描き始めました。慣れた頃に、白泉社の『マママンガ賞』に応募して漫画家デビューできたので、インスタグラムはスモールステップとしてとても良かったです。最近は、1文字でも文字を少なくするように心がけています。つい文字で語ってしまいがちなので…。
漫画を描くために、『漫画を読むこと』を日々努力しています。ただ漫画を読んでいるだけでも『仕事だから』って言えるこの職業。最高です」
Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。
うつみさん「私がいい母親気取りでいつも言っていた、『あなたの幸せが私の幸せよ~』という言葉が、まさか娘に圧をかけているとは思わず…。面白かったので漫画にしました。こういうこと、よくありますよね。良かれと思ったことが裏目、みたいなの」
Q.この言葉は、どのようなタイミングで娘さんに言っていたのでしょうか。
うつみさん「娘が小さい頃から、喜んでいる姿を見たときや良いことがあったときに、『良かったね~。あなたの幸せが私の幸せよ~』と言い続けていました」
Q.それを言われて、娘さんの反応はどうだったのでしょうか。
うつみさん「いつも『ふーん、そう』みたいなサラッとした反応だったので、何の疑問も感じていませんでした」
Q.娘さんから「プレッシャーだ」と告げられたとき、どのような思いが湧きましたか。
うつみさん「ものすごく申し訳ない気持ちになりましたね。たぶん、10代半ばになって自分の進路などを考えていくうちに、『これで私は幸せになれるだろうか。私が幸せじゃなかったらお母さんは不幸なんじゃないか』などと思ってしまったんだと思います。でも、『あなたが不幸でも、私は勝手に幸せになる』と娘に宣言したことで、私自身も呪縛から解かれた気がしました。今は、『私は勝手にやるから、娘も適当に頑張ってね!』って思います」
Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。
うつみさん「『うちの母親にもこう思っていてほしい』というコメントをいただきました。また、このポストでフォローしてくれる人がいたので、同じような呪縛をかけたりかけられたりしている親子は少なくないんじゃないか、と思いました」
オトナンサー編集部
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