なぜ護衛艦「やまと」は存在しない? 海自艦艇が「人名」を避けるワケ 伝説の名が“封印”される深い意味
- 乗りものニュース |

明治天皇も却下!? 自衛艦に「人名」が絶対NGなワケ
先日、海上自衛官で夫のやこさんと横須賀界隈を散歩していたときのことです。ヴェルニー公園からは米軍基地を臨むことができ、奥の方に空母ジョージワシントンが見えるのですが、ふと「日本の護衛艦の名前は人名からつけないんだね」という話になりました。
空母「プリンス・オブ・ウェールズ」(手前)と並走する海上自衛隊の護衛艦「かが」(画像:イギリス国防省)
これは諸説ありますが、明治天皇が却下したそうです。理由は「艦になにかあったら縁起悪いから」といったごもっともなハナシで、これを受け旧海軍時代から現代に至るまで、艦艇の名前に人名は使われていません。
じゃあ海上自衛隊に所属している砕氷艦「しらせ」は、白瀬矗中尉(日本人ではじめて南極探検をしたスゴイ人)が由来なのではないのでしょうか。答えはズバリ、NO。「しらせ」の艦名は名所旧跡が元になっています。
実は、南極には昭和基地の近傍に「白瀬氷河」というのがあり、そこから採ったものなのだそう。うーん……、白瀬氷河の由来は白瀬中尉なので、なんだかうまくかわされた感じです。そう思うのは、気のせいでしょうか。
そんな、絶対に人名はつけないという強い意思を感じる自衛鑑の命名ルール。実際の命名基準はというと、防衛省訓令第317号によると、自衛艦の種類によって命名のジャンルがあり、例えば護衛艦は天象・気象、 山岳、 河川、地方の名からつけます。護衛艦「あたご」なら愛宕山が、護衛艦「ひゅうが」は旧国名の日向国に由来しています。
条件はクリアしてるのに… 護衛艦「やまと」が存在しない理由
2025年11月にはさくら型哨戒艦「たちばな」が進水しましたが、ミサイル艇と哨戒艦は鳥、木、草の名がつきます。橘はミカン科の木で、古くから日本に自生している樹木のひとつです。ちなみに自衛艦艇の名前の多くは、旧日本海軍で使われ、二代目、三代目というのが多々あり、艦名をひらがなにしていても、意外とかつての同名艦を意識していたりするんです。
海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」。艦名の由来は南極にある白瀬氷河から(画像:海上自衛隊)
こうしてみると、どこか雅かつ旧海軍の美学のようなものを感じる海上自衛隊の艦艇の名前……。なのですが、あの有名な「大和」は現代艦に受け継がれないのかという疑問が残ります。
これも諸説ありますが、「大和」は特別すぎるからあえて使われないのではと言われています。
「大和」自体は旧国名なので自衛艦の命名基準に合っていますが、もしも、護衛艦に「やまと」という名前をつけたら、その瞬間、同艦は特別な一隻となり、複雑な思いを乗せて語られ続けてしまいますから、仕方がないのかもしれません。
個人的には、現行の艦艇には重い歴史ではなく明るい未来を想起させるような名前が付いてほしいなと、思いました。
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