えっ、今はもうないの!? 実は「学校のプール」から姿を消していた《大人世代にはおなじみ》の設備
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学校のプールといえば、「入る前に消毒用の槽に腰まで浸かっていた」「泳いだ後は目を洗うための蛇口で洗眼していた」という大人世代の人も多いはず。しかし実は、どちらも現在は多くの学校で廃止されています。なぜ廃止されることになったのでしょうか。
懐かしい「噴水のような姿」
まず、腰まで浸かる槽は「腰洗い槽」と呼ばれる設備で、現在ではほとんどの学校で使われていません。そもそも腰洗い槽は、高い塩素濃度の水に浸かることで殺菌消毒し、プール熱などの感染症を防ぐために使用されていました。当時はプールの水の交換が容易ではなく、衛生面を不安視されたことが腰洗い槽の設置につながったようです。
ところが2001年に、厚生労働省が遊泳用プールの衛生基準に関する指針を一部改訂した際、マニュアルから腰洗い槽の設置に関する項目が削除されました。実は、多くの学校がろ過装置を導入したことによってプールの水質が向上。適切なシャワー洗浄で対応できると判断され、腰洗い槽は廃止へと向かったのです。
そして、腰洗い槽とともに、プール後に目を洗う「洗眼器」も姿を消しています。洗眼器は、上向きに固定された蛇口から出る水道水で目を洗い流すためのもの。噴水のような姿を「懐かしい!」と思う人も多いのではないでしょうか。
洗眼器は目に入った塩素を洗い流したり、結膜炎などの感染症を防いだりするために使用されていました。かつてはゴーグルの着用が一般的ではなかったことも、洗眼器が使用されていた理由の一つです。
しかし最近では、洗いすぎると目の健康を保つ成分まで洗い流されてしまうため、洗眼器による洗眼は目によくないといわれるように。現在はプール後の洗眼は推奨されておらず、ゴーグルを着用して目を保護する方法が普及しています。
時代とともに、学校の“あるある”な光景も変化しているようです。異なる世代の人と話すと、プール以外にも知られざる「学校の変化」が見つかるかもしれませんね。
オトナンサー編集部
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