「パスタ」ゆでるとき、塩って本当に入れなきゃダメ? 人気料理講師が教える“2つのメリット”
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パスタをゆでるときに塩を入れる人は多いと思います。一方、Xでは「なぜパスタをゆでるときに塩が必要なの?」「パスタをゆでるときに塩を入れても意味がない」という内容の声が上がっています。そもそも、パスタをゆでるときに塩を入れるのはなぜなのでしょうか。もし塩を入れ忘れた場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか。オンライン料理教室やテレビ番組などで活躍する、料理インストラクターのいとえりさんに教えていただきました。
塩を入れなくてもおいしく調理できる
Q.そもそも、なぜパスタをゆでる際に塩を入れるのでしょうか。
いとえりさん「理由は2つあり、まず下味を付けるためです。麺そのものに味が付いていることで、ソースと絡まったときによりおいしく感じられるというメリットがあるんです。もう1つは、塩を入れることで麺にコシが出るという点です。ゆで汁の塩分濃度が上がると、パスタが水を吸収する量が減ります。すると、必要以上に水分を吸収することなくパスタがゆで上がるため、コシがある状態に仕上がります」
Q.では、塩を入れずにパスタをゆでた場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
いとえりさん「塩を入れずにパスタをゆでた場合のデメリットは特にありません。これは好みの話になってくると思うのですが、いわゆる『アルデンテ』と呼ばれるような、ちょうどよい固ゆでの硬さにならなくても問題ない場合は塩を入れなくても大丈夫です。
日本人はナポリタンのような、もちもちした食感のパスタが好きな人が多く、コシや硬さがあるパスタばかりではないと思います。日本で食べられるパスタはイタリアのパスタよりも具材が多い傾向にあり、もちもちした食感の麺でも合います。
一方、イタリアのパスタは具が主役というよりは、パスタの食感を楽しむことがメインという感覚があるんです。そのため、本場のパスタのようなコシ感を大事にしたい場合、塩は入れた方が良いですね」
Q.ちなみにパスタと違い、うどんをゆでるときは塩を使わないと思いますが、なぜなのでしょうか。
いとえりさん「うどんは、麺の生地を作る段階から塩を入れるんですね。下味がすでに付いている状態のため、ゆでるときに塩を追加する必要がありません。また、うどんの生地は中力粉を使うことが多く、小麦粉を使うパスタとはグルテンの量が異なります。中力粉はグルテンの量が少なく、ゆでるときに塩を入れると弾力性が高まりにくいです。そのため、うどんをこねるときは塩を入れます」
オトナンサー編集部
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