なぜか甘い物を食べた後に眠くなり「困る」 糖尿病専門医が説く「糖質」の“恐ろしさ”
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仕事や勉強で疲れたときや気分転換を図りたいときに、砂糖入りの缶コーヒーやチョコレートなどの甘い飲食物を摂取する人は多いと思います。甘いものを食べることでリラックス効果が得られ、ストレスが軽減するといわれていますが、中には甘い飲食物の摂取後に眠くなる人がいるようです。SNS上では「甘い物を食べるとなぜか眠くなる」「甘い物を食べるとすぐに眠くなる。困る」「眠い。糖質多く取ったから!? 糖質怖い」「チョコを食べると眠くなる」「血糖値が高めの人は缶コーヒーはダメ」という内容の声が上がっています。
甘い物を食べた後に眠くなる場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。「eatLIFEクリニック」(横浜市旭区)院長で、内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんが解説します。
糖質が体に及ぼす影響は大きい
砂糖入りの缶コーヒーやチョコなどの甘い飲食物を摂取した後、眠くなる場合、食後に血糖値が急上昇したことが原因だと考えられます。健康な人の食後の血糖値は140ミリグラム/dl未満ですが、血糖値が200ミリグラム/dlを超えると眠気の原因となります。
食後に眠気を催すことが続くようであれば、境界型糖尿病(糖尿病予備軍)や2型糖尿病の初期の可能性が考えられるため、糖尿病専門医に相談してください。
なお、缶コーヒー1本当たり、15グラム前後の糖質が含まれているほか、甘いカフェオレの場合、より多くの糖質が含まれています。缶コーヒーはサイズが小さいため、気軽に飲む人が多いですが、1日に何本も飲むと糖質の摂取量が多くなり、糖尿病の原因となり得ます。
甘い飲食物を摂取した後にできるだけ眠くならないようにするには、例えば、食後の血糖値の上昇を抑えるために、食物繊維の多い野菜を先にゆっくりと食べることは有効です。しかし、甘いものを食べる場合は、食物繊維を摂取したところで血糖値を下げるほどの効果は期待できません。それほど、甘いものに含まれる糖質が体に与える影響は大きいのです。
食後に眠くなる場合、日々の食事で糖質を過剰に摂取していないかチェックするとともに、不安であれば糖尿病専門医に相談するのをお勧めします。
オトナンサー編集部
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