風邪の症状ひどい…もしかしたらインフル&新型コロナかも すぐに受診すべき5つの症状とは【医師解説】
- オトナンサー |

インフルエンザと新型コロナウイルスの違いとは?(画像はイメージ)
春は寒暖差が激しい季節です。風邪をひいて症状が長引いてしまうケースも珍しくないため、注意が必要です。ところで、SNS上では「ただの風邪だと思ったらコロナ陽性」「まさかのコロナ陽性」「インフルBとコロナ同時感染らしい そんなことある??」などの声が上がっており、引き続きインフルエンザと新型コロナウイルスに注意が必要です。
そもそも、インフルエンザと新型コロナウイルスは症状にどのような違いがあるのでしょうか。速やかに医療機関を受診すべき症状について、晃友上九沢クリニック(相模原市緑区)院長の川村洋和さんに聞きました。
症状の出方に違い
Q.インフルエンザと新型コロナウイルスの症状の違いについて、教えてください。症状で見分けることは可能なのでしょうか。
川村さん「インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は、どちらも発熱やせきなどを引き起こす呼吸器感染症ですが、原因となるウイルスや症状の出方、経過に違いがあります。
まず原因となるウイルスが異なります。インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、日本では主にA型とB型が流行します。一方、新型コロナウイルス感染症は、『SARS-CoV-2』というコロナウイルスによって起こる感染症です。
どちらも、発熱やせきのほかに、喉の痛みや鼻水、頭痛、筋肉痛、倦怠(けんたい)感が見られるなど、症状には共通点が多いです。そのため、自分で症状だけを見てインフルエンザなのか、新型コロナなのかを正確に判断するのは、実際にはかなり難しいです。ただ、傾向として違いを説明することはできます」
Q.では、症状の出方や経過にはそれぞれどのような傾向があるのでしょうか。
川村さん「インフルエンザは、比較的急に症状が強く出ることが多く、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の強いだるさが短時間で急速に現れるのが典型です。『朝までは普通だったのに、午後から急に高熱と強い倦怠感で動けなくなった』という経過は、インフルエンザでよく見られるパターンです。
一方で、新型コロナウイルス感染症は、喉の痛みやせき、鼻水、だるさなど、いわゆる風邪に近い症状から始まることも多く、症状の出方に幅があります。発熱や筋肉痛が前面に出ることもあれば、喉の痛みが中心となることもあります。
新型コロナウイルス感染症が初めて広く知られるようになった頃には、味覚障害や嗅覚障害が比較的特徴的な症状として話題になりました。しかし現在はウイルスが変異を重ねており、流行している変異株では、こうした症状は以前ほど典型的とは言えない場合もあります。
味覚や嗅覚の変化が見られることはありますが、必ずしも全ての患者に現れるわけではありません。そのため、『味がしないから新型コロナ』『高熱だからインフルエンザ』といったように、症状だけで単純に判断することは難しく、必要に応じて検査によって確認することが重要です。
注意したいのは、年齢や基礎疾患の有無、体調などによって症状の現れ方が変わることです。例えば65歳以上の高齢者では、インフルエンザでも典型的な高熱がはっきり出ないことがありますし、新型コロナウイルス感染症でも若い人の場合、軽い喉の痛みのような比較的軽い症状のみで経過する場合もあります。
一方で、どちらの感染症も高齢者のほか、糖尿病、ぜんそく、肺や肝臓、心臓の慢性的な疾患、関節リウマチ、クローン病などの基礎疾患がある人は重症化することがあります。息苦しさや強い倦怠感など全身状態の悪化が見られる場合には注意が必要です。発熱や呼吸器症状がある場合には、必要に応じて医療機関に相談し、検査で確認することが重要です」
Q.インフルエンザと新型コロナウイルスに同時に感染するケースはあるのでしょうか。
川村さん「インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスはそれぞれ異なる種類のウイルスであるため、両方のウイルスに同時感染(重複感染)することがあります。なぜなら、どちらも飛沫(ひまつ)や接触などで広がる呼吸器感染症であり、人との接触が多い環境では複数のウイルスにさらされやすいためです。特に、家庭内や学校、職場などで感染が広がっている環境では、同時感染が起こる可能性があります。
実際に国内外の医療現場でも、インフルエンザと新型コロナウイルスの両方の検査が陽性になる症例が報告されています。ただし、同時感染が非常に多いわけではありません。
同時感染が起きた場合には、発熱や倦怠感、せきなどの症状が重なって現れる可能性があります。特に高齢者や基礎疾患のある人は重症化に注意が必要です。息苦しさや強い倦怠感など全身状態の悪化がみられる場合には、早めに医療機関に相談することが重要です。
実際の診療では、先述のように症状だけでインフルエンザと新型コロナウイルスを見分けるのは難しいため、発熱や呼吸器症状がある患者に対して、両方の検査を行うことがあります」
Q.もしインフルエンザなのか新型コロナウイルスなのか分からない場合、どのように対処したらよいのでしょうか。
川村さん「インフルエンザか新型コロナウイルス感染症かがはっきり分からない場合でも、まずは無理に外出せず、自宅で安静にすることが大切です。
先述のようにどちらも発熱やせき、喉の痛みなどを伴う呼吸器感染症であり、症状がある間は周囲に感染を広げる可能性があります。そのため、体調不良がある場合には外出を控え、手洗いやせきエチケット、換気など基本的な感染対策を行いながら休養を取ることが重要です」
Q.どのようなときに医療機関を受診すべきなのでしょうか。
川村さん「特に次の5つの症状が見られる場合は、早めに医療機関へ相談することが勧められます」
・息苦しさがある
・水分が十分に取れない
・強いだるさが続く
・高熱が続く
・ぐったりしている
何度も強調しますが、高齢者や基礎疾患がある人は重症化のリスクが高いため、症状が軽く見えても注意が必要です。
さらに、急な高熱や強い全身症状がある場合にはインフルエンザの可能性も考えられます。インフルエンザでは発症早期に抗インフルエンザ薬を使用することで症状の軽減が期待できるため、早めに医療機関に相談するのは大きな意義があります。
自宅で様子を見る場合には、十分な休養と水分補給を心掛け、必要に応じて解熱鎮痛薬などを使用しながら経過を見てください。同時に、家庭内での感染を防ぐため、マスクの着用や換気などの対策も重要です。
「どちらの感染症か分からないから」といって普段通りに出勤や登校を続けるのは避けた方がよいです。自己判断で無理をせず、必要に応じて検査を受けることが、本人だけでなく周囲の人を守ることにもつながります。
オトナンサー編集部
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
| いいね | ![]() |
|
|---|---|---|
| ムカムカ | ![]() |
|
| 悲しい | ![]() |
|
| ふ〜ん | ![]() |







