【漫画】「目の前に自分の子がいるのに…」 健康ランドで起きた“最悪の痴漢” 子連れの父親の犯行に「胸クソ悪い」【作者取材】
- オトナンサー |

漫画「痴漢された話」のカット(まいおさん提供)
イラストレーターのまいおさんの漫画「痴漢された話」がインスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。
小学生のとき、家族で健康ランドへ行った作者。ゲームコーナーで姉と遊んでいたところ、知らない男の子とその父親が近くにやってきました。そして…という内容で、読者からは「これは腹が立ちますね」「胸クソ悪い痴漢」「明日はわが身…注意します」などの声が上がっています。
背後から感じた“嫌な気配”の正体
まいおさんは、インスタグラムで作品を発表しています。まいおさんに作品について話を聞きました。
Q.今回、漫画「痴漢された話」を描いたきっかけを教えてください。
まいおさん「とても衝撃的な出来事で忘れられず、漫画を描いて供養しようと思ったのがきっかけです」
Q.このことは、何歳くらいの頃の出来事ですか。
まいおさん「10歳か11歳の頃だったと思います」
Q.この件についてて、どのように感じていますか。
まいおさん「痴漢という行為そのものへの嫌悪感はもちろんですが、何よりショックだったのは、その男性が『誰かの父親』であり、すぐ目の前に自分の家族がいる状況で犯行に及んだことです。そのあまりに身勝手でゆがんだ光景に、言葉にできないほどの嫌悪感と恐怖を覚えました」
Q.このときの自分に声を掛けるとしたら、どのような言葉を掛けたいですか。
まいおさん「もし少しでも勇気が出せそうなら、『“やめてください、気持ち悪いです”と声に出していいんだよ』と伝えたいです。相手に『これくらい大丈夫だろう』という成功体験を与えないように!」
Q.漫画「痴漢された話」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
まいおさん「多くの方々から同じような被害体験が寄せられてとても驚きました。当時のつらい心境について、勇気を持って打ち明けてくださる方々が多く、私自身も皆さんの言葉に何度も救われ、寄り添ってもらったと感じています。特に印象的だったのが、皆さんが口をそろえて、『これまで誰にも相談できず、1人で抱え込んできた』とおっしゃっていたことです。何年も、時には何十年も前の出来事を、私の漫画をきっかけに初めて言葉にできたという方たちもいて、痴漢問題の根深さを改めて痛感しました」
Q.痴漢被害について、また被害にあって苦しんでいる方々に向けて、伝えたいことはありますか。
まいおさん「『これくらい、たいしたことじゃない』と、フタをされてしまうような世の中ではいけないと思います。『被害者がその場で、あるいは後からでも声を上げられる』、そんな当たり前のことが許される社会になるよう、私の作品が少しでもそのきっかけや、皆さんの心に寄り添う支えになれたらうれしいです」
オトナンサー編集部
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