妊娠初期に二度の流産、不妊治療を経て出産。妻を支える芸人・ゆってぃが「えらい男前な感じに見えて…」

487 YOU

マイナビウーマン
2025年2月4日17時31分

今年1月に第一子が誕生した芸人のゆってぃさんとグラビアモデルの石川あんなさん夫妻。出産に至るまで二度の流産を経験し、不妊治療を経て念願の赤ちゃん誕生だったことを明かしました。

「育てることができない体なのかもしれない」

1月31日放送の番組『ダマってられない女たち』（ABEMA）では、ゆってぃさんと14歳年下の妻・あんなさんの妊娠後期から出産までに完全密着。2022年に結婚し、昨年11月に妊娠を公表した2人ですが、ここまでの道のりは決して順風満帆ではありませんでした。

結婚後、すぐに初めての妊娠がわかりましたが、妊娠初期に流産。妊活を続け、約1年後に二度目の妊娠に至るも、同じく初期に流産となりました。

あんなさんは当時を振り返り、「『子ども欲しいね、子づくりしよう』という最初の時と、実際にできるまでのときに、子どもに対するとか、妊娠に対する考え方が結構変わるところが……」と涙。「（妊娠）できることはできるけど、もしかしたら（赤ちゃんをお腹で）育てることができない体なのかもしれない」と検査を受けますが、原因はわからず「なぜできないのかもわからないし、なぜおりてしまったのかもはっきりわからなかった」と、苦悩の日々だったといいます。

「年齢のこともあるので早く欲しい」と願い、夫婦は体外受精を決断。一度目の体外受精で妊娠が叶いました。このときまだ、「あまり喜びすぎても、流れてしまったときに傷つくっていうのがあるので」と不安の気持が大きかったあんなさんですが、ゆってぃさんは妻に安心してほしいと家事を全力サポート。料理の腕もどんどん上達していったそう。

先輩・おぎやはぎ小木さんに相談したこと

出産予定日の18日前、不安を少しでも取り除くため無痛分娩を選んだあんなさんは助産師さんと面談し、麻酔を入れるタイミングなど希望を伝えます。一方、ゆってぃさんは立ち会い出産に不安を覚えていました。

「立ち会いたくないということではない」ものの、「わーとかうーとか言うわけじゃないですか。そこの緊迫感に勝てるかなっていう」と、未知の体験に緊張していたゆってぃさんは、事務所の先輩であり、16歳の娘のパパである「おぎやはぎ」の小木博明さんに相談しました。

小木さんは自身が怖くて妻の出産に立ち会えなかったことを後悔しており、「一番近くで抱っこできるような状態でいたかった」「立ち会った方がいいと思うよ」とアドバイス。先輩に背中を押されたゆってぃさんは、「（自分に）できることは、声をかける、そばにいてあげること」と、あらためて立ち会い出産を決意します。

そしてついにその日が訪れます。予定日を過ぎても陣痛が始まらず、子宮口を広げるために、前々日から陣痛誘発剤を入れて「泣くほど痛かった」陣痛にギリギリまで耐えたというあんなさん。麻酔を打ってもらい分娩に備えます。分娩室で聴こえてくるのは赤ちゃんの心臓の音。陣痛の合間、ゆってぃさんはあんなさんの口元に飲みもののストローを運び、あんなさんは赤ちゃんの心拍数を表示するモニターを心配そうに眺めます。

陣痛が開始すると、助産師さんの「大きく吸い込んだら力を入れましょう」の声とともに、息をゆっくり吐きながらいきむあんなさん。ゆってぃさんは手をにぎり、言葉をかけ続けます。そして2440gの女の子が誕生。元気な産声にあんなさんは安堵の涙を流し、ゆってぃさんも「かっこよかった」「頑張った、あんちゃん」と労いの声をかけ涙をぬぐいました。

最後にゆってぃさんが「僕が思ったのは、奥さんへの愛が深まった。ありがとうを超える何か」と妻へ感謝の言葉を伝えると、「ゆうたくんがいたからこそ産まれてきてくれた命。ありがとう」と返すあんなさん。「こちらこそ、ありがとう。楽しく子育てしていきましょう」という言葉に、あんなさんも思わず涙ぐみます。

出産密着映像に、VTRを視聴していたスタジオも感動の涙。番組MCのヒコロヒーさんが「ゆってぃさんがえらい男前な感じに見えて……これからどうやって『ワカチコ』見たらいいんだろうっていう感じになりました」と言っていましたが、確かに夫・パパとしてのゆってぃさんはとても頼もしく、これから赤ちゃんを含めた三人で素敵な家庭を築いていくはずです。