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空対空ミサイルってどれだけ飛ぶの?「米国製アムラーム」が最長射程を塗り替えた! 裏にはPRしなければならない切実な理由が

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  • 乗りものニュース
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アメリカ空軍は2025年9月16日、フロリダ州エグリン空軍基地の空域において、空対空ミサイルAIM-120「アムラーム」の実射テストを行い、その過程において同ミサイルによる最長の飛行を成功させたと発表しました。

自衛隊も使うアムラームミサイルが最大射程を更新

 アメリカ空軍は2025年9月16日、フロリダ州エグリン空軍基地の空域において、空対空ミサイルAIM-120「アムラーム」の実射テストを行い、その過程において同ミサイルの最長飛行を成功させたと発表しました。なお、発射はステルス戦闘機F-22「ラプター」から行われています。

Large figure1 gallery8F/A-18F「スーパーホーネット」の試験機から発射されるAIM-120 F3R型(画像:レイセオン)。

 アメリカ軍はAIM-120の射程について公式に発表していませんが、現在配備されているD型の最大射程は推定で180kmといわれています。今回の試射ではAIM-120 F3R型というテスト仕様が使われ、D型を上回る距離、およそ200km以上を飛翔したと考えられます。この射程は、かつてF-14「トムキャット」戦闘機とセットで運用されていたAIM-54「フェニックス」空対空ミサイルを大きく上回る数値です。

 AIM-120は1991年に就役したアメリカ製空対空ミサイルで、愛称の「AMRAAM:アムラーム」は「Advanced Medium-Range Air-to-Air Missile:先進中距離空対空ミサイル」の略になります。誘導方式は、ミサイル自体にレーダーが装備されたアクティブレーダー式のため、射出されたら発射母機の支援なしで目標へと飛んでいき、攻撃する撃ちっ放し式であるのが特徴です。

 F-15「イーグル」、F-16「ファイティングファルコン」、F/A-18「ホーネット」といったアメリカ軍の主力戦闘機での運用はもちろん、NATO(北大西洋条約機構)諸国やアメリカの同志国にも輸出されており、近年の空対空ミサイルは事実上の世界標準と言える存在でしょう。

 日本の航空自衛隊もF-35A「ライトニングII」の運用開始に合わせて導入しています。

数値は言えないけど長射程をアピールするワケ

 ただ、今回の発表では肝心の飛行距離が明記されていません。それでも「史上最長距離を飛翔」とわざわざ発表したのは何故なのでしょうか?

 それは、長射程の空対空ミサイルの配備が世界各国で進んでいることが、大きく関係していると思われます。射程100kmを超えるミサイルはロシアと中国で開発・配備が進んでおり、ロシア製R-77MEや中国製PL-15はAIM-120と同等か、もしくはそれ以上の性能を持っているといわれています。特にPL-15については、その輸出モデルであるPL-15Eがパキスタン空軍において実戦で戦果を上げたとされています(公式には未確認)。

 AIM-120の性能上の優位性は絶対的なものではなくなりつつあり、その改良と性能向上をアピールするのは、自国の軍事力を誇示するだけでなく、これら外国製空対空ミサイルに対する牽制という意味もあると思われます。

 なお、アメリカ軍ではAIM-120の後継として、新型のAIM-260 JATM(Joint Advanced Tactical Missile:統合先進戦術ミサイル)の開発を進めています。このミサイルは、AIM-120を上回る長射程だと言われています。

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