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アラサー女子、青春を思い出す……!! 少女漫画の世界に没入できる、小学館『ベツコミ』創刊55周年記念企画展 「好き、のつづき。」を徹底レポート

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  • マイナビウーマン
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青春時代、あなたにとって少女漫画はどんな存在でしたか?

まだ上手く恋愛できなかったあの頃。好きな人への想いの伝え方を教えてくれたのも、失恋からの立ち直り方を教えてくれたのも、友達の大切さを教えてくれたのも……少女漫画だったのではないでしょうか。

そんな少女漫画の“これまで”や、少女漫画で感じたエモーショナルな気持ちを今、もう一度体感できる企画展が開催中です。小学館の月刊少女漫画雑誌『ベツコミ』の創刊55周年を記念する「ベツコミ55th ANNIV. BEYOND THE PAGE 好き、のつづき。」は、10月3日〜13日の間、新宿・LUMINE 0で開催しています。

『ポーの一族』『BASARA』『BANANA FISH』『僕等がいた』など、往年の名作少女漫画の原画や、企画展でのみ体験できるオリジナルのイマーシブ映像、制作過程の貴重な資料や映像などが展示されるプレミアムな企画展の内容をレポートしていきます。

■激レア原画ゾーンに没入型のイマーシブ映像……「あの頃の作品」を追体験する仕掛け

『ベツコミ』は1970年に『別冊少女コミック』として創刊されました。2006年に『ベツコミ』としてリニューアルされ、現在に至ります。「ベツコミ55th ANNIV. BEYOND THE PAGE 好き、のつづき。」では、人気作品の世界に没入体験できる「イマーシブゾーン」、制作の裏側に触れられる「体感ゾーン」、迫力満点のカラー原画や名シーンが展示された「原画ゾーン」から、ベツコミが歩んできた歴史や、錚々たる作品の魅力を追体験できます。

最初のエリアでは、ベツコミが歩んできたこれまでの歴史を俯瞰して感じることができる年表を見ることができます。時代ごとに作品リストがまとめられていて、記憶の彼方にあった“あの頃好きだったマンガ”に触れることができて胸熱。

それぞれが「まだベツコミに出会う前」や「ベツコミを卒業した後」の作品もまとめられているので、世代の違う先輩や後輩、親子二代で一緒に来てみるのも面白そうです。

次のエリアでは、約35分の「イマーシブ映像」を体験することができます。20世紀を代表する往年の名作から、『僕等がいた』や『砂時計』など、アラサー女子の青春を彩ってくれた王道の青春漫画、『主人恋日記』や『柚木さんちの四兄弟。』など、令和のベツコミを盛り上げている作品など、計16作品が登場します。

三面モニターを目一杯使い、映像ではありながらもコマ割りや描き文字など、漫画らしい表現はそのまま活かされています。まるで漫画のページをめくっている時のような新しい映像表現に、名シーンを彩る音楽や演出が加えられており、それぞれの作品の世界観に飛び込んだかのような空間を体感できます。

大好きだった作品のキャラクターたちが与えてくれた感動を、あの頃とはまた違ったカタチで追体験できる感動……リッチな音響と大きなスクリーンも合間って、感極まってしまう人も続出していました。また、読んだことはなかった作品でも、名シーンで構成されているためしっかり楽しめるどころか、続きが気になって仕方なくなります。「気になる作品」に出会えた感動も倍増させてくれる、エモーショナルな仕掛けが盛りだくさんです。

制作の裏側に触れられる「体感ゾーン」と名シーンの原画が展示された「原画ゾーン」では、ベツコミの歴史を形作ってきた50以上の作品の原画や制作映像が展示されています。

こちらは作画風景をタイムラプス映像化した「ドローイング映像」のコーナー。作家さんの制作現場で、下書きにペンが入り、色やトーンが載っていく様子は、なかなか見ることができない貴重な映像。大好きな作品たちは、漫画家さんたちの手によって大切に息が吹き込まれてきたことを実感できます。ドローイング映像に添えられた紹介コメントも必見です。

また、原画コーナーでは本当に貴重がゆえに“撮影不可”な「生原稿」も展示。近くで見ると、キャラクターの輪郭や目などのパーツ、背景……全てが漫画家さんたちの手から生まれているという深みをそのままに感じることができます。特にカラー原稿は、単行本や雑誌を手に取った時よりもより細やかな色表現をそのまま見ることができ、ここでも胸が熱くなります。私たちが触れてきた少女漫画が、日本の大切な“文化”であることをぜひ感じ取ってみてください。

展示の終わりには、自身が作品のシーンの中に入り込める撮影コーナーも。一緒に記念撮影をするのももちろんよし、『僕等がいた』や『BANANA FISH』の世界観の立体表現を、じんわり感じるのもよし。

ちなみに、撮影コーナーのそばにはレジェンド作家さんたちの直筆コメントとイラストが飾られていくボードも。展示の終了日が近づくほど、ボードが埋まっていくのかも……一発書きとは思えない美麗イラストがどのくらい増えていくのか、楽しみですね。

■未熟だった私たち。少女漫画が教えてくれた大切なことを振り返って

今回の展示では、限定グッズも大漁です。コレクター精神をくすぐられるランダムアクスタや、ベツコミの単行本がぴったり入るコミックス風ポーチ、それぞれの作品の一巻表紙のアクリルブロックなど、作品のファンなら絶対に欲しくなるオリジナルグッズがいっぱい。

キャラクターの等身大ボードや複製原画など、もう2度と手に入らない可能性も高いレアなグッズも。展示会場でしか買えないグッズも多いので、ぜひくまなくチェックしてみてください。

改めて展示を回り切ってみると「私たちがかつて少女漫画から教えてもらったこと」の重みについても考えさせられます。展示を見てみると、ベツコミは壮大なストーリーの作品や、恋愛だけでなく“人間愛”を学べる作品を多く取り扱ってきたことが分かるはず。

立ち位置でいえば、初めての少女漫画雑誌を卒業して、ちょっと背伸びしたストーリーに触れたい中高生時代に手に取りたくなったのが、ベツコミであったように感じます。ベツコミが学生だった私たちに教えてくれたのは、恋愛の仕方だけではなく、人や自分の愛し方だったのです。

初めてベツコミを手に取った時、どこか大人になった気がした……けれど、やっぱり未熟だった私に、ベツコミはたくさんのことを教えてくれました。

生田斗真さんと吉高由里子さんの主演で映画化もした『僕等がいた』では、子どもだった自分はあの頃体験し得なかった、ままならぬ恋の難しさや、人間同士の出会いの尊さについて教えてもらいました。また、松下奈緒さんが主人公を演じたドラマが話題になった『砂時計』では、家族が自分に与える影響や「気持ちはいつでも伝えられるとは限らない」という人生の儚さなど、自分とは違う人生を歩む主人公の人生からたくさんのことを学びました。

アラサー世代にとっては印象的だったこの2作品ですが、他にもそれぞれの世代、それぞれが受けた影響があるのでしょう。作品によって、誰もが経験し得るリアルな人生を先に知ることができたり、壮大なストーリーの中で、自分は味わえないであろう瞬間を、ページをめくりながら擬似体験できたり……。

いつでも、少女漫画は私たちの人生に彩りを与えてくれます。展示を見終わった時、きっと「大人になった自分だからこそ分かるもの」を求めて、あの頃読んだ漫画を読み返したくなっているはずです。

■開催概要

ベツコミ55th ANNIV. BEYOND THE PAGE 好き、のつづき。

開催日程:2025年10月3日(金)〜10月13日(月・祝)
イベント特設サイト:https://betsucomi-55th.flowercomics.jp/event

(ミクニシオリ)

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