【感動の実話】「新生児集中治療室」で2カ月闘ったわが子の退院日 見知らぬ男性の“一言”に読者「さわやかなのに泣ける」【作者取材】
- オトナンサー |

「新生児集中治療室(NICU)」を退院した日の出来事を描いた、わだちさんの漫画「NICUのさわやかパパさんの話」が、Xで合計3500以上の「いいね」を集めて話題になっています。
NICUに2カ月間入院していた子どもが、ついに退院の日を迎えました。1人で退院のお迎えに来た作者は、大量の退院荷物に途方に暮れていました。そのとき、同じNICUに子どもが入院しているというお父さんに声をかけられ…。読者からは「涙があふれました」「全ての赤ちゃんたちが元気に成長してほしい」などの声が上がっています。
そっと届いた優しさに感謝
漫画を描いた、自称「漫画描き」のわだちさんは、Xで漫画を発表しています。わだちさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
わだちさん「子どもの頃からノートにいろいろ描いていましたが、仕事や出産で長く描くのをやめていました。10年以上描いていなかったのですが、病気を持って生まれた子どもをきっかけに、『また描こう!』と思い立ちました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
わだちさん「わが子がNICUに入り、赤ちゃん、親、医師、看護師、保育士さんたちそれぞれがすごく頑張っていることを伝えたくて描きました。NICU体験記が少ないと感じたので、同じ境遇の人たちが読んで安心できるような体験記になればうれしいです」
Q.退院の日のことは、今でも鮮明に覚えていますか。
わだちさん「はい。入院中、子どもはベッドのまわり1メートルほどで生活をしていたので、退院の日はとても『自由』を感じました。『解放感!』という言葉がぴったりでした。この時の気持ちは『こどもの退院ってうれしい』という漫画にして、Xに投稿しています」
Q.NICUでの2カ月間は、どのような心境で過ごしていましたか。
わだちさん「しばらくは病名も分からず、体重も減り続けるわが子を前に、気持ちが沈むばかりでした。唯一の救いは、上の子が変わらず明るく過ごしていたことです。自分のことで精いっぱいで、他の親御さんと話す余裕がなかったことが、今となっては心残りです。だからこそ、さわやかパパさんが声をかけてくださったことが、とてもありがたく心に残っています」
Q.さわやかなパパの言葉や表情で、特に印象に残っていることはありますか。
わだちさん「『退院って夢がありますね~!』と話しかけられ、たくさんお子さんの話をしてくれました。その人が笑顔で話すことの一つ一つは重たいことなのですが、受け止めてニコニコされていたのが印象的でした」
Q.「自分の子どもの名前を誰かに聞いてほしい気持ちが分かる」と思ったとき、どのような気持ちがこみ上げてきましたか。
わだちさん「『うちの子の名前を聞いてくれませんか?』と言われた時、胸がギュッとしました。自分の子が『ここで頑張ってるよ』と、誰かに知ってほしい気持ちがすごく分かるような気がして…。『退院して、元気でいてくれるといいなあ』と願って、漫画にしようと思いました」
Q.今回の作品について、どのような意見が寄せられていますか。
わだちさん「『さわやかなのに泣いてしまった』『涙があふれました』のようなお声をいただきました。『全ての赤ちゃんが元気でいてほしい』という言葉もありました。描きたかったことが伝わっている感じがして、うれしかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
わだちさん「病気にまつわることで描きたいことがいろいろあるので、子どもの闘病漫画を完結まで描きたいと思います。今ゆっくりまとめて読めるような媒体を探しているところです」
オトナンサー編集部
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