「ちょっと親バカ」と思われてもいい! わが子が褒められたら素直に受け入れる《積極的な親バカ》のススメ
- オトナンサー |

わが子のことを他人から褒められて、「ありがとうございます」「うれしいです」「私もそう思います」と素直に答えられる親御さんはどのくらいいるでしょうか。
私は長年、学習塾や保育園で子どもたちに関わってきましたが、日々、成長がある子どもたちを見て、例えば「◯◯君、最近はお友達におもちゃを貸してあげることができるようになり、成長しましたね」と親御さんに伝えたとき、「本当ですか。でも、家では弟とおもちゃの取り合いでケンカばかりしているんです」のような答えが返ってくることが多かったです。
親御さんも「うちの子はちっとも成長していない」とは思っていないでしょう。でも、「親バカと思われたくない」という気持ちがブレーキをかけるのか、はたまた、日本特有の謙遜の文化を遵守しているのか、ともかく、即座に「ありがとうございます」と言える親御さんは、かなり少なかったように思います。
「本当ですか」「うそでしょ」の前置きが口癖になっている人もいますが、疑っていることを示している言葉でもあるので、褒めた相手や子どもの前では避けた方がよいでしょう。
子どもには「謙遜の文化」が分からない
他人の家にお邪魔するとき「つまらないものですけど」と手土産を差し出す習慣があります。おいしいに決まっているものを「お口に合いますでしょうか」と差し出すこともあります。
客人が帰った後、頂いた手土産を開封してみると「粗品」と貼ってあります。さらに開けると、老舗和菓子店のようかんが。「(和菓子店に)悪いじゃないか!」と私は思ってしまいます。
手土産だったら傷つく相手もいないので構わないのですが、教師として担当する生徒の成長を発見して褒めているのに、「そんなことないです」と言われると、「私の見立てが間違っているとでもいうの?」と思ってしまいます。
私は保育園で文字を教えていたのですが、子どもの文字を褒めたとき、少し笑いながら「どうせ、先生に手を持ってもらって書いたんでしょ」と言った親御さんがいます。
本心ではないのでしょうが、子どもはかなり傷ついたと思います。そして、目の前で大好きな親から否定された傷は深く残ります。やがて「自分には価値がない」と自己否定をするようになってしまうかもしれません。
人生がスタートして間もない子ども。“謙遜の美徳”は通用しません。親が人前で、平気でけなしていると、その通りに捉えてしまいます。「世界一大好きな人から認めてもらえない」と感じています。
他人からも親からも褒められて、「自分自身は価値がある」「自分が好き」でいられることは、困難を切り開いていくための宝となります。
散歩中、見知らぬ女性から「まあ、かわいいお洋服着せてもらって」と褒められたとしても、「この子、本当にかわいいんですよ。ありがとうございます!」、そんなふうに言える親になりましょう。なかなか難しいかもしれませんが、他人から「親バカと思われるかどうか」よりも、わが子の気持ちを優先しましょう。
「ちょっと親バカ」と思われてもいいですから、絶対に他人の前で子どもをけなさないでくださいね。“バカ親”にはなりたくありませんが、“親バカ”には積極的になりましょう。
子育て本著者・講演家 立石美津子
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