どうせ読むならポイント貯めない?

「ちょっと親バカ」と思われてもいい! わが子が褒められたら素直に受け入れる《積極的な親バカ》のススメ

8,452 YOU
  • オトナンサー
  • |
(C)あべゆみこ
(C)あべゆみこ

 わが子のことを他人から褒められて、「ありがとうございます」「うれしいです」「私もそう思います」と素直に答えられる親御さんはどのくらいいるでしょうか。

 私は長年、学習塾や保育園で子どもたちに関わってきましたが、日々、成長がある子どもたちを見て、例えば「◯◯君、最近はお友達におもちゃを貸してあげることができるようになり、成長しましたね」と親御さんに伝えたとき、「本当ですか。でも、家では弟とおもちゃの取り合いでケンカばかりしているんです」のような答えが返ってくることが多かったです。

 親御さんも「うちの子はちっとも成長していない」とは思っていないでしょう。でも、「親バカと思われたくない」という気持ちがブレーキをかけるのか、はたまた、日本特有の謙遜の文化を遵守しているのか、ともかく、即座に「ありがとうございます」と言える親御さんは、かなり少なかったように思います。

「本当ですか」「うそでしょ」の前置きが口癖になっている人もいますが、疑っていることを示している言葉でもあるので、褒めた相手や子どもの前では避けた方がよいでしょう。

子どもには「謙遜の文化」が分からない

 他人の家にお邪魔するとき「つまらないものですけど」と手土産を差し出す習慣があります。おいしいに決まっているものを「お口に合いますでしょうか」と差し出すこともあります。

 客人が帰った後、頂いた手土産を開封してみると「粗品」と貼ってあります。さらに開けると、老舗和菓子店のようかんが。「(和菓子店に)悪いじゃないか!」と私は思ってしまいます。

 手土産だったら傷つく相手もいないので構わないのですが、教師として担当する生徒の成長を発見して褒めているのに、「そんなことないです」と言われると、「私の見立てが間違っているとでもいうの?」と思ってしまいます。

 私は保育園で文字を教えていたのですが、子どもの文字を褒めたとき、少し笑いながら「どうせ、先生に手を持ってもらって書いたんでしょ」と言った親御さんがいます。

 本心ではないのでしょうが、子どもはかなり傷ついたと思います。そして、目の前で大好きな親から否定された傷は深く残ります。やがて「自分には価値がない」と自己否定をするようになってしまうかもしれません。

 人生がスタートして間もない子ども。“謙遜の美徳”は通用しません。親が人前で、平気でけなしていると、その通りに捉えてしまいます。「世界一大好きな人から認めてもらえない」と感じています。

 他人からも親からも褒められて、「自分自身は価値がある」「自分が好き」でいられることは、困難を切り開いていくための宝となります。

 散歩中、見知らぬ女性から「まあ、かわいいお洋服着せてもらって」と褒められたとしても、「この子、本当にかわいいんですよ。ありがとうございます!」、そんなふうに言える親になりましょう。なかなか難しいかもしれませんが、他人から「親バカと思われるかどうか」よりも、わが子の気持ちを優先しましょう。

「ちょっと親バカ」と思われてもいいですから、絶対に他人の前で子どもをけなさないでくださいね。“バカ親”にはなりたくありませんが、“親バカ”には積極的になりましょう。

子育て本著者・講演家 立石美津子

実は損している?

ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?

YOUの気持ち聞かせてよ!

いいね いいね
ムカムカ ムカムカ
悲しい 悲しい
ふ〜ん ふ〜ん
NEWS一覧へ

ポイント ポイント獲得の流れ

ポイント獲得の流れ

ポイント ルール・注意事項

ポイント獲得!!