【漫画】小学生の頃から「裁縫」を避けてきた女性… 母になり踏み出した“小さな挑戦”に「発想がすてき!」【作者取材】
- オトナンサー |

漫画「自分でなんとかできると自由になる」のカット(いろむら ちよさん提供)
漫画家のいろむら ちよさんの漫画「自分でなんとかできると自由になる」が、Xで600以上の「いいね」を集めて話題となっています。
作者は小学生の頃、家庭科の授業で玉結びがうまくできず、それ以来ずっと手芸に苦手意識を持ったままでした。そんな作者が母になり、子どものズボンの裾上げに挑戦することに…という内容で、読者からは「裁縫って難しいですよね」「同じく小学生で挫折しました」「自由になるという発想がすてき」などの声が上がっています。
娘のために、一歩踏み出してみると…
いろむら ちよさんは、Xやnoteで育児漫画などを発表しています。いろむら ちよさんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
いろむら ちよさん「おさがりでいただいた服に小さな穴があり、穴を糸でふさぐ『ダーニング(刺しゅうのような補修)』をしたことがきっかけです。以前なら捨ててしまっていた服も、『穴をふさげば、まだ着られる』と考えられるようになったのは、裾上げをした経験があったからだと感じました。そんな気付きを漫画にしてみたいと思いました」
Q.裾上げを「やってみよう」と一歩踏み出せたのは、どのようなきっかけやタイミングでしたか。
いろむら ちよさん「正直なところ、きっかけは節約のためです。子どもは成長が早く、服がすぐにサイズアウトしてしまいます。そのため、調整して長く着る方法にたどり着きました」
Q.作業しているとき、途中で気持ちが折れそうになった場面はありましたか。
いろむら ちよさん「まったくの素人だったので、用意した糸の太さから間違えてしまい、縫う前から不安でした。それでも、以前から『裁縫ができる母親』に憧れがあり、娘のためにこれくらいはできるようになりたい、という思いで続けることができました」
Q.作業している中で、「難しい」から「できるかも」に気持ちが変わった瞬間はありましたか。
いろむら ちよさん「失敗を繰り返すうちにコツをつかみ、一本仕上げられたときです。失敗してもすぐにやり直せるので、反省を活かして縫うことができました。よく言われることですが、失敗を重ねることには意味があるのだと改めて実感しました」
Q.これから挑戦してみたいことはありますか。
いろむら ちよさん「今後は、刺しゅうにも挑戦してみたいです。ダーニングをやってみて、『刺しゅうが上達すれば、無地のハンカチも特別な一点ものになるのでは…』と感じました。不器用でも、何度も失敗を重ねれば、何とかなるのではないかと思っています」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
いろむら ちよさん「同じように裁縫が苦手な人から、共感の声を多くいただきました。裁縫が得意な人からは、『下手でもいいんだよ』と声を掛けていただき、とてもうれしかったです。そのおかげで、さまざまなことに挑戦してみたいと思えるようになりました」
オトナンサー編集部
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