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【婚活】清潔感も年収もあるのに…《なぜか結婚にたどり着けない》男性たちに足りていないモノは2つあった

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  • オトナンサー
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男性たちの成婚を阻む「気質」の正体は…
男性たちの成婚を阻む「気質」の正体は…

 顔立ちは悪くない。清潔感もあり、年収も人並み以上――。いわゆる「条件の整った男性」なのに、なぜか結婚にたどり着けない男性たちがいます。彼らに共通しているのは、「正しさ」を重んじる気質です。社会人としては真面目で信頼できるタイプなのに、婚活の場では、その「正しさ」が相手との関係を逆にぎこちなくして、“居心地の悪さ”を生み出しています。

 結婚相談所を運営している仲人の筆者が、実例を交えて、婚活がうまくいかない男性の心理をひも解いていきます。

「5分遅刻」にイラッとした彼の正義感

 けんたさん(42歳、仮名)は、都内のメーカーに勤務して20年。「同期の中でも出世が早かったですよ」と話す彼は、几帳面な性格。「仕事では凡ミスをしたことがない」と自負し、効率や段取りを何よりも大切にしていました。

 そんなけんたさんが先日、お見合いをしたときのこと。場所は、お見合いでよく利用されている都内の有名ホテルのラウンジでした。週末の午後ということもあり、入り口には既に入店を待つ列ができていました。

「混雑するのは予想していましたから、20分前に到着して、順番待ちの列に並びました。無事に席を確保できたのは、お見合い開始時間の5分前。そして、時間になったので入り口でお迎えしようと待っていました」

 ところが、待てどもお見合い相手のさきさん(39歳、仮名)は現れません。彼女がやってきたのは、約束の時間を約7分遅れてのことでした。しかも、当日にお見合いサイトに開設される緊急連絡ツールにも、連絡がなかったのです。

「顔を見るなり『すいません、遅れてしまって』とは言ったのですが、申し訳なさそうな顔をするでもなく、薄い反応。正直、その瞬間に“この人はないな”と思いました」

 けんたさんは苦笑しながらも、そのときの気持ちを振り返りました。彼にとって「時間を守ること」は信頼の証であり、社会人として当然のマナー。だからこそ、相手の“ゆるさ”が気になってしまったのです。

 お見合い後、けんたさんは「交際辞退」を出しました。一方、女性側も辞退で、お断りの理由には「すごく真面目そうな方でしたが、終始不機嫌な様子で、話していて疲れました」と記されていました。

 確かに、お見合いに遅刻は厳禁ですし、遅れるならまずは連絡するのがマナーです。そこに気分を害したけんたさんの気持ちも分かるのですが、だからといって、その態度をお見合いで出してしまうのは、少し大人気ないような気がします。

「遅れてごめんなさい」と謝られたときに「大丈夫です。気にしないでください」と笑顔で答えられる人の方が、相手には“余裕のある男性”として映ります。

 婚活では、完璧さよりも“人としてのやわらかさ”が求められます。結果、お断りを出すにせよ、その余裕や心のやわらかさが、次の良縁を運んでくるのです。

「正しさ」で恋を遠ざけた、38歳男性の婚活

 まさひろさん(38歳、仮名)は、IT企業に勤務する会社員。年収も安定しており、見た目も清潔感があるので、お申し込みも平均以上に来ていました。

 しかし、活動を始めて2年がたっても、成婚できずにいました。理由は、彼の中にある“条件フィルターの強さ”にありました。

「結婚後に仕事を続けてもらってもいいのですが、仕事第一に考えているよりも家庭的な人がいいですね。派手すぎない。絵が描かれた長いネイルとかしている女性は苦手です。あと、見た目も大事。美人とかいう意味ではなく、僕の好みのタイプかどうかは重要です」

 プロフィル上の情報を読み込み、自分なりに分析して、お相手にお申し込みをかけるので、ある程度理想通りの人とお見合いができていました。

 お見合いをした後、仮交際に入った人もいたのですが、2度、3度とデートを重ねると、相手から「交際終了」が来るのです。

 終了理由は、「結婚するイメージが持てなかった」「価値観が合わなかった」という抽象的なものが多かった中、あるとき、とても詳しく終了理由を書いてきた女性がいました。

「一緒にいてリラックスできませんでした。あと、毎回のデートの後に、その日どんな話題を交わしたか、そのときに自分が感じたこと、デートの感想などがびっしりと書かれたLINEが送られてきて、それがまるで会議の議事録のようで、息苦しくなりました」

「こんなお断りの理由が来ていましたよ」と私が言うと、まさひろさんは「話したことを忘れたくなかったし、デート中には伝えられなかった気持ちを文章で伝えた方が、関係性が深まると思ったんです。息苦しいなんて心外だな」と言うのです。

 彼は、正しさの中に安心を求めるタイプなのでしょう。でも婚活では、完璧な対応よりも、「一緒にいて落ち着く」「自然体で話せる」というやわらかな空気感が、相手には安心感として伝わります。また、それが人間的な魅力にもつながるのです。

デートの誘いを断られると尻込みしてしまう

 しゅんさん(36歳、仮名)は、メーカーに勤める会社員。痩せ型で清潔感があり、話し方も丁寧で、女性に与える第一印象は決して悪いものではありませんでした。

 しかし、婚活を始めて3カ月たちましたが、お見合いの後、仮交際に入っても、1度か2度会うとお断りが来ていました。

「自分は頑張っているつもりなのに、なんでうまく進まないのでしょう」

 ある日の面談でこう言うのですが、断られてしまう理由は明確でした。彼は、交際成立後に一度はデートに誘うものの、相手の女性から「今週は忙しくて」「その日は予定がある」と言われると、それっきり次の誘いができなくなってしまうのです。

「無理に誘って迷惑がられたら嫌だし」「相手の都合を考えたら、こちらから急かすのも悪い気がして」

 そうこうしているうちに、2〜3週間が経過してしまいます。女性からすれば、連絡がないので、お付き合いしていくテンションが下がってしまう。また、積極的に誘ってこないのは“自分には脈なし”という印象を与えていたのです。

 しゅんさんの理想は、「自分をリードしてくれる積極的な女性」でした。しかし、婚活の現場では、男性も女性も“待ちの姿勢”でいる人は、関係を育てることはできません。

 実際、彼とデートした女性からは、交際終了を出してくるときに、こんな声が寄せられていました。

「優しいけど、何を考えているのか分からなかった」

「無害な印象で、恋愛に発展する感じがしなかった」

「誠実なのは分かるけれど、結婚するイメージが持てなかった」

 婚活では、男女ともに複数の出会いを同時進行しています。その中で、受け身のままでいる人は、どうしてもチャンスを逃してしまいます。積極的に動ける人が、対峙(たいじ)したお相手との関係をどんどん縮めていき、成婚していくのです。

 婚活は“選ばれる”だけでなく、“選びにいく”行動が必要です。もちろん、断られることもあります。でも、「誘って断られる」経験を重ねることで、コミュニケーションの距離感や、相手のペースが見えてくることもあります。

 しゅんさんのように“待ち”に徹してしまい、積極的に動かない人の根元には、「傷つきたくない」「断られたくない」という思いがあります。でも、その“安全地帯”に留まっている限り、関係は深まりません。

 恋愛も結婚も、傷つくことを恐れていては、関係は育たないのです。一歩踏み出す勇気や積極性が、次の出会いを大きく動かす第一歩になります。

 婚活で成果を上げる男性たちには、共通する「積極的に動ける行動力」と「心のやわらかさ」があるのです。

仲人・ライター 鎌田れい

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