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【漫画】走るのが苦手な少女… 運動会リレーで諦めずつないだ“バトン”に「これぞ青春!」【作者取材】

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漫画「なんてことないことだけど…」のカット(かっぱ太郎さん提供)
漫画「なんてことないことだけど…」のカット(かっぱ太郎さん提供)

 漫画家のかっぱ太郎さんの漫画「なんてことないことだけど…」がインスタグラムで300以上の「いいね」を集めて話題となっています。

 足が遅いことを気にして、運動会のクラス全員リレーで走るのが憂鬱(ゆううつ)だった少女。当日、「早く終われ…」と思いながら何とか走り終えた彼女に…という内容で、読者からは「やってみたらよかったことってありますよね」「改めてチームワークの大切さを学びました」などの声が上がっています。

運動会で学んだ、挑戦とチームワーク

 かっぱ太郎さんは、インスタグラムで作品を発表しています。かっぱ太郎さんに作品について話を聞きました。

Q.今回、漫画「なんてことないことだけど…」を描いたきっかけを教えてください。

かっぱ太郎さん「日常の『なんてことない』1コマにスポットを当てたくて描きました。生きていると、『なんてことない』けれど、心がグッとなるシーンに出会うことがあります。その感覚に名前はつけられないけれど、この感覚を何らかの形で残しておきたいと思ったんです」

Q.かっぱ太郎さんは、運動会が好きでしたか。また、運動会で「全員リレー」はありましたか。

かっぱ太郎さん「運動会当日にクラス全体が1つになる一体感は好きでしたが、練習が嫌いでした。暑いし、もめるし…。当時は組体操や騎馬戦、障害物リレーなどがあり、運動会が子どもや先生、保護者にとって一大イベントの時代だったので、特に熱が入りすぎていたのだと思います。練習中、運動ができないクラスメートが責められるシーンも多々見ました。『足引っ張んなや』と責めてしまう子の気持ちも分かり、間に入っていた私は、もどかしかったことを覚えています。みんなよくいえば真っすぐな心持ち、悪くいえば視野が狭かったのだと思います。
大人になった今は、得意不得意、向き不向きがそれぞれ違うメンバーで、1つの目標に向かって何かをやり遂げることが重要だと分かります。
ちなみに、私自身の運動会では、人数の多い学校だったこともあり、50メートル走のタイムに基づいたクラス選抜リレーでした。自分は走るのが好きではないのに、クラスの思いを背負って走らなければならないのが重荷でつらかったことを覚えています。『当日、熱でも出して休みたい…』と思っていました。でも、追い抜かして歓声を浴びたときには、重荷よりも達成感の方が大きかったです」

Q.大人になった今、作中の少年少女たちを客観的に見ると、どのように感じますか。

かっぱ太郎さん「苦手や不得意でも、どうしても取り組まなければいけないことがあるとき、冷たく責め立てる人もいれば、温かい心で応援したり、サポートをしてくれたりする人もいます。それによって、心の反応はまったく変わってきます。冷たく責められたときは、深く傷つき、もう二度とチャレンジしたくないと思うかもしれません。
でも、忘れないでほしいです。そのときの気持ちを。誰かが困っているときに、思い出してみてほしいです。きっと、どんなふうに声を掛ければいいか、自然と分かるはずです。そうやって、『優しさ』をバトンのようにつなげていってほしいなと思います」

Q.中学生の娘さんの運動会があったそうですね。娘さんは運動会を楽しんでいましたか。

かっぱ太郎さん「娘は100メートル走でクラウチングスタートに失敗してしまい、最下位でした。その後全員リレーにも出場しましたが、思うように走れず、落ち込んでいるかと思っていたのですが、娘からの第一声は『楽しかった!』でした。特にクラスメートの応援や、みんなで食べるお弁当の時間が楽しかったとのこと。
私自身は『できないこと』や『結果』につい目を向けがちなのですが、子どもはその瞬間を全力で楽しんでいるんだなと思いましたね」

Q.漫画「なんてことないことだけど…」について、どのようなコメントが寄せられていますか。

かっぱ太郎さん「『アンカーへと無事にバトンがつながり、ゴールしたときの感動はかけがえのないものだった』『チームを背負って大逆転、かっこいい!』『これぞ青春だ!』などといったコメントが寄せられました。走るのが苦手だった人も、そうでない人も、全員で『つなぐ』ということに共感してくださったのがとてもうれしかったです。自分の漫画に込めた思いも、しっかりと読者の皆さんへつながったんだ、と感じました」

オトナンサー編集部

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