共働き妻が「夫にもっと担当してほしい家事」1位は? 「言わないとやらない」6割の妻が不満
- マイナビウーマン |
一条工務店は、11月22日の「いい夫婦の日」を前に、共働きをしている既婚男女673名を対象に、「共働き夫婦の家事シェアに関する意識調査2024」を実施しました。
女性の約7割が、家事の7割以上を担当
「家でのご自身の家事分担の割合はどの程度ですか?」と尋ねたところ、68.1%の女性が7割以上の家事を担当していることがわかりました。なお、男性は「3〜4割」という回答が最も多く、39.8%という結果になりました。
家事分担の理想の割合は男女ともに「5:5」が1位に
「家事分担の理想の割合はどのくらいですか?」と聞いたところ、「自身:配偶者=5:5」と回答した人が、女性33.2%、男性42.6%で男女ともに1位でしたが、半数以上の女性は自身の分担の割合を「6割以上」が理想と回答しました。
家事分担の割合、男性の約9割が満足も女性は約半数まで下がる
「家事分担の割合に満足していますか?」との設問では、男性は「とても満足」「満足」「やや満足」を合わせると、約86%が家事分担の割合に満足していると回答。
一方で、女性は「とても満足」「満足」「やや満足」が約54%で、男女で満足度に差があることがわかりました。
家事分担のルールを決めていない夫婦は7割以上に
「家事分担のルールを決めていますか?」との質問では、ルールを決めているという夫婦は27.8%で、7割以上の夫婦はルールを決めていないことがわかりました。
8割以上の夫婦が、お互いに家事分担のルールを守っている
家事分担のルールを決めていると回答した187名に「どのようなルールですか?」と聞くと、「お互いに得意な家事を担当」が最も多く、3割以上となりました。
さらに、「家事分担のルールは守られていますか?」と質問したところ、「2人とも守っている」が男女ともに最も多く、8割以上となりました。
主に担当している家事は女性:1位「料理」、男性:1位 「ゴミ出し」
「ご自身が主に担当している家事は何ですか?」と聞いたところ、女性は「料理」が1位で約9割、続いて2位「買い物」、3位「キッチンの掃除」という結果になりました。
男性の1位は「ゴミ出し」で約8割の人が回答、2位「食器洗い」、3位「食器の片づけ」と続きました。
女性が配偶者にもっと担当してもらいたい家事1位は「トイレの掃除」
「配偶者にもっと任せたい家事は何ですか?」と尋ねたところ、女性の回答1位は「トイレの掃除」、2位「浴室の掃除」、3位「部屋の掃除」でした。一方、男性は「特にない」が最多で半数以上となりました。
配偶者の家事は80点以上と回答した男性は約7割、一方で女性は約3割に
「配偶者の家事に点数をつけるとしたら何点ですか?」と聞きました。
男性の約7割が80点以上をつけ、そのうち「100点」と回答した人も32.7%いました。一方で女性は80点以上が31.9%にとどまり、40点以下と評価している人も約4割いることがわかりました。
配偶者の家事が低評価の理由、女性1位は「言わないとやらない」
配偶者の家事に対して40点以下と回答した女性(145名)に、「なぜ低い点数をつけましたか?」と聞くと、「言わないとやらない」という回答が最も多く6割という結果になりました。
女性が日々の家事で最も負担を感じるのは「料理」が1位で4割以上
「日々の家事で最も負担を感じるものは何ですか?」と尋ねると、女性の1位は「料理」で4割以上、男性は「特にない」が最も多い結果となりました。
配偶者と一緒に行いたいと思っている家事1位は、男女ともに「料理」に
「できれば配偶者と一緒に行いたいと思っている家事は何ですか?」と聞いたところ、男女ともに「料理」が最も多く、3割以上となりました。
「家事の負担を少なくするために購入した便利家電はありますか?」との問いでは、1位は「ロボット掃除機」で約3割が回答。2位「食器洗い乾燥機」、3位「電気ケトル」と続きました。
調査概要
調査手法:オンラインアンケート
調査期間:2024年9月7日(土)〜9月16日(月)
調査対象:共働きをしている既婚男女673名
回答者:男性284名、女性389名/20代88名、30代260名、40代158名、50代121名、60代43名、70代以上3名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
一条工務店
https://www.ichijo.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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