どうせ読むならポイント貯めない?

育児に協力的な夫、それでも“うんち”が片付けられず妻は怒り…子育ての悩みは十人十色

15,715 YOU
  • オトナンサー
  • |
子育ての悩みは十人十色で…
子育ての悩みは十人十色で…

 子育てに「悩み」はつきものですが、悩みの内容がどのようなものかは十人十色です。悩みは子どもの個性と親の個性、そして、育児の環境などによって変わってくるので、親子の数だけ悩みがあるといっても過言ではありません。

 そうした悩みの中には、親が真剣に悩んでいたとしても、他人が聞いたら思わずクスリと笑ってしまうようなものもあります。そのような子育てのエピソードを紹介します。

うんちが片付けられない夫

 共働きのAさん(32歳、女性)世帯では、夫がとても積極的に育児をしています。夫自身が「子育ては2人のタスク。“手伝う”というのは好きじゃない」と考えていたからです。

 とはいえ、出産から始まって授乳(母乳の場合)などはやはり、妻にしかできないタスクですし、仕事はAさんの夫の方が帰りが遅いため、物理的にAさんが育児に費やしている時間の方が長くなります。

「夫はそれを申し訳なく思っているようで、子どもと一緒にいられる時間は極力、育児をしてくれようとしていました。私より長く働いて、仕事で疲れているだろうに、本当にありがたい限りです」(Aさん)

 ここまで聞く限りでは「お互いが感謝を忘れない美しい夫婦」という感じですが、話はここで終わりません。Aさん夫婦にも子育ての悩みはしっかりあるのでした。

「夫は基本的に、育児なら何でもやれるのですが唯一、子どものうんちが片付けられないのです。片付けている最中に気持ち悪くなるようで、それでも我慢して片付けているといよいよ催して、トイレに駆け込んで吐いてしまいます。そんなに苦しいのなら、うんちの片付けは私がやればいいだけの話なので特に問題はないのですが…」

 子どもがうんちをしたときの夫の反応が、時と場合によってAさんの神経を逆なですることがあるようです。

「それを発見したときの夫の反応がとにかく毎回大げさで、ものすごいんです。『やばい、うんちしてる!』『臭い臭い!』と大騒ぎで。私も余裕があるときは何てことないのですが、疲れているときにそれを聞くとイライラしてしまって…。

『そんなに騒がなくていいでしょ』『まるで子どもを責めているみたいだからやめて』と喉まで出かかるんですが、本当にそのとき以外は、夫はよく頑張ってくれているので、こちらもそれくらい我慢した方がいいのかなという気もして…」

 Aさんの夫の拒絶反応は離乳食の時期から始まり、しばらく続きました。しかし、夫の大騒動に慈悲の無言で耐えるAさんの念が通じたのでしょうか、子どもが1歳を少し過ぎた頃、Aさんの夫は、うんちの片付けができるようになりました。

「本人によると、見た目と臭いが『くる』らしく、いろいろ試行錯誤していたようですが、『マスクとサングラスを装着する』という最終形態に至って、片付けができるようになりました。サングラスをかけても薄目にして、マスクの中にティッシュを丸めたものを詰め込んで、臭いを遮断すれば何とか大丈夫らしいです。

もちろん、そこまで大変な思いをして片付けをしてもらわなくてもいいと私は思っているので、やれるときは私がやるようにしていますが、夫は自信につながったようで、前ほど騒がなくなり、私がイライラすることもなくなりました。今は発見すると、夫は低く静かに『きたか…!』とつぶやきます」

親より祖父母に懐く子ども

 Bさん(42歳、男性)には子どもが2人、5歳と3歳の兄弟がいます。共働きで忙しくしているBさん夫妻は協議の末、「おじいちゃん、おばあちゃんが近くにいてくれた方が安心だろう」ということで、Bさんの実家の近くにマンションを購入して居を構えました。

 保育園に通っている子どもたちですが、平日は夕食を祖父母の家で食べることが多いようです。「仕事でご飯の用意も大変だろうから、うちで食べていくといい」と祖父母からの申し出があり、Bさん夫妻がその言葉に甘えているというあんばいです。そして夕食後、子どもたちはなかなか家に帰りたがりません。祖父母宅に泊まっていく機会も徐々に増えていきました。

 Bさん夫妻は子どもたちをとてもかわいがっていますが、もちろん、それは祖父母も同様です。違うのは、祖父母が子どもたちを結構厳しく叱るという点です。

「うちの両親から言われたのは、『おまえは子どもを叱ることができていないから、悪いがこちらでそれをやらせてもらっている。本当はおまえが親としてきちんと『駄目なときは駄目』としっかり叱れるようにならなければいけない』とのことで。

確かに、妻も、特に僕がですが子どもを叱るのが苦手というか、『仕事の都合できちんと面倒を見られていなくて子どもに申し訳ない』という思いがあり、つい甘くしてしまいがちな部分があります」(Bさん)

 子どもたちにとっては「ひたすら優しいパパとママ。優しいけど怒るとちょっと怖いおじいちゃんとおばあちゃん」で、両親の方がより大好きになりそうなものなのですが、これがおじいちゃんおばあちゃんの方に異様に懐くようになりました。

「子どもたちは毎日、実家の方に行きたがって、実家に連れていったら上の子なんかは『パパはもう帰っていいよ』なんて言うんです。とうとう、『おじいちゃんとおばあちゃんの子どもになる』なんて言うようになって。下の子もお兄ちゃんのまねなのか分かりませんが、似たような言動を示すようになり…」

 叱ることによって信頼関係が強化されているのでしょうか、とにかく、Bさん夫妻は親として子どもに振り向いてもらおうと必死です。

「休日は家族でどこかに出掛けようとするのですが、子ども2人は『おじいちゃん、おばあちゃんの家に行く』の一点張りで。向こうは孫が来て喜んでくれていますが、行かせすぎは負担になるでしょうし、正直言ってこの状況、僕と妻は寂しいです(笑)休日なんかは、せっかくだから家族で過ごしたい」

 祖父母と子どもが仲むつまじくしているのは喜ばしいですが、蚊帳の外に置かれて思わず寂しく感じてしまうBさん夫妻の哀愁には、第三者として共感できつつも応援したくなるようなキュートさがあります。

 Bさんは「うちの両親にならって、しっかりと叱れる親になれば、子どもたちももう少しこちらを向いてくれるかもと、妻と協力して鋭意奮闘中です」と話しました。

 子育てに関する悩みは、子どもの成長に伴って形を変えていきます。一つの悩みが解決したと思ったら、次の悩みが出てくることもあるはずです。悩みと向き合い続けるのは大変なことですが、解決したかつての悩みはいつかの笑い話にしていくことができます。

 子育ては本当に大変な一大事業なので、あまり無責任なことは言えませんが、悩みの一つ一つがいつか家族の思い出になっていくことを切に願うばかりです。

フリーライター 武藤弘樹

実は損している?

ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?

YOUの気持ち聞かせてよ!

いいね いいね
ムカムカ ムカムカ
悲しい 悲しい
ふ〜ん ふ〜ん
NEWS一覧へ
PeXポイントで賞品を当てよう!

ポイント ポイント獲得の流れ

ポイント獲得の流れ

ポイント ルール・注意事項

ポイント獲得!!