「“しゃじん”って読んでました」 長嶋一茂さんが読み間違ったのも仕方ない日暮里・舎人ライナー“舎人”の由来とは
- 乗りものニュース |

長嶋一茂さんが読み間違い話題となったこともある日暮里・舎人ライナーの「舎人」という地名。なぜ読みにくいかというと、昔の役職に由来であることも原因のひとつかもしれません。
難読であるのは熟字訓が使われているから?
2023年2月16日、運輸安全委員会は2021年10月7日に発生した日暮里・舎人(とねり)ライナーの脱輪事故についての調査結果を発表。地震により、車輪が案内軌条と呼ばれる設備に乗り上げたものだとしました。
「しゃじん」ではなく「とねり」駅(画像:写真AC)。
この日暮里・舎人ライナーが脱線した日には、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でタレントの長嶋一茂さんが「ずっと“しゃじん”ライナーって読んでいました。あれ“とねり”って読むんですね」と発言し、スタジオが大爆笑になったことが話題になりました。
実はこのスタジオの反応は賛否両論ありました。ネットでは「普通は読めない」という意見も多く、10月11日深夜に放送されたラジオ番組『伊集院 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)では、パーソナリティの伊集院 光さんが、自身は地元が近かったので「とねり」と読めると説明しつつも、「普通、分かんなくねえ?」と疑問を呈しています。
なぜこのような読みにくい字になっているかというと、同線の走る舎人(足立区)の地名が、昔の役職名からきているからです。
舎人は元々、皇族など身分の高い人に仕える役職のことでした。現在でも、宮内庁で皇居の雑務に従事する男性職員のことを内舎人(うどねり)と呼びます。なぜ「とねり」と読むかというと、“田舎”や“大和”のように、「熟字訓」といわれる2文字以上で意味を持つ言葉だからです。
そのため、文字の並びから読みを推測することは困難で、前述の番組で伊集院さんは「絶対何人かいるって。『俺もそう思ってたけど、一茂さんのキャラだから笑っちゃおかな?』みたいな」と、スタジオでも読めなかった人が多かったのではと推測していました。
では、足立区になぜ舎人の地名があるのでしょうか。区によると、戦国武将の舎人氏からきている説、聖徳太子命名説、 小石の多い痩せ地を表す「トネ」と入谷や谷の奥を表す「イリ」を合わせた「トネイリ」が「トネリ」になった説など、複数の由来が存在するようです。
ちなみに都内の駅だと、御徒町駅の御徒(おかち)や馬喰町駅の馬喰(ばくろ)も昔の役職由来です。昔の役職名が由来の場合、馴染みがないと読みに難い傾向はあるかもしれません。
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