初の中国製「軽自動車」がついに発売!BYD「ラッコ」価格は214.5万円から ライバルより安い?
- 乗りものニュース |

BYDの軽EV「ラッコ」発売
BYDは2026年7月28日、新型の軽EVとなる「RACCO(ラッコ)」を発売しました。海外の自動車メーカーが、日本の軽自動車規格に適合したEVを専用設計で市販化するのは初のケースです。
BYDが発売した軽BEVの「RACCO」(画像:BYD)
中国最大手の自動車メーカーであるBYDは、近年グローバルでシェアを急速に伸ばしており、2023年には日本の乗用車のマーケットにも本格参入を果たしています。他方、軽自動車は日本独自の規格基準で、これまで海外メーカーが軽規格のモデルを一から専用開発し、日本国内の市場へ本格投入したケースはほとんどありませんでした。
そんななか発売となったBYDラッコは、同社の最新モデルにも採用されているEV専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」をベースに、シャシーを新設計。安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を用いた「ブレードバッテリー」と、バッテリー自体を車体構造の一部として組み込む「CTB(セル・トゥ・ボディ)」技術を活用して開発されています。さらに約70%の高強度鋼板を採用したほか、ルーフとサイドパネルは従来のスポット溶接ではなくレーザー溶接での組付けとなっています。
これにより、ラッコは背の高いボディの両側に電動スライドドアを備えた軽EVでありながら、高い車体剛性や衝突安全性、静粛性、そして走行性能を実現したとのこと。特に走行性能については、ミリ秒単位で応答する動力のトルク制御や専用チューニングのサスペンションにより、狭い道での俊敏性と高速走行時の安定性を両立したと説明しています。
また、ラインナップはエントリーグレードの「200」、中間グレードの「300Plus」、最上級グレードの「300Premium」の3グレード構成です。満充電での航続距離は、210kmから320kmと公表しています。
なお、税込み価格は214万5000円から249万7000円。さらに駆動用バッテリーに関しては、基本保証で8年/16万km(初期容量70%以上)、プラス1万8000円での延長保証で最長10年/20万kmを保証する「ロングラン新車保証」も用意しています。
ちなみに、直接のライバルとなりそうな日産「サクラ」は244万8600円~299万8600円という価格帯ですが、国の補助金が58万円。対してラッコは15万円です。
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