実在した「トランプ大統領経営の航空会社」どんなもの? わずか数年でとん挫…でもやっぱブッ飛んでた!
- 乗りものニュース |
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「不動産王」とも称された著名な実業家として知られていたトランプ米大統領は、かつて航空会社を経営していたことがあります。その会社は、もちろん「トランプイズム」がいかんなく発揮されたものでした。
「シャトルを『ダイヤモンド』にする」発言
2025年1月から、アメリカ大統領に再就任したドナルド・トランプ氏は、もともとはホテルやカジノなど、さまざまなビジネスを手掛ける「不動産王」として著名な実業家として知られており、過去には航空会社も経営していました。「トランプ・シャトル」の名で運航されていたこの航空会社は、一体どのような特徴があったのでしょうか。
「トランプ・シャトル」のボーイング727(画像:Aero Icarus[CC BY-SA 2.0〈https://x.gd/2aV9C〉])
「トランプ・シャトル」が設立されたのは1989年。イースタン航空の事業を買収することで始まります。
かつてアメリカ国内最大手航空会社のひとつだったイースタン航空では、ニューヨーク~ボストン、ワシントンD.C間で予約不要で乗ることができる高頻度運航便「シャトル」事業を展開していました。しかし格安運賃を掲げる後発系航空会社などの台頭といった影響をうけ、業績は悪化していきます。
イースタン航空は1988年、「シャトル」事業をトランプ氏に売却。同氏はイースタン航空から3発ジェット旅客機「ボーイング727」13機など「シャトル」事業に必要なリソースを購入し、これに「トランプ」ブランドを付与して運航をスタートすることになりました。
トランプ氏が手掛けたホテルなどは、ド派手、かつギラギラした豪華絢爛さが特徴のひとつとして知られています。同氏は「トランプ・シャトル」の立ち上げ時、「シャトルを『ダイヤモンド』にすると誓う」と宣言します。
凄すぎる「トランプ・シャトル」→でもすぐに終わった…なぜ?
宣言どおり、「トランプ・シャトル」の手にわたったボーイング727は、客室内を中心にこうした「トランプイズム」にのっとって、改修を受けることになりました。
座席は革張りで、全席に飛行中に地上と通話できる「エアフォン」を搭載。化粧室には人工ではあるものの、大理石が採用されました。また、1時間程度の短距離路線ながら、機内では白ワイン「シャルドネ」や食事メニューの提供もあったと報じられています。
このような豪華絢爛な「トランプ・シャトル」でしたが、運航されていた期間はごく短く、赤字続きで1992年に事業を終了し、他社に「シャトル」事業を売却することになります。
これは湾岸戦争開始にともなってジェット燃料が高騰したこと、そもそも豪華絢爛さではなく、利便性の高さを求めていた顧客のニーズを汲み取れなかったことなどが要因としてあげられています。
ちなみに、事業としては失敗だった「トランプ・シャトル」ですが、現代の航空会社の利用では”当たり前”ともいえるセルフ式のチェックインサービスを初めて導入した航空会社でもありました。
【動画】桁外れの豪華さ! これが「トランプ氏専用機」機内です
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