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【漫画】「子ども会」に強制加入させられた女性 無知こそが敵と知り…退会までの“壮絶な奮闘記”<作者インタビュー>

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漫画「ウサギさんは子供会を辞めたい」のカット(きよまろさん提供)
漫画「ウサギさんは子供会を辞めたい」のカット(きよまろさん提供)

 子ども会への強制入会から退会に至るまでの奮闘を描いた漫画「ウサギさんは子供会を辞めたい」が、Xで話題となっています。

 ある日、突然訪れた自治会の役員が、子ども会の入会用紙を差し出してきました。家庭の事情を理由に入会しないと伝えても、「決まりなので!」の一言で押し切られてしまい…。読者からは「自分も嫌々だけどやっている」「自分が必要ないと思うことを強制されるのは違う、とハッキリ意見が言えるのは大事」など、共感の声が上がっています。

イベントに参加できないのに「会費」だけ支払い続け…

 この漫画を描いたのは、漫画家でイラストレーターの「きよまろ」さんです。Xで漫画や日常の出来事などを発表しています。きよまろさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画家を志した時期や理由、経緯を教えてください。

きよまろさん「子どもの頃から漫画家になることは夢でしたが、親の理解を得られず自分の中で諦めていました。時代が変わり、ブログやSNSを通じて自分の作品を発信することができるようになり、趣味で漫画を描いては掲載していました。次第に読んでくださる人が増えて、芳文社に投稿したところ新人漫画賞を頂くことができ、本格的に漫画家になることを志しました」

Q.このエピソードを漫画にした理由を教えてください。

きよまろさん「日本国内に住んでいれば、多かれ少なかれ地域の組織に属することが多いと思います。町内会にせよ子ども会にせよ、自治会への加入は『義務』といった風潮があります。しかし、それらのルールは決して義務で強要されるものではないこと、また現代社会にそぐわない縛りが多いことなど、問題点や疑問点を漫画を通して投げかけました。地域の自治会などの加入に悩んでいる人たちに、ぜひ読んでいただけたらと思います」

Q.この作品に描かれている、その後のお話について教えてください。

きよまろさん「結論から申しますと、ディベートの末に子ども会を無事(?)退会することができました。漫画ではディベートの細かなやり取りや、主人公の『ウサギさん』が子ども会についてどうあるべきと考えているか、また役員の人のそれぞれの反応なども描いております。現在、AmazonのKindleにて無料一気読みできますので、チェックしていただけるとうれしいです」

Q.子ども会に入会してからの2年間、どのような活動をされていましたか。また、そのときの気持ちをお聞かせください。

きよまろさん「基本的には在籍しているだけでした。週末は子どもの習い事や家庭の都合など、子ども会のイベントがあっても参加できない状況でした。参加できないのに加入する意義を見出せなかったことも、退会したかった理由の一つです。加入時は『加入は絶対で義務』と思い込んでいたので、参加しないのに会費だけ支払い続け、何となく釈然としない気持ちでいました」

Q.「無知こそが敵」と気付いたきっかけはありますか。

きよまろさん「町内会や子ども会の加入が『義務』と押し切られて当初加入してしまったわけなのですが、きちんと調べれば決して義務ではありませんでした。『知らない』『知ろうとしなかった』ことが、トラブルを大きくしてしまったと思っています。ただ、私だけではなく自治会の役員の人が『加入は義務』と勘違いしていることも多かったので、これを機に多くの人に知っていただいた上で、組織の在り方を検討するきっかけとなれば幸いです」

Q.今回の作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

きよまろさん「共感のお声とともに、やはり町内会や子ども会の加入は義務だと思っていた人がとても多く、何の強制力も効力もないことは知られていないと感じました。また、何十年と組織の運営方法が変わっておらず、時代の流れに合っていないことも問題があると感じました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

きよまろさん「生きているといろいろなことが起こります。仕事であったり、子育てであったり、人間関係に一喜一憂するわけですが、そういった生活の機微に目を向けてこれからも作品を描いていけたらと思っております。『ウサギさんは子供会を辞めたい』は私の作品の中でもやや重いのですが、基本的には日常の『ほっこり』や『クスッ』っと笑えるものを描いていけたらと思っています」

オトナンサー編集部

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