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犬&猫が「最近あまり動かない」…年のせいと諦めないで 見逃してはいけない“痛みのサイン”とは

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犬や猫が動きたがらない場合、どうする?(画像はイメージ)
犬や猫が動きたがらない場合、どうする?(画像はイメージ)

犬や猫が動きたがらない場合、どうする?(画像はイメージ)犬や猫が動きたがらない場合、どうする?(画像はイメージ)

 春は気温が少しずつ上がるため、犬や猫が活発に動く時期です。ただ、中には飼っている犬や猫がなかなか動きたがらなかったり、動き方が不自然だったりするケースがあります。例えばシニア犬やシニア猫の場合、どこか痛みを抱えていたりけがをしたりしているサインかもしれません。犬や猫の気になるしぐさや家庭でできる対策、ケア方法などについて、獣医師の椿直哉さんに聞きました。

立ち上がり方や爪、歩き方の変化に注目

Q.気温が少しずつ高くなると犬や猫が活動的になりますが、シニアのペットが「痛み」を隠して無理に動いている場合、飼い主は歩き方の「どこ」に注目して違和感を察知すべきでしょうか。

椿さん「例えば犬の場合、まず注目していただきたいのは立ち上がる瞬間や伏せ、お座りといった日常的な動作です。シニアになると、“よっこらしょ”というような少し時間がかかる立ち上がり方や、動作のぎこちなさが見られることがあります。以前はスムーズにできていたのに、少し間を置いてから動き出す、あるいは動き始めに体を揺らすような仕草がある場合は、違和感や痛みが隠れている可能性があります。

歩行でもヒントがあります。特に歩き始めの一歩目がスッと出ない、最初の数歩がこわばっているというのはよく見られるサインです。また、散歩の途中で『以前より立ち止まる回数が増えた』『階段の上り下りをためらうようになった』といった変化も見逃せません。

もう1つ分かりやすいポイントが、爪の削れ方です。通常は地面に接する爪の先端や下面が自然に削れていきますが、関節の痛みや筋力低下で足をしっかり持ち上げられなくなると、すり足になり、爪の上側が削れていくことがあります。これは飼い主が自宅でも気付きやすい変化です。

猫の場合は、高い場所への上り下りの様子に注目してください。意外に思われるかもしれませんが、上に跳ぶよりも下に降りるときのほうが痛みが出やすいことがあります。着地の際に前肢へ体重がかかるためです。猫では肘や膝など複数の関節で関節炎が見られることがあり、以前は問題なく上り下りしていた高さを避ける、段差を嫌がる、活動量が減るといった行動の変化がヒントになります」

Q.病院での治療以外に、家庭でできる「春の関節マッサージ」や、フローリングの滑り対策など、足腰への負担を軽減する具体的な住環境の工夫を教えてください。

椿さん「シニアになってくると、今までは問題なかったフローリングで滑るようになることがあります。これは単なる“年のせい”ではなく、筋力の低下や関節の違和感のサインであることも少なくありません。足腰への負担を減らすためには、まず“滑らせない環境づくり”がとても重要です。

フローリングの上には滑り止めマットやカーペットを部分的に敷いてあげるだけでも、踏ん張りがききやすくなります。特に、よく歩く動線上や立ち上がる場所、寝床の周囲などに敷いてあげると効果的です。

また、高い場所への移動が好きな子の場合は、段差を小刻みにして階段状にしてあげる工夫も有効です。ジャンプの距離を短くすることで、関節への衝撃を減らすことができます。猫であればキャットタワーの高さを見直す、犬であればソファへの上り下りにステップを設置するなど、生活動線に合わせた調整が大切です。

犬種によっては足裏の毛が伸びやすい子もいます。足裏の毛が肉球を覆ってしまうと、グリップ力が低下して滑りやすくなります。定期的に足裏の毛を整えることも、転倒予防につながります。トリミングや動物病院でのケアを活用するとよいでしょう。

さらに、室温管理も見落としがちなポイントです。関節は冷えによってこわばりやすくなります。春先でも朝晩は冷える日がありますので、シニアの子には適切な室温を保ち、冷えすぎない環境を整えてあげることが大切です。

超高齢になり、自力での動きが難しくなってきた場合には、関節の可動域を保つための軽いマッサージや曲げ伸ばしのサポートが役立つこともあります。ただし、自己流で強く動かすのではなく、かかりつけ医に方法を確認した上で行うことが安心です」

犬や猫の状態を正しく把握することが大切

Q.「年齢のせいだから仕方ない」と諦めてしまう飼い主も多いですが、春から適切なケアや食事療法(サプリメントなど)を始めることで、寿命やQOL(生活の質)にはどのような良い影響がありますか。

椿さん「“年齢のせいだから仕方ない”と考えてしまう飼い主さんは少なくありません。ただ、同じ年齢でも元気に歩き回れる子もいれば、関節の痛みで動きが制限されている子もいます。大切なのは“年齢”そのものよりも、その子の現在の状態を正しく評価することです。

すでに強い痛みがあったり、歩行が困難になっていたりする場合は、まずは適切な治療が優先されます。痛みを我慢させたままサプリメントだけで様子を見る、という判断はあまりおすすめできません。一方で、まだ大きな症状は出ていないけれど“少し動きが鈍くなってきた”という段階でケアを始めることは、将来的な関節負担を軽減する意味で有効なケースがあります。

近年は動物用の関節サプリメントも種類が増えています。グルコサミンやコンドロイチン、EPA、DHAなど、関節の炎症を抑えることを目的とした成分が含まれているものもあります。ただし、サプリメントは医薬品ではないため、即効性や劇的な改善を期待するものではありません。効果が出るまでに数カ月かかることもあります。

それでも、早い段階から体重管理や適度な運動、住環境の整備、そして必要に応じたサプリメントの併用を行うことで、関節への負担を減らし、結果的に“健康に過ごせる時間”を延ばすことにつながる可能性はあります。寿命そのものを直接延ばすというよりも、“自分の足で動ける時間をどれだけ保てるか”という視点で考えていただくとよいと思います。

気になる症状がある場合は、自己判断でサプリメントに頼るのではなく、まずはかかりつけの動物病院で状態を確認したうえで、その子に合ったケアを選択することが大切です」

* * *

 まず治療を優先すべきなのか、これからのことを考えて予防的にサプリメントやフードを導入するのか、はたまた家の中の環境整備をするのか…。「もうシニアの年齢だから…」と諦めず、飼い主さんにしかできないこともまだまだたくさんあります。

 もしいつもと様子が違うと感じたら、まずは動物病院に相談してみましょう。

オトナンサー編集部

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