美容室でカラーリング依頼したら「断られた」の声 染色が難しい“髪の特徴”とは?【美容師が解説】
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第一印象を変えるために、美容室で髪のカラーリングをお願いしようと考えている人もいるのではないでしょうか。ただ、ネット上では「美容室でカラーリングを依頼したら、断られた」という内容の声があります。実際に、美容師がカラーリングを断るケースは存在するのでしょうか。美容室「Grace Avenue」(東京都港区)サロンマネジャーで美容師の原木佳祐さんに聞きました。
髪の状態が問題なくても断るケースも
Q.そもそも、カラーリングに向かない髪質、髪の状態はあるのでしょうか。
原木さん「実は、カラーリングに向かない髪質はほとんどありません。しかし、ブリーチなどを繰り返していて極端なダメージを受けた髪は、施術が難しい場合があります。ダメージ毛はぬれた状態だとゴムのように伸び、乾いた状態だとほうきのようにふわっと広がるのですぐに分かります。
傷みが激しいと発色や色の持ちも悪くなりますし、さらなるダメージのリスクや、仕上がりがうまくいかない可能性を考慮すると断らざるを得ないことがあります。もちろんダメージヘアの施術を得意とする美容師などもいますし、美容師の経験値や技術によってどの程度まで対応可能かは異なるでしょう。一般的には、過度なダメージ毛はカラーを断られる可能性があると考えていただければと思います」
Q.では、顧客からカラーリングの希望があった際に美容師が断る主なケースについて、教えてください。その場合、別の提案をしているのでしょうか。
原木さん「美容師がカラーリングを断る理由は主に2つで、1つ目は時間的な都合です。希望のカラーが特殊な場合、複数回カラーをしないと思うような仕上がりにならないことがあります。髪の状態は問題なくても、サロンの予約状況やお客さまの都合が合わず、お断りするケースがあるのです。
2つ目に、過度な乾燥や切れ毛、ブリーチの影響で施術が困難なダメージ毛は『希望する仕上がりにならない』『髪の健康を損なう』などのリスクを考慮してお断りすることがあります。
しかし、カラー自体をやめることはほとんどありません。強制ではありませんが、カラーは発色や定着のためにトリートメントで髪を補強しながら行うことや、ハイトーンの場合は色持ちと色素補正のために、家でカラーシャンプーやカラートリートメントを使用することなどをお勧めします。そして、できる範囲内の色を提案していますよ」
Q.ちなみに、カラーリングに向かない髪の状態を改善することは可能なのでしょうか。
原木さん「髪の毛は死滅細胞なので、治すことは難しいです。しかし、これ以上ダメージが進行しないようにケアすることは可能です。例えば、『熱いお湯で髪の毛を洗わない』『髪をぬれたままにしない』『負荷がかかるようなブラッシングをしない』などを徹底すると良いでしょう。
さらに、トリートメントは失われた水分や油分を一時的に補う効果があるので、アウトバストリートメントなどのケアを家で継続すると、栄養分が出ていきにくい状態を保つことができます。また、髪が傷みにくいドライヤーの使用も効果的です」
オトナンサー編集部
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