知らなかった! 冷凍肉の正しい解凍方法。OK例とNG例を紹介!
- マイナビウーマン |

冷凍したお肉の解凍って、皆さんはどうしてますか? ちなみに私は以前、オーブンレンジの解凍モードを使って大失敗したことがあります。まとめ買い派なら、正しい解凍方法は必要な知識ですよね! 失敗を踏まえた上でわが家で行っている、お肉のうまみを逃がさず、おいしく解凍するコツとやめておいた方がいい解凍方法をご紹介します。
こんにちは、広島市のライフオーガナイザー®木原ことのです。
スーパーは週に一度、まとめ買い派のわが家。もちろんお肉もまとめ買いです。冷凍庫で保存しておくと、いつでも料理に使えるので便利ですよね。
料理に慣れない頃は、解凍を失敗してしまって、うまみがなくなってしまっていたり、肉汁を出してしまったりした経験もあります。
せっかく買ったお肉ですから、上手に解凍しておいしくいただきたいですよね!
以前私がお肉屋さんに聞いた、おいしく解凍するポイントはこの2点。
・ドリップ(肉汁)を出さないよう、解凍しすぎない
・均等に解凍する
この助言を参考に、わが家で行っている実際の解凍方法をご紹介しますね。
【冷凍したお肉】基本の解凍
【1. 前日夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移す】
低温でゆっくり解凍することにより、お肉のうまみを逃さず解凍できます。
【2. 調理前に室温へ移す】
冷蔵庫で解凍したお肉を、調理する少し前に冷蔵庫から出しておく。これはお肉の外側と内側の温度差をなくしてムラなく火を通すため。
ちなみに、流水での解凍やレンジでの解凍はドリップが出てしまうのでおすすめできません。もっとよくないのは、室温で解凍すること。雑菌が繁殖してしまうとのことです。
低温で時間をかけて解凍することのメリット
私の失敗談ですが、オーブンレンジについている解凍モードを信じて、何度もお肉の解凍にチャレンジしましたが、ドリップはたくさん出てしまうし、端っこがパサついて固くなったり、黒くなってしまったり……。
部分的なパサつきや黒ずみは、オーブンレンジなどで急速解凍したことによって起こる解凍ムラ。もちろんうまみも逃してしまって、味も落ちてしまいます。
おいしく解凍するためには、10時間ほどかけて冷蔵庫で解凍してあげること。
それだけで、うまみを逃してしまうことを最小限に抑えることができます。
わが家はいつも、前日に冷凍庫から冷蔵庫へお肉を移しておきます。
これは、鶏肉、牛肉や豚肉すべてのお肉や、魚においても同じことがいえます。
お肉を解凍するスペースを冷蔵庫内につくる
わが家の冷蔵庫内には、上から2段目に解凍専用スペースがあります。
真ん中にはホーローバットがあって、その中に解凍したいお肉を入れるシステム。
あえてホーロー製にしたのは、食材のニオイがつきにくいため。
熱伝導率が高く冷えやすいので、解凍しすぎないことがメリットに感じたからです。
解凍後も料理の直前まで鮮度のよい状態を保つために、解凍途中もこだわっておいしさを求めたいものです。
冷凍するときの時短ワザ! ラップの役目に注目
冷凍肉をおいしくいただくためには、冷凍の方法も重要。本来ですと、買ってきたままのトレーの状態で冷凍保存することは、よくないと言われています。
なぜなら解凍に時間がかかり、解凍の際にドリップが出やすくなってしまうから。初めのトレーから出して、ラップに包み、ジップロックに入れて保存が正しいやり方。
でもそんな余裕なんてない!という場合……ラップだけでもひと工夫するといいそうです。「ラップ」と一口に言っても、実は種類があるんです。
時間に余裕がない家庭の一例として、わが家が行っている冷凍保存のアイデアを、ラップの解説と共にご紹介しますね。
ちなみに、お肉屋さんから聞いた「どうしてもの時は……」のやり方ですよ。
①家庭用ラップの特徴
まず家庭用のラップの多くは「ポリ塩化ビニリデン」でできています。
この素材は、 分子のすき間がとても狭いため、臭いや湿気、酸素を通しにくく、冷蔵庫内でにおい移りがないのだそう。
酸素を通しにくい=酸化による劣化や乾燥防止に優れているということ。
プラス、湿気も通しにくいので、みずみずしさも保ってくれますね。
引っ張ると伸びるので、カットもしやすく扱いやすいというメリットがあります。
ただ、あらためて確認してみると、無添加で有害物質が出ないからと好んで使っていたわが家のラップ、保存面でいうと、ポリ塩化ビニリデンよりも劣った性質のラップでした。
しかし、燃焼時に有害物質が出ないという面では正解だと思っています。保存面で劣っている性質だとしても、巻かないよりは巻く方がいいように思って続けて使っていこうと思います。
②業務用ラップの特徴
次に、業務用のラップは「ポリ塩化ビニル」でできています。
柔らかく、よく伸びてくっつきやすく、熱にも強い性質があります。
スーパーでプラスチックトレーを包んでいるラップはほとんどこのタイプ。
しかし「伸びやすい」ということは、分子のすき間が多いということ。
酸素を通してしまうということは、湿気も通してしまっているんですよね。
一時的に使うためのラップなので、本来、保存には適していないのだそうです。
そのため、トレーのまま冷凍保存するのであれば、少しでもよい状態を作る方法が、トレーにかけてあるラップの上からそのまま家庭用のラップで包むことなんです。
トレーのままであっても、ラップを上からかけることによって、酸化や乾燥を防止した保存ができるということになります。
まとめ
ちょっとよい牛肉が特価になっているのを発見した時や、スーパーは週一がルールのご家庭では、まとめ買いして冷凍庫で保存しておくことは、とても便利で合理的な方法ですよね。
冷凍は長期に保存できるとても便利なやりかたですが、おいしく調理するためには保存方法と解凍方法を選ぶ必要があります。
解凍さえすれば、いつでもお料理に使えるなんて、嬉しい限り。
ぜひ、上手な解凍方法で、うまみを逃がさないテクニックを実行してみてはいかがでしょうか。
この記事で、冷凍したお肉を今よりおいしくお料理していただければ嬉しいです。
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