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名古屋の「路面電車みたいなバス」SRTが早くも延伸! “新系統”が9月運行開始へ ただし車両はちょっと違う

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  • 乗りものニュース
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「名古屋の顔」2大拠点を直結

 名古屋市は2026年6月22日、路面公共交通システム「SRT(Smart Roadway Transit)」の新ルート「名駅-名城系統」について、運行開始日が同年9月11日に決定したと発表しました。

Large figure1 gallery13SRTの車両。ただし名古屋城系統の運行開始当初は異なるデザインの車両が用いられる(画像:名古屋市)

 SRTは、従来のLRT(次世代型路面電車)やBRT(バス高速輸送システム)の優れた点を取り入れて発展させた新しい都市の交通システムです。路面電車を思わせるデザインが施された車長約18mの連節バスが用いられ、都心部の回遊性向上や賑わいの拡大を図ることを目的としています。市は“まちをつなぐ横のエレベーターで都心を1つに”とコンセプトを掲げています。

 2026年2月から名古屋駅と中心部の栄を結ぶ系統の運行が始まっていますが、今回発表された「名駅-名城系統」は、名古屋の玄関口である名古屋駅と、観光のシンボルである名古屋城を結ぶ新ルートとなります。

 運行ルートは、名古屋駅太閤通口を起点とし、「柳橋中央市場」「円頓寺」の停留所を経て「名古屋城」へ至ります。復路は本町通、外堀通などを経由して名古屋駅へ戻るという8の字を描くルートで、1周7.1kmです。運行は名鉄バスに委託されます。

 新ルートの運行日は金・土・日・月曜および祝日の週4日程度。ダイヤは名古屋駅太閤通口8時29分発の1便から、16時39分発の最終9便まで、1時間間隔のパターンダイヤが組まれます。なお、柳橋中央市場への停車は、市場の営業時間を考慮し、10時半以降の便からとなります。

 栄の系統ではメルセデス・ベンツ製の車両が使われていますが、今回は定員112名の日野自動車製ディーゼルハイブリッド連節バス「SRT-002」が1両、導入されます。

 この車両は運行開始当初、「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」および「第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)」の開催に合わせ、大会デザインのラッピングを施した特別仕様で運行されます。大会終了後はラッピングを外し、2027年春頃をめどに、車内にカウンターテーブルや透明ディスプレイなどを設置したSRT本来のデザイン仕様へ内外装を改めて運行する予定です。

 このSRT-002のデザインは既存車とは細部が異なります。ただし、SRTの路面電車風デザインの特徴である「タイヤがボディに隠れる仕様」を実現するための部品「タイヤスパッツ」は、ディーゼルハイブリッド車では取り付けできないそうです。

 なお、停留所については、工事の進捗状況により、運行開始時は一部が臨時対応となります。「名古屋駅太閤通口」は大会終了後、当面の間JRロータリーへ移設。「名古屋城」も当面の間は、市バスの巾下橋停留所付近に設置される臨時停留所での乗降扱いとなります。

 運行開始に先立ち、2026年7月からは、実際に営業する路線で習熟運転が不定期で開始される予定です。

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