ここができればマジで「第三の東名」に!? 国道1号バイパスの“超ボトルネック立体化”どこまで進んだ? 8名死傷の橋桁落下事故から2年
- 乗りものニュース |

国土交通省 中部地方整備局は2025年10月、国道1号「静清バイパス」の事業評価を実施、関係者間で進捗を共有しました。2年前に施工中の大事故があった立体部の工事は、どこまで進んだのでしょうか。
「清水立体」の工事が進捗!
国土交通省 中部地方整備局は2025年10月、国道1号「静清バイパス」の事業評価を実施、関係者間で進捗を共有しました。
国道1号「静清バイパス」。清水立体の工事が進む(乗りものニュース編集部撮影)
静清バイパスは静岡県内を縦断する国道1号バイパスのうち、静岡市内を貫く24.2km。大部分の区間が高架の立体道路として整備され、2016年には全線4車線化されましたが、東名高速の清水ICが接続する前後は平面交差のままです。ここは平均旅行速度が20km/hを下回るという強烈なボトルネックとなっています。
この平面部2.4kmに立体の自動車専用部を建設する「清水立体」の事業が目下、進行しています。これにより当該区間は地上4車線と高架4車線で8車線化されます。
2022年には「2026年春開通」とのアナウンスが出されたものの、2023年7月、建設中の橋桁が落下し、8名が死傷(死亡2名)する事故が発生。再発防止策を講じて橋桁を作り直す形で工事が再開されたものの、開通見込みは白紙となっています。
2025年3月末時点の事業進捗率は約88%といったところ。現在、橋脚はすべて完成し、上部工も進捗しており、一部では舗装工事まで進んでいます。今回、労務単価の上昇などを受け、事業費が45億円の増額となることが了承されました。ただし、開通見込みはまだ示されていません。
清水立体の整備により、興津-丸子間の所要時間は約5分程度の短縮が見込まれるほか、追突事故の現象、さらに高架部に遮音壁を整備することによる騒音の抑制なども期待できるといます。
国道1号バイパスは静岡県にとって“第三の東名”ともいえる幹線道路ですが、県内にはまだまだ暫定2車線区間などの渋滞スポットが点在しています。しかし、東名高速とも最も近づく富士市から静岡市を経て藤枝市内にかけての区間は、清水立体ができれば、ほぼ信号を気にせずスムーズに移動できるようになります。
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