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イヤイヤ再燃!?「4歳の壁」を感じる親に教えたいよく効く7つのコツ【教えて保育士さん】

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やっとイヤイヤ期が終わったと思ったのに、4歳になったらまたもやしんどい時期が……。泣いたり怒ったりと気持ちが不安定だったり、ふてくされたり暴れたりする子どもにイライラ! もうついていけない! と感じる保護者の方もいるのでは? 今回は「4歳の壁」と言われる時期の発達の特徴や原因、上手なかかわり方を紹介します。

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「4歳の壁」ってどんなもの? 3つの背景

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4歳児は、一言で言うと“心が揺らぐ”時期です。そんな4歳の子どもの発達の特徴を紹介します。

1. 「イヤだ」「でも我慢」の間で生まれる葛藤

3歳から6歳までの幼稚園児の自己主張と自己抑制がどのように発達するか調査した研究によると、自己主張(自分の要求や意見を相手に伝えること)は3歳から4歳までに急激に増加し、4歳になると頭打ちになるそうです[*1]。個人差はありますが、多くの子どもが2歳前後からのイヤイヤ期で自己主張を始め、4歳になると自己主張の発達は落ち着いてきますよね。そして、自己抑制(相手のために自分の欲求や行動を抑えること)が徐々に発達してきます。

自己抑制ができるとは、例えば、「まだブランコに乗りたいけれど、友達が待っているから代わってあげよう」という行動ができるということです。しかし、まだまだ未熟な4歳児ですから、自己主張と自己抑制のバランスが上手くとれなかったり、自分の気持ちに折り合いがつけられなかったりして、葛藤します。これが、4歳の心が揺らぐことの一つです。

2. 想像力が豊かになるがゆえの不安

4歳になると、記憶が発達し想像力も広がってきて、自分の経験や出来事を話したり、ごっこ遊びを楽しんだりします。その一方で、暗い場所や大きな音などから怖い出来事をイメージし不安になってしまうこともあります。

また、見通す力もついてきているため、“失敗するかも”と思い何もしていないのに泣いたり大声を出したり、頑なにやろうとしなかったりという姿が見られることもあります。いずれも、自分の中でああでもないこうでもないと考えて心が揺らいでいるのでしょう。

3. 集団生活が始まるなど環境の変化

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4歳というと、年少か年中にあたりますね。多くのお子さんは、保育園や幼稚園で集団生活をしているでしょう。家庭とは違ったルールの中で生活したり友達とかかわったりすることは子どもの発達にとってとても大切ですが、同時にストレスにもなります。思い通りにしたい気持ちと思い通りにならない気持ちを同時に感じ、子どもなりに葛藤することもあるでしょう。

頑張っている分、その反動としてイライラしたり甘えたり、反抗的になったりなどの行動が見られることもあります。

4歳の壁に男女差はある?

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4歳児へのNGな対応 よくある2つのケース

周りに比べて感情の起伏が激しかったり、我慢できなかったり……。とにかく育てにくいと感じて毎日イライラしているママやパパもいるかもしれませんね。
もちろん、子ども自身が発達障害など何かしら困難を抱えている場合もありますが、大人側の対応が「4歳の壁」をひどくしているケースもあります。

「4歳だから自分でできるでしょ!」自立を求めすぎ

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お子さんが幼稚園や保育園に入園すると、親としては、子育てが少し一段落したと感じる方も多いのではないでしょうか。そのため、無意識のうちに子どもに自立を求めすぎてしまうことがあります。

4歳になるとだいたいのことは自分でできますが、まだまだ幼く、思い通りにいかなかったり、なかなかスムーズにできなかったりということもあります。そんなとき、信頼できる大人(特にママやパパ)に寄り添ってもらうことで、子どもは壁を乗り越えていくのですが、ママやパパが過度に子どもをお兄ちゃんお姉ちゃん扱いしてしまうことが、子どもの壁となってしまう場合があります。

「まだ幼いから教えないでいい」メリハリのない関わり

4歳は幼い子どもとはいえ、この時期に伝えなくてはいけないこともあります。

・「まだ幼いから」と社会のルールを伝えていない
・「伸び伸びさせるのが大事!」と何でも好き放題やらせている
・欲求を満たそうと子どもの言いなりなり、子どもが我慢する経験が少ない

このような育児は、子どもに寄り添っているつもりかもしれませんが、子どもを個として大切にしていることにはなりません。メリハリのない育児によって、4歳児の年齢相応の感情のコントロール力が身についていない可能性もあります。

仕切り直す方法としては、まず「今までは私が間違っていた」とか「よくなかった」という親自身の態度を認めること。その上で、「私もできていないから、これから一緒にがんばろう」と伝えていくと、これまでの育児への矛盾が生じにくいです。

たとえば……道路は手を繋いで歩くという約束をママが仕切り直す場合。
これまでは手を振りほどいてしまうお子さんを放っておいたかもしれません。ここで、急に「手を繋がないとダメ!」と伝えても、「今まではどうして良かったの?」と子どもは思います。
そこで、
「ママは今まできちんと言わなかったけれど、本当は、小さい子は危ないから道路では手を繋いで歩かなくてはいけないの。今まではママも頑張れなかったけど、事故に遭わないために大切だから、これからは手を繋いで歩いてほしいんだ。ママも頑張るから、一緒に頑張ろう?」
といった感じで伝えてみてください。

一旦今までの育児に区切りをつけ、子ども伝えることで「ママが急に言うことを変えた」と子どもが混乱したり信頼を失ったりせず、大人の言葉を受け入れやすくなります。

伝えるべきことは伝えたり寄り添いつつもきちんとしかったりし、育児にメリハリを付けていけると良いですよ。

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4歳の壁を乗り越えるために効果的! 7つの対処法

わたしが実際に保育の現場でやってみて効果的だった対処法を紹介します。

① 甘えを充分に受け止める

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身の回りのことが全てできるようになったとしても、甘えたいときもあります。
「やって」と言われたら、「自分でできるでしょ」と言わずに、「いいよ」と快くやってあげましょう。
ただし、子どもが自分でやろうとしているのに大人がやってしまうのは、甘えを受け止めることではなく”甘やかし“になってしまうため避けた方が良いでしょう。あくまでも、子どもが大人に対してヘルプを出したとき、充分に甘えさせてあげましょう

② マナー違反、ルール違反などはしっかり伝える

赤ちゃんのときは、パパの顔をバシバシ叩いたり、ママのバッグを勝手に漁ったりしても止めなかったかもしれません。しかし、4歳になっても基本的なマナーやルールを教えてもらえないと、社会の基礎を学ぶことはできません。マナー違反・ルール違反を教えてもらえず、小学校高学年になっても、友達の家の冷蔵庫や戸棚を勝手に開けてしまう子も。

ただし、厳しくしすぎるのもあまりよくありません。厳しすぎて守れないルールではなく、親も子もなんとか守れるくらいのルールを”守ることができた”という積み重ねが大事です。

③ じっくりと話を聞き、気持ちを受け止める

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子どもは、話したいことを丁寧に聞いてもらうことで満たされたり安心したり、もっと話したいと意欲をもったりします。語彙も増え、日常会話がスムーズになりますが、まだまだ言葉につまることもあるでしょう。そんなときも、大人が遮ったり言葉を予想して言ってしまったりせず、子どもがじっくりと考え、言葉を選んで話す姿を見守りましょう。大人としてはもどかしくなるかもしれませんが、ゆっくりと時間をかけて丁寧に話を聞くことで、子どもは自分が認められたと感じ、情緒の安定につながりますよ。

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④ ポジティブな言葉がけを徹底する

4歳児は、自分で思ったようにはできないと感じたり、何かをする前から漠然とした不安を感じてしまったりすることがあります。そのようなネガティブな気持ちを取り除くには、とにかくポジティブな言葉を心がけると良いでしょう。

“靴を履く“という行為でも、4歳児にとっては長い道のりかもしれません。靴を思うように履けずイライラしている子どもに対して、「早くして」「なんでできないの」と言うのではなく、「あとはマジックテープをとめたらできるね!」「右足ができたから、あとは左足だね」「あと10秒でできそう!」などと、ポジティブな言葉がけをしてみると、子どもの気持ちも変わってくるかもしれません。

⑤ 不安に共感しつつ小さな成功体験を積み重ねる

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この時期の「できない……」と言う子に対して「できるよ!」と無責任に言うのはNG。まずは不安をしっかり受け止めて。その上で、「〇〇ちゃんは~だから、わたしはできると思う」など、主観で伝えてみましょう。「どうしてできないと思うの?」と不安を聞き出し、一つ一つ不安を潰していくという方法も。まずは小さい課題から取り組み、成功体験を積み重ねていけるようにしましょう。

なかなか挑戦しない・やりたがらない子には、その子が当たり前にしていることを言葉にしてほめ、自己肯定感を高めていくことで、失敗してもいいから挑戦してみようという気持ちにしてあげられる良いですね。

⑥ スキンシップで子どもの心を満たす

「もう4歳だし……」などと思わず、スキンシップを積極的にしましょう。「もう赤ちゃんじゃない!」と反抗的な態度を見せたり、恥ずかしがったりしてなかなかスキンシップを求めないお子さんもいますが、ママやパパからのスキンシップが本当はうれしいと感じている子も多いです(もちろん、本気で嫌がるようならやめましょうね)。
また、触れ合うことで幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、ストレスの軽減にもなるとか。子どもだけでなく、大人にとってもいい効果が期待できそうですね。

⑦ 家庭と保育園・幼稚園とで連携する

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大切なルールだとしても、保護者のどちらか一方だけが守らせようとしていて、他の大人は守らせようとしていない場合、子どもにはなかなか浸透しません。例えば、ママだけが「リュックを背負ったまま遊具で遊んではいけないよ」と伝えるのではなく、“遊具で遊ぶときはリュックは背負わないもの” というルールとして子どもに理解してもらえるようにしたいですね。もちろん、家庭と保育園幼稚園とでルールが違う場合もありますから、臨機応変に対応することも大切です。

まとめ

4歳児の発達や気持ちについて、知ることができたでしょうか。大人が思っているよりも子どもで、大人が思っているよりも大人なんだなぁと感じたかもしれませんね。そのアンバランスさが4歳児の特徴です。4歳児の心の揺らぎを大事な成長として受け止め、一緒に悩んだり笑ったりして親子ともに壁を乗り越えられると良いですね。

(文:mamaco)

※画像はイメージです

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参考文献

[*1]薫存梅「幼児の自己制御の発達及び文化的特徴との関連」

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