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国道2号の「山口の難所」4車線化へ! 高速インターまでスイスイ化「富海拡幅」3月に開通 「マツダ」と「ハモ」に整備効果

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交通切り替えを行いながら3月開通へ

 山口河川国道事務所は2026年1月20日、山口県内の国道2号「富海(とのみ)拡幅」が3月5日朝6時に4車線で開通すると発表しました。

Large figure1 gallery3朝夕を中心に混雑する国道2号と防府環状線の合流部(画像:山口河川国道事務所)

 富海拡幅は国道2号のうち、山口県の周南市戸田から防府市富海までの3.6kmを4車線化する事業です。片側1車線の現道に並行して、2車線を追加で整備します。これは山陽道の徳山西IC付近から、防府バイパスまでの2車線区間を4車線化する事業の一環であり、すでに徳山西IC付近の「戸田(へた)拡幅」2.4kmは拡幅済みです。

 富海拡幅の区間周辺は、1日あたりの交通量が約2万7000台に上り、西端付近の「防府環状線」との合流部などでは、朝夕を中心に激しい渋滞が発生しています。また、中ほどに位置する椿峠の付近は急カーブが連続しており、正面衝突やすれ違い時の事故も複数起きています。

 山口河川国道事務所によると、すでに4車線化済みの戸田拡幅では、事故などによる上下線通行止めの回数が激減したとのこと。また、富海拡幅が開通すれば山陽道の代替路としての機能も高まる見込みです。

 開通に先立ち、2026年2月5日と2月13日には通行切り替えが段階的に実施されます。椿峠地区の上り2車線を先行で開放しつつ、残る区間の車線を切り替えながら残工事を行う想定です。

 山口河川国道事務所が示している富海拡幅の整備効果のひとつが「自動車部品輸送の効率化」です。特にマツダは防府市の臨海部に工場を持ち、月間約6600台のトラックが富海拡幅を通り、工場から広島県内の拠点へと部品を運搬しています。従来は渋滞により運送の遅延が発生していたほか、通行止め時には部品供給が遅れ、製造ラインが停止することもあったといいます。

 また、防府市の特産品であるハモなどの輸送効率化も見込まれるとしています。こちらも出荷量の約3~7割が、国道2号を経由して大阪府内へと流通していますが、防府環状線との合流部が渋滞することで輸送時間が延び、鮮度が落ちる課題がありました。開通後は港から徳山西IC付近までの所要時間が5分ほど短縮される見通しです。

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