もう行きたくない。仕事が辛いときの対処法
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仕事が辛い。それは、社会人なら一度は感じたことのある気持ち。一生懸命働いているからこそ、壁にぶつかったり、プレッシャーに押しつぶされそうになったり。この感情とうまく向き合って、自分らしい選択をしたいものです。みなさんが少しでもハッピーに働いていけるように、仕事が辛いときの対処法を見ていきましょう。
■仕事が辛いと感じる女性たちの本音
どれくらいの割合の人が「仕事が辛い」と感じたことがあるのでしょうか? また、辛いと感じる瞬間もあわせてアンケート調査してみました。
◇仕事が辛い女性の割合は7割以上
Q.「仕事が辛い」と感じたことはありますか?
ある(74.5%)
ない(25.5%)
※有効回答数392件
「仕事が辛い」と感じたことがある女性は7割以上。かなり多くの女性たちが経験しているようです。
◇仕事が辛いと感じる瞬間
女性たちはどんなときに「仕事が辛い」と感じるのでしょうか。具体的なエピソードを見ていきましょう。
☆上司から理不尽な対応をされたとき
「正当に評価されないなど、上司から理不尽な扱いを受けたとき」(31歳/食品・飲料/事務系専門職)
「上司からのセクハラを受けても、今後の仕事にも影響するため我慢するしかないのが、辛い」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
回答で多く見られたのは、理不尽な上司に対するものでした。中には、心当たりがないのに上司が不機嫌で、一週間仕事中に無視し続けられたという辛い体験をした人まで。
☆自分の努力が報われないとき
「自分の努力が報われないときや、がんばっていない同僚のほうがいい評価を受けていたとき」(31歳/小売店/事務系専門職)
「営業で結果が出ないときに、努力が報われないと感じる」(24歳/金融・証券/営業職)
努力は報われるという言葉もありますが、仕事ではそうじゃないことも。必死に努力しても上司に手柄を奪われたり、要領のいい人ばかりが評価されたりすると、やる気を失って辛くなります。
☆仕事量と給料が見合っていないとき
「負担が大きい業務なのに、給料が実績に見合っていない」(31歳/金融・証券/営業職)
「残業しまくっているのに、残業手当が出ない」(31歳/電機/その他)
残業代が出ない、そもそもの基本給が少ないなど、尽きないのがお金の悩みです。必死に業務をこなしてある程度の成果を出しているのに、お給料明細を見たらがっかりという人も。
☆人間関係で悩んだとき
「意見の食い違いをきっかけに人間関係が破綻することもあるので気をつかう」(32歳/医療・福祉/専門職)
「人間関係がごちゃごちゃしているときは普段の仕事内容でも辛く感じます」(30歳/医療・福祉/専門職)
仕事に限らず面倒なのが人間関係です。回答の中には、職場で壮絶ないじめに遭い、退職を余儀なくされる経験をした人までいました。
☆自分の能力のなさにへこんだとき
「上司の期待に応えられず、自分の能力の低さを実感したとき」(34歳/生保・損保/専門職)
「自分の知識や技術の不足を痛感する」(24歳/医療・福祉/専門職)
要領よく振る舞う同僚やメキメキと成果を残す後輩などを目にすると、余計に自分の不甲斐なさを実感することもあります。そんなときにより仕事が辛く感じるようです。
☆仕事のせいで、プライベートが充実しないとき
「次から次へと仕事が舞い込んで自分のプライベートまで仕事で潰されてしまうとき」(32歳/情報・IT/技術職)
「急な残業になり、約束をドタキャンしたとき」(26歳/情報・IT/秘書・アシスタント)
仕事に追われ、自分の時間が取れないと辛くなります。アンケートでは、仕事が多忙すぎて、何のために働いているのかわからなくなるといったものもありました。
■仕事が辛いときに試したいこと
仕事が辛くてどうしようもないとき。こんなマイナスな気持ちから抜け出す方法って? ここでは、ちょっと心の余裕を作るための対処法を見ていきましょう。
◇仕事が辛いときの対処法
会社は組織ゆえ、理不尽なことや嫌な思いをして辛いと感じることも少なからずあるはずです。辛いと感じたとき、みなさんはどんな対処をしているのでしょうか。
☆おいしいものを食べる
「好きなものを好きなだけ食べて飲む」(33歳/人材派遣・人材紹介販売職・サービス系)
「美味しいものを食べに行く」(29歳/その他/販売職・サービス系)
多くの女性が、仕事が辛いと感じたらおいしいものを食べに行くと答えました。ちなみに、中には暴食しすぎて後悔するという意見も。
☆とにかく寝る
「ひたすらに寝る、無理矢理寝るようにする」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
「イケメンが出ているドラマを見て寝る」(25歳/医療・福祉/専門職)
おいしいものを食べる意見とセットで多かったのが、とにかく寝るというものでした。寝ると気分がすっきりして、辛い感情も忘れられるかもしれませんね。
☆人に愚痴を聞いてもらう
「愚痴る。いつかはやめてやると自分に言い聞かせる」(28歳/医療・福祉/専門職)
「同じ思いを持つ同期と愚痴を言いまくる」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
恋人や家族、友だちなど心許せる人に愚痴を聞いてもらうことで、次の日から仕事に前向きになれるようです。
☆カラオケで歌う
「辛いときは友人とカラオケに行って大声を出すと気持ちがすっきりする」(34歳/医薬品・化粧品/専門職)
「ひとりでカラオケに行って思いきり歌う」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
意外に多かったのが、ひとりでカラオケへ行くというもの。大声を出すことで日ごろのうっぷんを発散できるというのが、カラオケへ行く理由でした。
☆買い物やライブ、旅行などに出かける
「旅行に行く」(29歳/医療・福祉/専門職)
「趣味のライブに行って、体を動かす」(23歳/金融・証券/専門職)
ショッピングで散財する、大好きなアーティストのライブに行くためにがんばって仕事をしている人も多いはず。辛いと感じたら出かけることを想像して、仕事を乗り切っている人もいました。
◇仕事が辛いときに聴きたい歌
仕事が辛くて自分自身をも失いそうなとき、音楽を聴いて気分を紛らわす人もいるでしょう。そこで仕事が辛いときに聴く歌を聞いてみました。
☆嵐の曲
「嵐の『ファイトソング』。中学生のときから、辛いとき、がんばりたいときは嵐の曲を聴いてきました」(24歳/その他/クリエイティブ職)
「嵐が好きで、聴いていると気持ちが乗ってくる」(22歳/小売店/事務系専門職)
国民的人気アイドル・嵐が多くの票を集めました。数あるヒット曲の中でも、『ファイトソング』を聴くと元気が出ると人気でした。
☆西野カナの曲
「西野カナの『Have a nice day』。歌詞を自分に言い聞かせながら出勤している」(28歳/医療・福祉/専門職)
「西野カナのポップな曲調の明るい曲」(31歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
かつて女子大生のカリスマだった西野カナ。女子大生が社会人になった今でも高い評価を得ているようで、明るくてポップな曲を聴くと元気が出ると好評でした。
☆Mr.Childrenの曲
「『終わりなき旅』は、辛いことがあっても未来があると前向きになれる歌」(31歳/金融・証券/専門職)
「Mr.Childrenの『終わりなき旅』。背中を押してくれる歌だと思う」(23歳/学校・教育関連/専門職)
辛いときに聴きたいのはMr.Childrenと答えた人の中で、必ずと言っていいほど曲名が上がったのが『終わりなき旅』でした。『終わりなき旅』の発売からもうすぐ20年ですが、今でも多くの働く女性の支えとなっています。
上記以外に、ガールズバンド・SHISHAMOの『明日も』を挙げる人も。また、ケツメイシや安室奈美恵などお気に入りの歌手の曲や、さだまさしの『案山子』といったコアな曲をセレクトする人まで。
一方、楽しい曲調ばかりでなく、あえて悲しい曲を聞いてとことん落ち込む人や、音だけ流してヨガをやるという人もいました。
◇仕事が辛いときに読みたい本は?
音楽を聴く以外にも本を読む人もいることでしょう。そこで、辛いときに読んでいる本を聞いてみました。
☆村上春樹の小説
「村上春樹の本は想像力が刺激されて、現実を忘れられる」(23歳/学校・教育関連/その他)
「『ノルウェイの森』村上春樹。主人公は自分とはまったくちがう環境にあるのに、なぜか共感できる部分もあり、何となく自分の悩みもそのうち消えていく、たいしたことはないという感覚になる」(26歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
世界中にファンのいる作家・村上春樹。小説の中に入り込んで現実逃避できるところもポイントのようです。特に『ノルウェイの森』を読んで癒されている人が多くいました。
☆ONE PIECE(ワンピース)
「漫画のワンピース。仕事のことを忘れられて元気がでてくる」(32歳/機械・精密機器/技術職)
「好きなキャラクターの前向きになれる言葉がある」(27歳/学校・教育関連/販売職)
働く女性たちには小説や啓発本などではなく、漫画が人気でした。特に尾田栄一郎の『ONE PIECE』が読まれていて、元気が出るとの声が聞かれました。
☆旅行のガイドブック
「旅行を想定して、海外の旅本」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
「行きたい国のガイドブックやフォトブック」(32歳/その他/秘書・アシスタント職)
旅先であると便利なガイドブック。辛いときに行きたい観光地のガイドブックを眺めると現実逃避できるようです。
そのほか、辛いときは東野圭吾や伊坂幸太郎の推理小説や、相田みつをの詩集を読むという声も多数ありました。中には熱い男・松岡修造の本を読んで元気になるという人も。
■仕事で辛いと思ったら引きずらず発散しよう
一生懸命働いているのに、上司からの理不尽な要求、不可解な人事評価や給与査定。お客さんからの心ない言葉やセクハラなど、働く女性に悩みは尽きず「辛い思い」をすることがたくさんあります。ですが、仕事をする以上その辛い感情と付き合っていかなければなりません。仕事で辛いと思ったときに発散できず、心がすっきりしない……。そんな女性は、ぜひ上記の対処法を参考にしてみてくださいね。
(唐沢未夢)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年2月28日~3月4日
調査人数:392人(22~34歳の未婚女性)
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