【漫画】「虐待に結びつく怖さも…」ヘルパーが語る“在宅介護の限界” それでも母を支え続ける息子から得た“気付き”【作者取材】
- オトナンサー |
介護福祉士で似顔絵クリエイターのゆらりゆうらさんの漫画「在宅介護の限界を決めるものは…」がインスタグラムで6200以上の「いいね」を集めて話題となっています。
作者が担当する訪問介護の女性が、認知症が進んでほぼ寝ていることが多くなってきました。息子さんが1人で面倒を見ることに限界を感じた作者でしたが…という内容で、読者からは「息子さん、本当にすごい」「限界を迎える前に、頼ってほしいですね」「自分にはできないな…」などの声が上がっています。
「普通は真似できない」 息子が見せた“想像以上の努力”

ゆらりゆうらさんは、インスタグラムやブログ「ヘルパーおかん ゆうらり日記」などで作品を発表しています。ゆらりゆうらさんに作品について話を聞きました。
Q.今回、漫画「在宅介護の限界を決めるものは…」を描いたきっかけを教えてください。
ゆらりゆうらさん「親の介護は、一歩間違えると精神的にも肉体的にも疲弊しきってしまい、『虐待』に結びつく怖さがあると思います。そんな中、絶妙な距離感で在宅介護をされている珍しいケースだと思い、描かせていただきました」
Q.訪問介護は、これまでにどのくらいの方々を担当してきましたか。その中には、お子さんから親御さんへの虐待が疑われることもありましたか。
ゆらりゆうらさん「20名近くの方々を担当してきました。訪問介護ではありませんが、デイサービスの利用者さまで、ネグレクトが疑われるケースが数回ありました」
Q.この息子さんの介護のありかたを見たとき、どのように感じましたか。
ゆらりゆうらさん「普通はまねできないことだなと思いました。料理好きで、楽しんでやっているようにも見えました」
Q.その後も、息子さんはお母さまの介護を続けているのですか。
ゆらりゆうらさん「まだ、続けていらっしゃいます。ケアマネージャーさんや訪問看護師さん、ヘルパーさんにも聞きながら、お母さまがどんな食材で、どんな形状が食べやすいか、熱心に勉強される姿に感銘を受けました」
Q.訪問介護では、どのようなことまで頼ってよいのでしょうか。
ゆらりゆうらさん「訪問介護の仕事は、介護保険で定められた範囲で、また介護者の介護度合いによっても違います。身体介護が必要な方もいれば、掃除などの生活援助だけでいいという方もいらっしゃいます。まず、介護サービスを受ける手続きをして、ケアマネージャーさんに相談するところからスタートです」
Q.漫画「在宅介護の限界を決めるものは…」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
ゆらりゆうらさん「『ちゃんと育ててもらって、親に報いるのはすばらしい』とのコメントもありましたが、『自分には絶対無理』というコメントもありました。他にも、『きっとすてきなお母さんだったのだろう』『無理をしすぎていないか心配』『ヘルパーさんからそんなメモが置かれていると、きっと息子さんは喜ばれただろう』といったコメントもありました」
オトナンサー編集部
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