寒い日に食べたい…体を芯から温める“便利食材”とは? 管理栄養士が教える体温維持に役立つ“あったかレシピ”
- オトナンサー |
朝晩を中心に冷え込みが厳しい時期となりました。寒い日に体を温めるものを食べたいと考えている人は多いでしょう。では、どのような食材に体を温める効果があるのでしょうか。体を温める効果がある食材の特徴やお勧めの調理方法などについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
冬に収穫される食材には体を温める効果がある

Q.そもそも、体を温める食べ物にはどのような特徴があるのでしょうか。
松田さん「寒い地方で育ったり、冬に取れたりする食材は基本的に水分が少なく、体を温める効果があるものが多いです。特に芋やゴボウなどの地中で育つ根菜類は、土の中で栄養をじっくり吸収しながら育つので栄養が多く含まれており、体を温めつつ必要な栄養素を摂取することができます。
さらに、香味野菜に含まれるにおい成分が血流促進効果を持つことが多いです。他にも、タンパク質が豊富な食材は体を温める効果が期待できます。タンパク質をたくさん取ると筋肉量がアップするので、基礎代謝もアップして熱を生み出すことができます」
Q.では冬に体を温める食べ物について、教えてください。寒い日はどのような食べ物を食べるのがお勧めなのでしょうか。
松田さん「まず、ニンジンやレンコン、山芋、ゴボウなどの根菜類が挙げられます。さらに、アリシンが含まれるタマネギやニンニク、ネギ、ニラもお勧めです。他にも、EPAが含まれるイワシやカツオ、サケなどの魚や、ビタミンEが含まれるカボチャ、ジンゲロールという辛み成分が含まれるショウガなども食べると良いでしょう。アリシンやEPA、ビタミンE、ジンゲロールはいずれも血行を促進させる成分なので、体を温める効果があります。
なお、塩やみそなどの調味料も、熱を発生させたり代謝を促進させたりするのでお勧めです。体を温める食材と調味料を組み合わせて料理を作ると、より効果が増すでしょう」
Q.冬に体を温める食べ物を食べる際は、どのように調理するのがお勧めなのでしょうか。
松田さん「定番なのは鍋ですね。冬野菜や根菜をたっぷり入れた熱々の鍋を食べれば、体の芯まで温めることができます。さらに、野菜を煮てコンソメで味付けし、豆乳を入れてスープにするのも良いでしょう。豆乳はカロリーがそこまで高くないので健康的ですし、タンパク質を多く含むので、熱に変換されて熱を生み出す効果もあります。消化されるのもゆっくりなので、体温保持にも効果的です。
また、ニンジンやレンコン、ゴボウなどの根菜類にこんにゃく、大豆などを加えた煮物にしたり、カボチャを煮物やサラダ、スイーツに使ったりするのも良いと思います。みそや納豆などの発酵食品を取り入れるのもお勧めです。
なお、香味野菜を使うことで、体を温めつつ料理の味も工夫するという方法もあります。使いやすい香味野菜はショウガですね。豚のショウガ焼きなどにたっぷり使ったり、ショウガを薄くスライスしてハチミツ漬けにし、紅茶に入れたりすると良いでしょう」
* * *
根菜類や香味野菜、EPAを含む魚などが体を温める効果のある食材だと分かりました。食材をうまく組み合わせながら調理し、食事で体を温めながら寒い冬を乗り切りましょう。
オトナンサー編集部
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