夏に欲しくなるけど…「ビール」飲むと糖尿病リスク増!? 専門医が教える“飲まない方が良い人”
- オトナンサー |

暑い日が続いており、夕食時や風呂上がりにビールを飲む人は多いのではないでしょうか。SNS上では「夏はビールがうまい」「夏はキンキンに冷えたビールが飲みたくなる」という声がある一方、「ビールは太る」「ビールを飲むと血糖値が上がる」という内容の声も上がっています。
ビールは酒類の中では糖質が比較的多く含まれている飲み物とされていますが、実際にビールを飲むと血糖値が上がる可能性はあるのでしょうか。飲酒を控えた方が良い人の特徴や飲酒時の注意点などについて、eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんに聞きました。
血糖値が気になる場合は蒸留酒がお勧め
Q.そもそも、ビールの1日の摂取目安量について、教えてください。健康上の観点でどの程度の量であれば飲んでも問題ないのでしょうか。
市原さん「厚生労働省は『生活習慣病のリスクを高める飲酒量』について、1日の平均純アルコール摂取量で男性は40グラム以上、女性は20グラム以上としています。
また、厚労省は1日の平均純アルコールの適量については『1日20グラム程度』と公表しており、ビールであれば500ミリリットルに相当します。純アルコール量は『摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)× 0.8(アルコールの比重)』で計算することができます」
Q.ビールは酒類の中では糖質が比較的多いとされています。ビールを飲むと血糖値が上がり、糖尿病の発症リスクが高まるのでしょうか。また、糖尿病の人や糖尿病予備軍の人がビールを飲んでも問題はないのでしょうか。
市原さん「ビールに限らず、肝機能が悪いとインスリンの効き目が悪くなるため、血糖値が上がりやすくなります。毎日、ビールを適量飲む人の場合、基本的に肝機能が正常のケースが多いですが、個人差があります。健康診断などで『肝機能が悪い』と指摘された場合、ビールを飲むのを控えるべきです。
また、脂肪肝の場合もインスリンの効き目が悪くなる『インスリン抵抗性』が強くなる傾向にあり、血糖値が上がりやすくなります。健康診断で脂肪肝と指摘された人もビールの摂取を控えてください。血糖値が上がる食生活を続けた場合、血管が傷つき、糖尿病や動脈硬化などの発症リスクが高まります。
焼酎やウイスキーなどの蒸留酒、ワインは、ビールに比べて血糖値を上げにくいです。糖尿病の人や血糖値が高めの人がお酒を飲みたい場合、これらの飲み物がお勧めです。もちろん、先述のように、肝機能に異常がある場合や脂肪肝の場合は、できるだけ飲むのを控えるようにしてください。また、飲み過ぎないように気を付けましょう」
Q.ビールを飲むときに、一緒に食べると血糖値が上がってしまう食べ物はあるのでしょうか。また、血糖値の観点でビールと一緒に食べた方がよい食べ物はありますか。
市原さん「ビールだけを飲むときよりも、ビールのおつまみが原因で血糖値が上がるケースが多いです。ビールを飲む際は、揚げ物のように糖質や脂質が多い食べ物を摂取するのを控えましょう。また、お酒を飲む際は、枝豆や冷ややっこなどをおつまみにすると血糖値が上がりにくいです」
オトナンサー編集部
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