東名阪&新名神が市街地スルーで近くなる! 国道1号「北勢バイパス」2024年度延伸開通へ
- 乗りものニュース |
国道1号北勢バイパスが、2024年度に延伸開通します。
延長4.1kmが開通へ
2024年度の開通に向けて、国道1号北勢バイパス4.1kmの工事が進んでいます。
国道1号北勢バイパス「坂部トンネル」の工事状況。2024年8月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所)。
北勢バイパスは、三重県の川越町南福崎(みえ川越IC付近の国道23号)と、四日市市釆女町(国道1号)を結ぶ延長21.0kmの道路です。並走する国道1号・国道23号などの渋滞緩和や交通安全の確保、地域活性化の支援を目的に整備が進められています。
これまでに、起点の川越町南福崎から朝日町小向(国道1号)までの延長1.2kmが完成4車線で、朝日町小向から四日市市内の市道日永八郷線までの延長7.3kmが暫定2車線で開通しています。
2024年度は、市道日永八郷線から国道477号バイパスまでの延長4.1kmが開通する予定です。途中の坂部トンネル(延長870m)はゴルフ場の直下を通りますが、最小土被りが3.4mと接近しています。そのため地表への影響を考慮してパイプルーフ工法を採用しています。
北勢バイパスが国道477号バイパスまで開通すると、現行区間から東名阪道(四日市IC)や新名神高速(菰野IC)へのアクセス性が向上します。
なお、残りの国道477号バイパス~四日市市釆女町間も事業が進んでおり、北勢バイパスは将来、同じく事業中の鈴鹿四日市道路を介して国道23号中勢バイパス(全通済み)に接続する計画です。
これらの道路が完成すると、四日市・鈴鹿・津・松阪にまたがる形でバイパスが一本につながります。
2024年9月24日、国土交通省中部地方整備局とNEXCO中日本名古屋支社は、今年度開通予定の道路をPRする取り組み「つながる中部42.6」を開始しました。対象は、東海環状道の山県IC~大野神戸IC間・いなべIC~大安IC間、国道1号の島田金谷バイパス・北勢バイパス、国道1号蒲郡バイパス(名豊道路)の4路線5区間です。
両者は特設サイトを公開したほか、今後も整備効果の紹介や建設現場の動画配信などを展開していく予定です。
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