【漫画】「早生まれはかわいそう」と言われ… 3月に双子を出産した母が語る「生まれ月より大切なこと」【作者取材】
- オトナンサー |

漫画「早生まれは可哀想?」のカット(メェメェさんさん提供)
イラストレーターの「メェメェさん」さんの漫画「早生まれは可哀想?」がインスタグラムで3400以上の「いいね」を集めて話題となっています。
3月に、一卵性の双子を予定日より早く出産した母。退院後に、「早生まれはかわいそうだね」と声を掛けられました。しかし、さまざまな不安や苦難を乗り越えて双子の出産を体験した母が、その言葉に対して伝えたいこととは…という内容で、読者からは「共感しかない」「なんて愛にあふれた作品!」「この漫画に出会えてよかった」などの声が上がっています。
何月に生まれても、わが子はかけがえのない存在
「メェメェさん」さんは、インスタグラムで作品を発表しています。「メェメェさん」さんに作品について話を聞きました。
Q.今回、漫画「早生まれは可哀想?」を描いたきっかけを教えてください。
メェメェさんさん「毎年1月から3月の頃は、SNSなどで『早生まれは損』という声をよく目にします。私自身、3月に早産で双子を出産した際、心配や同情の声を掛けられ、複雑な思いをした経験がありました。でも、実際に育ててみると、何月に生まれたかよりも、無事に生まれてきてくれたこと自体が何にも代えがたい奇跡だと強く感じたんです。その『命の肯定』を形にして、同じように不安を感じているお母さんたちの心を少しでも軽くしたい、と思ったことがきっかけです」
Q.初めて双子の妊娠が分かったとき、どのように感じましたか。
メェメェさんさん「喜びと驚きはもちろんありましたが、同時に強い緊張感が走りました。双子の妊娠は『ハイリスク妊娠』に分類され、約50%が早産になると言われています。それを知った瞬間から、『この2つの命を、無事に出産までつなげられるだろうか?』という、未知の戦いが始まったような覚悟の気持ちが生まれました」
Q.妊娠期間中、特に大変だったことは何ですか。
メェメェさんさん「とにかく体への負担がすさまじかったです。妊娠8カ月目の時点で、すでにおなかの大きさは単胎児の臨月ほどになっており、常に胃と肺が圧迫されて、息をするのもやっとでした。また、どんなに食生活に気を付けていても、双子の妊娠ではなりやすいと言われる『妊娠糖尿病』や、『妊娠高血圧症候群』を併発してしまい、心身ともに休まる暇がありませんでした。
長期の管理入院中は、いつ生まれてしまうか分からない不安と隣り合わせで、1日1日を必死に積み上げていくような感覚でした。それでも、毎晩おなかに手を当てて『今日もおなかの中で2人が生きていてくれた』という安堵感が、私にとっては一番尊い時間でした」
Q.双子を出産したときは、どのような状況だったのでしょうか。
メェメェさんさん「何度も危機を乗り越え、結果的には予定より1カ月早い出産となりました。出産時、片方は仮死状態で産声を聞けず、私自身も大量出血で意識が朦朧(もうろう)とし、何パックもの輸血を受ける事態でした。あの極限状態を経験したからこそ、今みんなで無事に生きていること以上の幸せなんてありません。後になって『早生まれは大変だね』と言われることもありましたが、あの修羅場をみんなで一緒に乗り越えて、今こうしてみんなで生きている。それだけで、私にとっては100点満点です。生まれ月は、本当に小さなことだと感じています」
Q.その後、お子さんたちは元気に成長していますか。
メェメェさんさん「現在は元気に育っています。一卵性で遺伝子はほぼ一緒、育てている親も環境もまったく同じなのに、性格や好みは驚くほど違っていて、その個性がとてもいとおしいです。大変なことは、やはり物理的なカオス状態ですね。おむつを替えたと思ったらまたもう1人が…という無限ループ。2人同時に泣いたときは、1人をあぐらの上に乗せ、もう1人を腕で抱く『ダブル抱っこ』。両手で哺乳瓶2本を支える同時授乳。毎日が必死です(笑)。
外出も大仕事で、2人分の重い荷物と巨大な双子ベビーカーを操るのは、ちょっとした冒険です。それでも、ハイハイで左から右から、2人が一生懸命私の元にきてくれたり、顔を見合わせて笑い合ったりする瞬間を見るたびに、深い幸せを感じます。何か同じ物を見ても、『次女は興味津々、長女はつまらなそうにそっぽを向く』といったまったく違う反応を見て、『一人一人の人間として、立派に生きているんだな』と実感することもあります。親が何かを与える存在というより、2人の個性を一番近くで見守り、支える存在でありたいと思っています」
Q.この作品を通じて、読者の皆さんに伝えたいことは何でしょうか。
メェメェさんさん「『早生まれ』という言葉に、どうかネガティブな魔法を掛けられないでほしいです。その子が生まれてきてくれたその日は、それだけで最高に特別で、幸せな日のはずです。世間の物差しや、誰かの何気ない言葉に心を揺らさず、目の前で生きているわが子の生命力を、そのまま信じてあげてほしいと思っています。何月に生まれても、どの子も等しく祝福されるべき奇跡の存在です。この漫画を通じて、1人でも多くの方々の心がふっと軽くなれば、これほどうれしいことはないです」
Q.漫画「早生まれは可哀想?」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
メェメェさんさん「公開から数日で約22万回以上もたくさんの方々に見ていただき、想像以上の反響に驚いています。『早産に対する気持ちが軽くなった』『うちの早生まれの子も、今では元気に個性を爆発させています』といった、温かい共感のコメントをたくさんいただきました。同じ悩みを持つお母さんたちがつながり、お互いを肯定し合える場所になったことが、作者として何よりの喜びです」
オトナンサー編集部
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