【漫画】うつ病で働けない…絶望の中で出会った「B型事業所」 “自分らしく働ける場所”に「知ってもらいたい」【作者取材】
- オトナンサー |

漫画「うつ病の私がB型事業所に行く話」のカット(如月あいさん提供)
如月あいさんの漫画「うつ病の私がB型事業所に行く話」がインスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。
うつ病を発症し、働けなくなっていた作者。友人から「絵を描く仕事をする『B型作業所』がある」と聞いて行ってみることに。実際に仕事を体験してみたら…という内容で、読者からは「いい所でよかった!」「私も通っています」などの声が上がっています。
穏やかな環境で、ゆったり働ける日々
如月あいさんは、インスタグラムやXでうつ病に関するエッセー漫画を発表し、Kindleで「うつ日記」を発売。また相撲のエッセー漫画「どすこい!相撲女子」や、「君の嘘すら愛してる」(LINEコミックス)なども出版しています。如月あいさんに作品について話を聞きました。
Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。
如月さん「うつ病など精神疾患を持つ方に、B型事業所という働き口があるということを知ってもらいたかったからです。B型事業所の知名度はまだまだ低いように感じます。精神疾患を持つ方の生きる道が開けるよう、一つの選択肢としてB型事業所の漫画を描きました」
Q.通う前は、B型事業所についてどの程度の前知識がありましたか。
如月さん「最初は『工賃が一般企業と比べて少ない』ということしか知りませんでした。友人から『クリエイティブ系など、さまざまなタイプの事業所がある』と聞き、B型事業所に興味を持ちました」
Q.見学申し込みや申請など、たくさんの手続きが必要ですが、途中で「やめようかな」と思うことはありませんでしたか。
如月さん「申請手続きなどが、本当に多いですよね。私は友人からあらかじめ、見学の申込方法や受給者証の申請手続きのことなどを丁寧に細かく教えてもらっており、心構えができていたので、途中でやめようとはなりませんでした」
Q.現在通っていらっしゃるとのことですが、調子はいかがでしょうか。
如月さん「とても快適です! 事業所のスタッフさんや利用者さんたち、皆さん穏やかで優しい方ばかりで、ゆったりと作業ができています。作業内容も絵を描くことなので自分に合っています。相性のよい事業所と巡り会えて本当に幸運でした」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
如月さん「B型事業所に通う方からのコメントが多かったです。どのような事業所に通っているか、何年通っているか、以前通っていた経験がある…などのコメントが寄せられました。最近も私が『今日はB型事業所に通所します』と投稿すると、『私も今日、通所です』という返事が来たりします。おかげで、B型事業所を利用されている方がたくさんいらっしゃることを知ることができました。仲間の存在はとても心強いです」
オトナンサー編集部
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