「栄養満点」 “スイカ”のリコピン含有量はトマト以上!? “知られざるパワー”を管理栄養士が解説
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7月27日は「スイカの日」です。スイカの消費拡大を目的として、スイカ愛好家たちによって制定されました。スイカはみずみずしくて、暑い季節にぴったりの食材ですが、SNS上では「スイカは野菜、果物どっち?」「スイカは皮も食べられるの?」「スイカは栄養満点」などの声が上がっています。スイカにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。皮も食べることができるのでしょうか。管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
スイカはカロリーが低め
Q.そもそも、スイカは野菜と果物のどちらに分類されているのでしょうか。スイカに含まれている栄養素や、スイカを食べるメリットも含めて、教えてください。
松田さん「スイカはウリ科の植物なので、野菜として扱われることもありますし、食品成分表の分類などでは果物として扱われることもあり、野菜か果物かが正確に決まっているわけではありません。しかし、スーパーなどでは果物として扱われているので、スイカは果物という認識で良いのではないでしょうか。
スイカはカロリーが低く、全体の90%以上が水分でできています。含まれている栄養素は、抗酸化作用や美肌効果があり、コラーゲンの生成を助けるビタミンCや、むくみ予防に役立つカリウム、皮膚を健康に保ち、免疫機能を正常にするビタミンAやベータカロテン、リコピンなどです。
リコピンと聞くとトマトを思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、トマトよりもスイカの方がリコピンの割合が多いです。また、夏野菜であるトマトは日焼け予防に効果的ですが、スイカも日焼け予防の効果が期待できます。
なお、皮に近い白いところにはシトルリンというアミノ酸が含まれており、血流を良くして動脈硬化を予防したり、むくみを予防したりするのに効果的です。赤い実の部分だけでなく、白い部分も使っていただけたらと思います」
Q.では、スイカは皮も食べることができるのでしょうか。もし食べられる場合、どのように調理するのがお勧めなのでしょうか。
松田さん「はい、白い部分は食べることが可能です。漬物を自分で作るという人が多くいます。浅漬けの素を使ったり、自分で三杯酢を作って漬けたり、ごま油やニンニク、しょうゆなどで中華風にするのもお勧めです。
また、ダイコンのように薄めに切ってスープにしたり、少し厚めに切って炒め物にするのもよいでしょう。味や癖がなくてあっさりしているので、違和感なく食べることができます。
スイカの皮は捨ててしまいがちな部分ですが、果実よりも栄養分が高く、調理のレパートリーも豊富です。そのため、余らせずに食べるのがお勧めですね」
Q.スイカを食べるときに種を飲み込む人がいますが、問題はないのでしょうか。
松田さん「スイカの種は消化できずにそのまま体から排出されるので、飲んでしまっても問題ありません。子どもの頃に『スイカの種を飲み込みと、体の中で芽が出る』といった話を聞いたことがあるかもしれませんが、もちろんそんなことはなく、種の消化不良で盲腸になるということもありません」
オトナンサー編集部
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