オーラルケアで自分メンテナンス―AERA主催『アエラボ2025』で学ぶ自分に合ったケアの方法
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美しい歯を守るためには栄養補給も大切
「ヘアスタイル、メイク、服装も印象アップには大切だけれど、笑ったときの笑顔、特に歯のきれいさは第一印象に大きく影響する」と語ったのは、開会のあいさつに登壇したAERAデジタル編集長・鎌田倫子さんです。鎌田さんご自身も歯の美しさと健康維持の秘訣を学べる今日のイベントをとても楽しみにされていたそう。「今日のイベントが、皆さんの日々のオーラルケアにも役立てていただけたらうれしいです」とあいさつをされました。
続いて登壇したのは、協賛企業であるサンギの代表取締役社長、ロズリン・ヘイマンさんです。サンギが独自開発した薬用ハイドロキシアパタイトは、NASAの特許技術がヒントになっているとのこと。そして、設立50周年を迎えた記念の年に、なんと、アメリカの宇宙財団の殿堂入りもされたそう。
「歯は“体の真珠”です」と語るロズリン・ヘイマン社長は、歯は硬い組織ではあるけれど、ダメージを受けやすい組織でもあるといいます。唾液は、歯にミネラルを補給していますが、サンギ社のアパタイトは、唾液の働きをサポートする作用があるそうです。「化粧品や美容液などを使い、丁寧なスキンケアを毎日の習慣にしている女性は多いでしょう。スキンケアと同じように、歯にもオーラルケアで必要な栄養を補給することが大切です」と力説されました。
歯にもスキンケアのように、毎日のケアで成分を補うという新たな視点に、多くの来場者が深くうなずいていた姿が印象的でした。
エナメル質を守るには?専門医が教えるオーラルケアのポイント

続いて登壇したのは高輪歯科院長の加藤正治先生です。「未来の笑顔は”エナメル質“で決まる!~今日から始めるオーラルメンテの新習慣~」のテーマで、エナメル質を守るケアの大切さについてお話してくださいました。
「エナメル質は一度削れたら元に戻りません。だからこそ“守るケア”が重要です」と加藤先生はおっしゃいます。
虫歯の原因は、虫歯菌が出す酸によって歯が溶ける現象です。しかし、歯が溶ける原因は、虫歯以外にもあります。その一つが毎日の食生活で徐々に歯が溶ける“酸蝕”です。現代社会では、レモン水や炭酸飲料、健康ドリンクなど酸性の飲食物を摂取する機会が多く、気が付かないうちにエナメル質が溶けてしまう”酸蝕“が進んでいるそう。
「今日皆さんにお伝えしたいのは、歯磨きによって”汚れを落とす“だけじゃなく“歯の表面を修復する”ことの大切さです」と加藤先生。薬用ハイドロキシアパタイト配合の歯磨き剤を使った“ミネラルトリートメント”の重要性を分かりやすく説明してくださいました。
タレントpecoさんも関心!2+2+2+2ルールがオーラルケアの秘訣

加藤先生の講演後は、ゲストであるタレントでブランドプロデューサーのpecoさんが登壇してのトークセッションがスタート。後半には加藤先生とAERAブランドプロデューサーの木村恵子さんも参加し、「pecoさんと加藤先生と学ぶ!~私に合う歯のケア、どう選ぶ?」のテーマのもと、活発な意見交換がなされました。
「科学的根拠は分からないけれど、なんとなく、小さめの歯ブラシを選んでいる」というpecoさん。「歯磨きの理想の回数、めっちゃ知りたいです!」と積極的に加藤先生に質問されていました。
加藤先生によると、歯磨きは1日2回で十分とのこと。予防先進国のスウェーデンには、“2+2+2+2ルール”と呼ばれるものがあるそうです。「2+2+2+2ルールとは、1日2回、フッ素入りの歯磨き粉を2cmつけて、2分間磨き、その後2時間は飲食しないというものです。このルールのポイントは歯磨き後、2時間は飲食しないこと。成分の効果を高めるため、歯磨きをしたら2時間は飲食を控えて、歯が修復する時間を与えることが大切なんです。」と加藤先生。
pecoさんは「1日2回でいいって聞いて安心しました!歯磨き後に2時間食べちゃいけないのは大変そうだけど、間食が減って、健康にもよいかもですね」と笑顔で応答。

加藤先生によると、年齢や歯の状態によって一人ひとり適したケアグッズは変わってくるとのこと。「歯ブラシに加え、若い方にはフロス、歯茎のすき間ができてくる中高年層には歯間ブラシ、矯正経験がある方にはタフトブラシが適しています」と、選び方の具体的なアドバイスを紹介してくださいました。
pecoさんは、半年に1回、定期的なメンテナンスとホワイトニングに通っているそう。「“歯、白いね”って言われるとやっぱりうれしいですよね」とにっこり。イベント中には、お子さんとの歯磨きタイムについても触れ、「ばい菌さんがお家作ってるから急いで!急いで歯磨きして!」と、歯磨きを楽しみながら習慣にされているとのこと。また「サメは歯がなくなっても生えてくるけれど、人間は1回しか生え変わらないからしっかり歯磨きをして歯を守っていこう」と伝えているそうです。
女性ホルモンとお口の関係 ―マイナス0歳から始める虫歯予防

イベント開催にあたり、AERAでは事前に読者から質問を募集。イベント内で、読者の方から寄せられた質問に、pecoさんと加藤先生が答える時間がありました。読者の方からの質問には、女性のホルモンバランスとお口の関係についての質問が多かったそう。加藤先生は「ホルモンバランスの変化で歯周環境も揺らぎます。妊娠中は歯茎が腫れやすいです。また、更年期には唾液が減少し、虫歯のリスクが高まります。だからこそ信頼できる“かかりつけ歯科医”を持って、定期的なチェックを受けてほしいですね」と回答されました。
子どもの虫歯予防についての質問も。加藤先生は「虫歯菌の感染リスクは生後19〜31ヶ月の“感染の窓”と呼ばれる時期に集中します」と解説。「子どもを虫歯から守るためには、周囲にいる大人の虫歯菌を減らすことが重要です。お子さんが生まれる前からの“マイナス0歳”から虫歯予防を始めることが大切なんです」と、家族が一体となった意識改革の大切さを呼びかけました。

pecoさんは「思っているよりオーラルケアは難しくないんだなと感じました。気負わずに、自分に合ったケアを続けていきたいですね」とコメント。加藤先生は「歯科医院も、治療を受ける場所ではなく、メンテナンスの場として気軽に通う場であると考えてほしいですね」と強調し、「歯科医院では、患者さんに合ったケアの方法も教えてくれます。ぜひ、歯医者とうまくお付き合いをしながら大切な歯を守ってください」と呼びかけ、イベントは大盛況のうちに終了しました。
スキンケアをするようにオーラルケアを

きれいな歯は、第一印象にも大きな影響を与えます。スキンケアをするように、歯にも栄養を与える。『アエラボ2025』は、そんな新たな気付きに出会えたイベントでした。オーラルケアは、歯の健康や美しさの維持のためだけに行うのではなく、自分らしさや前向きな気持ちをもたらす自分メンテナンスでもある。オーラルケアについて熱心に耳を傾ける参加者の横顔を見ながら、そんなことを強く感じた1日でした。
<出演者プロフィール>

peco さん
タレント/ブランドプロデューサー
1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に絶大な人気を集め、パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気を博し、自身のアパレルブランド「Tostalgic Clothing」のデザイナー兼プロデューサーも務める。2024年には第16回ベストマザー賞芸能部門を受賞し、初のエッセイ「My Life」(祥伝社)は4万部を超えるヒット作品となった。

高輪歯科 加藤正治 院長
1990年東北大学卒業。歯学博士。98 年、高輪歯科(診療部門)開設と同時にハイドロキシアパタイトによる歯のケアに関する臨床研究を開始。歯科医療従事者を対象にした講演会・セミナー・執筆活動を国内外で積極的に行っている。診療室では一人ひとりのリスクを分析した「未来の健康」を発信している。

木村恵子 さん
「AERA」ブランドプロデューサー
1999年、朝日新聞社入社。新潟・千葉支局で、警察や行政などを取材。2004年から「AERA」編集部。ライフスタイル、女性、子育て、教育、働き方、世代格差などを幅広く取材。14年から副編集長。22年4月から「AERA」編集長。25年4月から「AERA」ブランドプロデュ―サー。
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