どうせ読むならポイント貯めない?

【辛酸なめ子の東京アラカルト#73】サステナブルなイメージにチェンジした「H&M」が銀座で再始動。

2,300 YOU
  • 東京バーゲンマニア
  • |

コーヒーショップの横には、インテリアのライン「H&M HOME」のアイテムが。結構高級感あります。

一回撤退した「H&M」が、また銀座に復活、という明るいニュースが。

以前は銀座の中央通りにあったのが、2018年に閉店。国内の店舗も次々閉店し,このまま撤退するのかと思いきや、2023年5月、今度は銀座2丁目の「エストネーション」跡地に「H&M 銀座並木通り店」が再オープンしました。物価や電気代が上昇している今、日本人がコロナ前以上に、安いファストファッションを求めるようになった需要を見込んでいるのでしょうか。

世界的にも珍しいコーヒーショップ併設の店舗

向かいは「Loft」という、人通りが多いスポット。1階から3階までの3フロアで、レディース、メンズを展開しています。

久しぶりのH&M、期待しながら行ってみました。

フレーバーコーヒーとチョコクッキーで癒しのひととき。イートインコーナーは期間限定だそうですが常設してほしいです......。

この新しい店舗で話題なのが、1階のカフェ。コーヒーショップ併設の店舗は世界的にも珍しく、他にはドイツ、スウェーデンしかないそうです。

オーガニックコーヒーやフレーバーラテは300円前後という安さ。銀座でこの価格でコーヒーを飲めるのはありがたいです。クッキーは400円でわりと食べごたえかあるサイズ感。インポッシブルチョコチャンクというクッキーの名称に惹かれて原材料を見たら、国産の小麦粉にブラウンシュガーに、なぜかビタミンまで入っていて体に良さそうです。今までのH&Mの大量生産で安い素材感のイメージが変わってきているのかも,とクッキーを見て予感しました。

H&Mマジックに包まれて、次々と春夏アイテムを購入

1階には机と椅子が並ぶ期間限定のイートインスペースも。レジでオーダーし、ふと後ろを見たら、そっくりの店員さんがもう一つのカウンターにいて、半ば頭がパニックに。たまたまなのか、それとも不思議現象なのか......。目をこすりながら何度も見ていたら壁が鏡になっていることに気付きました。鏡だと一見気付かない感じになっていて、写っている座席も2倍で奥行きが広く感じられます。さっそくH&Mマジックにかけられたようです。

「H&M」×「ミュグレー」が期間限定で1階に並んでいました。かなり布面積が少ないです。

オープン直後、1階には「ミュグレー(MUGLER)」のコラボレーションコレクションが並んでいました。かなり激しいボディコン系衣装で、カーダシアンファミリーしか着こなせなさそうですが、感度が高そうなお客さんが購入していました。オープンして数週間後にまた行ったら、1階はH&Mのレディースの新商品が並んでいました。

レディースの新商品。リネン素材が人気のようです。

2階はレディース、3階はメンズのコーナーで、値段の表記を見るとやはり期待通り安いです。Tシャツは599円から。キャップは799円で買えます。レディースのリネンのシャツが2999円、リネン混のパンツが2999円など。リネンは麻の中でも柔らかくて高級な素材ですが、この価格で買えるとは。

サステナブルに管理された森林の木材を原料とした天然由来の素材、Viscose。

H&Mは化繊が多いイメージがあったのですが、素材の表記を見ると、他のアイテムもオーガニックコットンだったり、リサイクルポリエステルだったり、サステナブルな素材でできているものが多いです。「サステナブルに管理された森林の木材」が原料のビスコースという素材の服もありました。ファストファッションは地球の環境に負担をかけていると言われていますが、最近のH&Mは環境負荷の少ない循環型ファッションを目指しているようです。クローゼットの中にある、かつてのペラペラした素材のイメージが変わりました。

レディースのフロアに行くとリネンのアイテムが次々と売れていきます。私もついリネンのものばかり何点も購入。それでもお会計は9000円くらいで地球にもお財布にも優しいです。

メンズコーナーもバリエーションが充実。北欧センスが感じられる絶妙な色合いです。

デニムは、古着などからできた再生コットンの風合いがいい感じです。

銀座でH&Mの大きな紙袋を手に,満足感に浸っていたら、ハイブランド、ボッテガ・ヴェネタの袋を持った中国人らしき海外観光客の方々と遭遇。敗北感がよぎりましたが......今は景気が良くなるまで、しばらくプチプラの恩恵にあずかりたいです。経済を小さく回し、無理のないサステナブルを目指します。

辛酸なめ子

東京都生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。近著に、『ヌルラン』(太田出版)、『タピオカミルクティーで死にかけた土曜日の午後』(PHP研究所)『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)『愛すべき音大生の生態』(PHP研究所)などがある。

実は損している?

ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?

YOUの気持ち聞かせてよ!

いいね いいね
ムカムカ ムカムカ
悲しい 悲しい
ふ〜ん ふ〜ん
NEWS一覧へ
PeXポイントで賞品を当てよう!

ポイント ポイント獲得の流れ

ポイント獲得の流れ

ポイント ルール・注意事項

ポイント獲得!!